ペルナンブッコ州オリンダのカーニバルは、全国のカーニバルの中でも際立って大きな人形の行進で有名だが、今年は、その人形の中に物議を醸しそうなものがある。それはボルソナロ大統領のものだ。人形は「その時々を象徴する人物」が選ばれる傾向があり、新任大統領は本来なら妥当な選択肢のはずだが、問題は選挙時に拒絶率が高かったこと。とりわけ、ペ ...
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大耳小耳
ブラジル日本文化福祉協会は6月23日(日)に開催する「白寿者表彰式」に向けて、今年度に満99歳(1920年、大正9年生まれ)を迎える該当者を探している。該当者がいる場合には、最寄りの日系団体に連絡するか、直接に文協事務局(TEL=11・3208・1755、Eメール=site@bunkyo.org.br)まで連絡すること。連絡が ...
続きを読む »歌と人生、世代交代
21日付ジョルナル・ニッパク(弊紙ポルトガル語版)に、16~17日に開かれた第25回サンパウロ州選抜カラオケ大会(通称パウリスタン)の記事が掲載された。4頁は弊紙記者の記事で開会式などが中心、12頁は外部からの特別寄稿で、2日目のグランプリなどが中心になっている▼記者やテーマが違うと筆の運び方も違うと思いながら読む中、グランプ ...
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調査団体CNTが26日に発表したところによると、ボルソナロ政権に対する国民の評価は、「よい」が39%を得、「悪い」の19%を2倍近く上回っていることがわかった。さらに「テメル政権より良い」は55・4%、「ジウマ政権より良い」が55・9%となっている。こう言うといかにも支持率が高いようにも見える。だが、その一方で、就任2カ月の時 ...
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ブラジル日系熟年クラブ連合会(上野美佐雄会長)が発行する『ブラジル老荘の友』2019年2月号には、副会長の中川浩巳さんの「私は今」との体験談が出ていた。なんと3回も命に関わる大病をしたという。1回目は胆石。車をぶつけて胸を打ったのでレントゲンをとったら、偶然胆石を発見したとか。手術で取り出したら、なんと《真っ黒い人差し指の爪の ...
続きを読む »増加中のサソリに注意を!=在ブラジル日本国大使館 参事官兼医務官 岡本洋幸 医学博士 ICD(インフェクションコントロールドクター)
世界中には約1500種類のサソリがいて(注1)、約30種類に危険があるとされています(注2~5)。ブラジルには約160種類のサソリがいます。 ブラジルでは、森林破壊が進んだ結果、都市部にもサソリが侵入しています。 ブラジル国内では、Tityus属ブラジリアンイエロースコーピオン(体長5cm程度)が一番猛毒です。単為生殖で、 ...
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23日からサンパウロ市でカーニバルのブロッコによるパレードがはじまり、いよいよカーニバルの季節到来となってきている。開催場所は各地でまちまちだが、23日の南部イビラプエラで行われたものにはベテラン歌手のアルセウ・ヴァレンサ、24日に北部アニェンビで行われたものには、ここ最近の大ヒット曲「ジェニフェル」で一躍有名になった若手歌手 ...
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在日ブラジル人向けコミュニティ雑誌「Alternativa」を2000年に創刊した田井博基リカルドさん(日伯友愛社長)の話が、日伯協会(三野哲治理事長、神戸所在)の機関紙『ブラジル』19年新年号に掲載されていた。インターナショナルプレスなど大手ポ語新聞が続々と印刷版から撤退してサイト中心になるなか、紙のポ語メディアとして続いて ...
続きを読む »元隠れキリシタンが作った保和会の役割
「保和会がもうなくなるかもしれない」―そんな噂を聞いて愕然とし、関係者を急いで探した。 保和会といえば、福岡県三井郡大刀洗町今村出身者で、元隠れキリシタンの青木家、平田家らが中心になって作った親睦会だ。1960~70年代には、平田ジョン進連邦下議の選挙応援で大活躍した。平田進の両親の出身地が今村だからだ。本田保神父の「保」と ...
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「幽霊候補(ラランジャ)」問題で揺れる社会自由党(PSL)。これまでペルナンブッコ州、ミナス・ジェライス州で問題となっていたが、今度はリオ・グランデ・ド・スウ州でも問題が発生した。それは同党で上議に立候補した企業家のカルメン・フローレス氏が、公金の政党支援金を、自身の娘や孫、自分の企業に横流ししていた疑惑が発覚した。フローレス ...
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