ダッタフォーリャが2~3日に行った最新調査で、国民の3分の1がベネズエラの政治的、社会的危機について知らないことがわかった。同国の問題は現地紙でも連日のように報じているもののひとつだが、35%が知らないという。また、仮に同国のマドゥーロ政権に対して軍事介入を行うとなった場合、「ブラジル軍を派兵すべきだ」と考えている人は43%で ...
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東西南北
ダッタフォーリャの調査によると、ボルソナロ大統領が1月に銃所有のための規制を緩和する大統領令を出したにもかかわらず、国民の銃への警戒心はむしろ上がっている。やはり、3月に起きたスザノの州立校での無差別テロや、ボルソナロ政権への支持率低下が影響しているのだろうか。また、今回の調査で、警察官に対する国民の恐怖心が高いこともわかった ...
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BS朝日「皇室スペシャル」番組が、67年にサンパウロ市内のサンタ・カーザ病院を皇后陛下(当時、皇太子妃殿下)がご訪問された際に、出会われた芹口マリリ百合子さんを探している。芹口さんは当時10歳で小児麻痺を患っていたが、十数回の手術を受けて歩行を回復し、美容師として働けるまでになったという。その間、皇后陛下は大使館などを通じて温 ...
続きを読む »もはや「イロモノ政治家」まで大統領よりまとも?
10日付フォーリャ紙に非常に興味深いインタビュー記事が掲載された。それは、元ポルノ男優として知られる一年生下院議員アレッシャンドレ・フロッタ氏のものだが、ボルソナロ大統領の熱心な支持者として知られた彼が、同大統領ならびに同政権を批判する発言を行なったのだ▼フロッタ氏はかねてから極右主義者として知られ、ボルソナロ氏の大統領選を支 ...
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9日、ブラジル・サッカー連盟は、6~7月にブラジルで開催されるコパ・アメリカでのセレソンの第2ユニフォームを発表した。それは、おなじみの黄色と緑のユニフォームの黄色の部分が白に、緑の部分が青になった、ちょっと懐かしい感じのものだ。それもそのはず、これは1952年までセレソンが使っていたユニフォームで、1919年にセレソンが初の ...
続きを読む »自然の脅威と人間の無力さ
8日夜、リオ市を襲った雨は22年ぶりの豪雨となり、10人の犠牲者を出した。今回の豪雨では、土砂や倒木、車まで巻き込んで流れる濁流のすさまじさや、土砂崩れで倒壊する家屋を映す映像などに何度も息をのんだ▼特に衝撃的だったのは、娘夫婦の旅行中、孫を預けられた女性が、女児を連れてフェスタに行き、タクシーで帰宅する途中、土砂崩れで立ち往 ...
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4月に入り、本来ならもう雨季も終わっているはずなのだが、ここ数日は、大雨のあったリオのみならず、サンパウロ市でも雨季さながらの雨が降り続いている。サンパウロ市では9日の時点で4日連続で雨が降り続いたことになる。同日午前9時現在の主要水系の降水量をみても、今月の累積はすでに50ミリを超えており、2月や3月と変わらないペースで雨が ...
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日本のプロ野球チーム、高知ファイティングドッグス(FD)は、来年6月にサルバドール在住のブラジル人、アレサンドロ・フレイタス・デ・ミランダさん(16)を研修生として受け入れる。同地の貧困地域のブラジル人が日本の野球団に入るのは初めて。FDは、これまでにも海外の若者に夢を与える活動を続けており、“ブラジル移民の祖”水野龍の孫、水 ...
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ダッタフォーリャの調査で、大統領就任100日目での支持率が過去の大統領に比べて低いことが明らかになったボルソナロ大統領。こうした支持率の低さは、これに先駆けて行われた他の調査機関の調査でも似た結果が出ていた。だが、大統領本人は意に介さず、「最初の100日間で予定していたことの95%をやることができた」と自信を持って語っている。 ...
続きを読む »ボルソナロ政権、最初の100日で分かったこと
▼スタートダッシュに失敗したボルソナロ ボルソナロ政権はスタートダッシュ(最初から全力疾走)をするはずだったのに、逆に失速している。 ブラジルの場合、大統領は1月1日に任命されて働き始めるが、連邦議員が就任するのは2月初めで時差がある。さらに、この国の呆れた習慣の一つは「カーニバルが終わらないと新年が本格的に始まらない」 ...
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