コラム

  • 東西南北

     ここ連日報じているサンパウロ大都市圏スザノ市の州立学校での無差別テロ事件は、事件から数日を経てもブラジル社会に深い爪痕を残している。その最中、海を遠く隔てたニュージーランドのクライスト・チャーチ市で

  • 大耳小耳

         ◎  俳誌『朝蔭』472号が2月に刊行された。《白服で波跳ぶ人等リオの浜》(小林恵美子)は大晦日のコパカバーナ海岸か。年越しの花火を楽しんだ後、波間で願をかける姿が詠み込まれている。《舞台に

  • 東西南北

     13日午後、サンパウロ市中央部ブラスの商業地区で火災が発生した。発生したのは午後4時30分頃で、オリエンテ街123番地にあるビルが全焼した。他の建物への被害はなかったが、このビルから立ち上った黒煙は

  • 一番お世話になった祖母、叔父と

    特別寄稿=日系三世として生まれた私の決意=林ジェオバーナあより

     私がブラジルに来る決意をしたのは、大学4年生の就職活動をしていた時でした。就職活動をする前までは、私は教員を目指していました。  しかし、4年生の5月に実際に教育実習に行って、教員という仕事がいかに

  • 生前のマリエーレ氏(Guilherme Cunha/Alerj)

    「マリエーレ事件の謎と奇遇」の今後の展開は?

     12日、事件発生1年を直前にしたタイミングで、リオ市会議員マリエーレ・フランコ氏の殺害実行犯が逮捕された。だが、「これで解決」ではなく、むしろ、これからの展開が注目だ▼思えば殺人事件に関して、マリエ

  • 東西南北

     12日、ブラジルのネットでは「コインシデンシア(奇遇)」という言葉が飛び交った。それは本面でも報じたように、マリエーレ・フランコ氏を殺害した容疑者の一人はボルソナロ大統領の隣人で、互いの子供が交際し

  • 大耳小耳

         ◎  椰子樹社(多田邦治代表)が発行する歌誌『椰子樹』379号が編集部に届いた。《母逝きし齢にあと三年なりやわらかに曇る庭にバラ散る》(寺田雪恵)にはしんみりさせられる。《遠き路虫の知らせか

  • 東西南北

     明日14日は、ブラジルのみならず、国際的な話題にもなったマリエーレ・フランコ氏の殺害事件からちょうど1年。その1周年まで2日残した12日に、実行犯と疑われている容疑者2人が逮捕された。先日のリオのカ

  • 大耳小耳

     ジャパン・ハウス(マルセロ・アラウジョ館長)は、講演会「日本食における麺類の多様性」を21日午後7時から、同館(Avenida Paulista, 52)で行う。高級日本食レストラン「藍染」の料理人

  • 東西南北

     「ブラジルはカーニバルが終わらないと年がはじまらない」とは、昔からよく言われているが、今年のサンパウロ州議会は、15日にようやくスタートする。今年からはじまる同州議会では、ジョアン・ドリア州知事の民

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