コラム
-
大耳小耳
蜂鳥誌友会(富重久子編集兼発行人)の俳誌『蜂鳥』345号が編集部に送られてきた。《春雷は忍者のごとし四方より》(井上人栄)には、まったく共感。今年は「雨、雨、雨、ときどき雷」の日が異様に多い。人知れ
-
特別寄稿=ブラジルに於ける日系人社会=消えていく日本人会、その後に残るものは=ブラジル和歌山県人会=会長 谷口ジョゼー眞一郎
まず予め注意しておきますがこの一文は私の視点であり、異なった見解をもつ者がいてもおかしくない。しかし、ここに記した文章は架空の論で無く私自身の生涯で体験した証言である。 ブラジルに移住した日本人は
-
県人会は一世と共に滅びるべきなのか?
47都道府県人会はいつまで揃っているのか――ブラジル日本都道府県人会連合会の役員会の呼びかけで2月23日に行われた「京都会の昼食会」を取材しながら、そう考え込んだ。 その時、鹿児島県人会の上園モニ
-
東西南北
リオ州のウィルソン・ヴィッツェル知事は、国際女性デーの前日の7日、「マリア・ダ・ペーニャ法で告発を受けた男性は、リオ州の公的機関の委員会の役職者に指名できない」ことなどを決めた条例を裁可し、官報に掲
-
「健康な長生き」をするために=パロディーから学ぶ生活習慣改善=病の深い意味に気づき、自己実現を目指す医療=サンパウロ市ヴィラ・カロン在住 毛利律子
いま超高齢化社会の医療問題は、世界的に深刻である。日本でも、「少子高齢化と人口減少」による人口動態の変化がおき、最も緊急な課題として「社会保障の課題―年金・医療・介護」、「現行の医療制度、国民皆保険
-
大耳小耳
日本国外務省はカーニバルに関する注意喚起をしている。今週末9日(土)、10日(日)もリオやサンパウロ、サルバドール市内などにおいて、多数のブロッコ(街中でのカーニバル集団)が予定されている。中でも、
-
両国繋ぐ新2大橋建設推進へ=ブラジル大統領がストロエスネル称賛=パラグァイ在住 坂本邦雄
ブラジルのボルソナロ大統領は2月26日、イタイプー双国水力発電所建設の大事業を実現した当時のブラジル歴代の軍事政権の功績を挙げ、その相方であるパラグァイの独裁者アルフレッド・ストロエスネルも大いに称
-
東西南北
6日に行われた「アプラソン(審査結果発表)」の結果、今年のリオのカーニバルのスペシャル・グループのエスコーラのデスフィーレ(パレード)は、古豪マンゲイラが優勝した。優勝は3年ぶり20回目。今年のマン
-
大耳小耳
先月の『ピンドラーマ』誌で久々に「白州太郎のカメロー万歳!」を読み、編集部でちょっとした話題に。ブラジルで路上起業した筆者の話だが、ぶっ飛んだエピソードが披露される度に「この日本人って何者?」と記者
-
ユーチューブから始まった政治活動
「若手日系人の集い」で初めて知ったが、政治とは無縁だったキム・カタギリ連邦下議(23歳)が、社会問題に関心を持つようになったキッカケは、高校の授業で取上げられたボウサ・ファミリアだった。「国の発展の