ホーム | コラム (ページ 170)

コラム

➡【無料朝刊サービス登録】緊急対応の無料PDF版へのリンクに加え、毎日の新しい記事の見出しだけを、本文ページへのリンクをつけてメールで無料配信しています。メールアドレスを書き込み、「申し込み」ボタンを押すだけです。メールチェックのついでに気になる記事をクリック!

大耳小耳

 ジャパン・ハウスは、新展示「犬のための建設(Architecture for dogs)」の開催に合わせ、同展をデザインしたJH総合プロジューサーの原研哉氏を招聘し、19日(土)午後3時から講演会を行う。同時通訳あり。また、JH開館2周年を祝して4月に開催予定の展示の空間藝術を手掛けるビジュアル・デザイン・スタジオWOWから2 ...

続きを読む »

稀代の「至高の総統」振り返る=「東方の三博士の日」1月6日に=パラグァイ在住 坂本邦雄

ホセ・ガスパール・ロドリゲス・デ・フランシア(Alfredo L. Demersay [Public domain], via Wikimedia Commons)

 カトリック教国のパラグァイでは、クリスマスのプレゼントを、親しい者同士の間で交換するのに加えて、新年の1月6日は、各家庭で「東方の三博士」の贈物を待ち侘びた、幼い子供達の歓喜の声で朝が明けるのが、微笑ましい習わしである。  その起源は、「博士」あるいは「賢者」と呼ばれるメルキーオル、バルタザールとガスパールの3人の占星学者達( ...

続きを読む »

夫とは好対照な夫人のイメージ

就任式でのミシェレ氏(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 元旦の大統領就任式で、ボルソナロ大統領夫人の株が随分上がった。表に出てきはじめたのが大統領当選後と間もなく、「福音派との結びつきが非常に強い人らしい」という情報しか入ってきていなかった▼だが、そんな彼女がたちまち国民の記憶に残ることを行なった。それが大統領就任式で行なった手話パフォーマンスだった。大統領の就任式で夫人がスピーチ ...

続きを読む »

東西南北

 サンパウロ市のブルーノ・コーヴァス市長が、何人かの局長の入れ替えを行った。その中で最も注目されているのは、エドゥアルド・アレッシャンドレ・シュナイデル氏に代わって新たに迎え入れられた、新教育局長のジョアン・クリ・ネット氏だ。クリ氏は、マルシオ・フランサ前サンパウロ州知事時代に州の教育局長をつとめていた人物だ。同氏はジョアン・ド ...

続きを読む »

大耳小耳

 俳誌『蜂鳥』344号が刊行された。《思ひ出せぬまま初夢の失せにけり》(富重かずま)は、皆に心当たりのある体験。《忘れてたお金見つかる春の服》(伊藤みち子)は、仕舞う前に洗濯をしていたら紙幣がバラバラになっていたかも。《春霞喉元過ぎてラヴァジャット》(高橋紫葉)では、春が来てポカポカして、もう自分は第十部「喉下過ぎて熱さを忘れ」 ...

続きを読む »

コロニア語考=移民の知恵=中田みちよ=(5・終わり)

保久原ジョルジ『臣民』

 では、最近の「ブラジル日系文学」のコロニア語の混入度はどんな具合なのでしょうか。  最新の59号(2018年)、戦後の力行会青年移民の随筆を手にとると、インテルホーネ、ビッコ(アルバイト)、ピンゲイロ、カシャセイロに混じってイケメン、リーダー、ウオーキングなど最近のカタカナ語が混じっています。この地特有の名詞、たとえばピンガや ...

続きを読む »

日系社会にとって2019年はどんな年か?

今年60周年の節目を迎える援協の大黒柱、日伯友好病院

 日系社会にとって、2019年はどんな年になるのか?――ブラジルではボルソナロ新大統領が就任した一方、日本では平成の世が30周年を迎え、5月に改元するという大きな節目にある。  四世ビザ制度が軌道に乗れない中、34万人もの外国人労働者を受け入れる方向に日本政府は大きく舵を切った。日系社会は否が応でも、両国の動向に大きな影響をうけ ...

続きを読む »

東西南北

 7日、ブラジリアの洋服店の店員が連邦検察庁に対し、ダマレス・アウヴェス人権相に対する捜査を求めた。事の発端は4日、この店員がつとめている洋服店にダマレス氏が青い服を着て現れたことだった。前日に同氏が「男の子は青い服、女の子はピンクの服を着るべき」と言ったビデオが流れていたのを知る店員が、「矛盾しているのでは?」と尋ねたら口論と ...

続きを読む »

大耳小耳

 俳誌『朝蔭』第470号が12月に刊行された。昨年は底といえる景気の悪さだったゆえ、《がまんして生きる他な年の暮れ》(清原エミリア)は静かな共感を呼ぶ作品。そんな大変なときだからこそ、一所懸命に年忘れをする姿を描いた《スマホ置き食べて唄って忘年会》(石井かず枝)は納得できる句か。《孫子等の学費に植樹親心》(栃沢秋穂)は、15年、 ...

続きを読む »

コロニア語考=移民の知恵=中田みちよ=(4)

ジャブチ賞を受けた『NIHONJIN』

 選集②を編集した清谷益次はこう解説しています。 「この時期は古い移民(準二世など)が、創作に勢いだった時代でもある。彼らの小説を書こうとする意識の底には自らが経てきた理不尽(自分意志によらず運び込まれた環境とそこで余儀なくされた生活)な道程を何者かに向かって訴えたい、知ってもらいたい、知らしめたいという渇望のようなものが創作に ...

続きを読む »