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コラム

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東西南北

 自動車大手フォード社のサンベルナルド・ド・カンポ工場の閉鎖は、大きな波紋を投げかけている。同工場は大サンパウロ市圏の自動車工場の中でも長い歴史を持つ。フォードの人気車「フィエスタ」を製造していたところだった。21日付アゴラ紙によると「父があの工場で働いているのを誇りに思っていたから」と、親子2代に渡って同工場で働いていた人や、 ...

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大耳小耳

 今週に入り、3つの日本からの研修団が立て続けに来伯している。どの団体も大学生が中心で、日本の冬休み時期だからだろう。驚いたのは、団体のほぼ9割以上が女性参加者なこと。日本の場合、女性の方が男性よりもグローバル思考が高いとは最近よく言われるが、今回の女性率の高さからも頷ける。また、デカセギ子弟の日系人も何人かおり、自分の経験から ...

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「極右」を通り越して「王朝の権力争い」

カルロス氏(左)(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)

カルロス氏(左)(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)  1月中旬からのボルソナロ政権のつまづきがお粗末だ。それを引き起こしたのはボルソナロ大統領自身ではない。それを起こしたのはまぎれもなく、彼の息子たちだ▼つまづきの発端となったのは長男フラヴィオ上院議員の、リオ州議員時代の幽霊職員の ...

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東西南北

 この1週間近く、ブラジルの報道の話題を独占しているグスターヴォ・ベビアーノ氏。ボルソナロ氏を社会自由党(PSL)に誘い、大統領選の参謀まで努めた重要人物だけに、ボルソナロ氏および一家に関しての内部事情に人一倍詳しい。その人物を敵に回したのは非常にまずい展開だ。その報復とも言える行為は19日の録音暴露でいきなり牙を剥いた。同氏は ...

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大耳小耳

 週末案内の24日が、県人会の総会だらけだ。なんと8つの県人会が総会を同日開催。他の週末には2つの県人会で行われる程度だったので、この重なり方には驚き。念のため昨年に同様のことがあったか確認してみると、2月の第4日曜日に5つの県人会の総会が集中していた。5つの県人会は今年も2月の第4日曜日に総会を行うので、この時期に行うのが恒例 ...

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東西南北

 グスターヴォ・ベビアーノ氏更迭で揺れるブラジル政界と、ボルソナロ大統領の社会自由党(PSL)。べビアーノ氏同様に、同党ミナス・ジェライス州支部長のマルセロ・アルヴァロ・アントニオ観光相にも幽霊候補擁立疑惑が向けられている。同党から同州議選に出馬した際に政党基金から出た選挙助成金を横流しするよう命じられたと主張する女性が、「アン ...

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大耳小耳

 今週末23日(土)に催される、戌年生まれが集まるワンワン会(平崎靖之会長)の『新年会』で、参加者を募集している。一人一品持ち寄りで、参加費30レアル。既に紙面でも案内したが、もっともっと申込みが欲しいとのこと。当日は午前11時から東洋会館(Av. Liberdade, 365)で開催する。戌年生まれの人のみならず、その家族、友 ...

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東西南北

 15日夜、大サンパウロ市圏一帯で強い雨が降り、各地で大きな被害が出た。サンパウロ市では128本の落木と59の冠水、78の土砂崩れを記録した。市近郊サンカエターノ・ド・スウ市では12メートルもの大木が倒れ、民家2軒の一部を破壊する事故も起きた。この雨で大サンパウロ市圏の主要6水系で、いずれも今月の降水量が150ミリ以上を記録。水 ...

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インディオから学び共生する戦後移民、山木源吉

山木源吉さん

 「インディオは猿を食べる。どうやって食べるかといえば、そのまま焚火にくべて丸焼きにするんだ。最初、毛が焼ける臭いがして、腹がプクーッて膨らんで、ポンって弾ける。そのうち頭が焼けてきて、歯をむき出したような顔になるんだ。正直って食べる気しないけど、皆と一緒に食べたよ、もちろん。他に食べるものないんだから」――インディオに憧れて移 ...

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軍政時代の生々しい話

 ある日の午後、陸軍予備役大佐の京野吉男氏を取材していたら、軍事独裁政権時代の話になった。当時の話はタブー視されている印象なので、このように聞くのは初めてだった。  軍政時代は1964年に始まり、85年まで21年間続いた。現在83歳の京野氏は、当時30代、40代。まさに軍人として全盛期だった。  軍政時代は一般的に「クーデター」 ...

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