今年もあと、もう数日で終わるが、それと同時にテメル政権も終了する。ただ、そのことに着目している人は、もう既にメディアでもかなり少ない▼思えば、この政権ほど地味で不人気な政権もなかった。元々が副大統領で、ジウマ政権崩壊の危機のタイミングで寝返り。法的な違法性こそないものの、「裏切り者」「労働者党(PT)よりも汚かったのはおまえた ...
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東西南北
「2019年の経済に希望的観測が出ている」との報道はここのところ頻繁に耳にするが、ジョアン・ドリア次期知事の下でサンパウロ州財務局長に就任する予定のエンリケ・メイレレス氏も、「来年のサンパウロ州財政は確実に成長する」「増税をする必要もなく、州財政はあがる」と強い自信を見せる発言を行っている。テメル政権下の財相として国の財政建て ...
続きを読む »様々な違いは豊かさの源泉
25日夜、フランシスコ法王がクリスマスメッセージの中で、国籍や文化、宗教、人種、思想などの違いを超えた友愛を説き、「我々が持つ違いは欠陥や危険の源ではなく、豊かさの源泉だ」と語ったとのニュースを聞いた。法王は、愛がなければ、どんなに優れた計画やプロジェクトも、空虚で魂のこもらないものになりうると説き、ベネズエラやニカラグアでの ...
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21日夜をもって、ブラジルは夏に突入した。夏に入る数週間前からかなり暑くなっているが、予報によると、この夏はエル・ニーニョ現象の影響を受け、平年より暑い夏になることが予想されている。近年で暑い夏というと、サンパウロ州を水危機に陥れた2013~14年の夏のことを思い出すが、今年は幸い、あの年とは違って、春先の降水量が多かったので ...
続きを読む »中南米で台湾と国交絶たせる?=多額ドル投資の裏で中国が狙うもの=パラグァイ在住 坂本邦雄
黒人の望みは明らかだ。ドミニカのメレンゲ(西インド諸島の踊り)がそれを大へん優雅に暗示している。 中国人の場合は、余りハッキリしないが、調べれば判らない事はない。 中国は、サルバドル及びパナマに多額のドル投資を行なっている。 これは最近、両国は国情の不安定化と危機に見舞われていると言うのに、何故なのか? 実は、中国は2 ...
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本面で報じているように、最高裁のアウレーリオ判事の出した判断は、ブラジルを19日の日中から夜にかけて騒然とさせたが、トフォリ長官が事態を収拾することとなった。皮肉にも、元々、「ルーラ元大統領に最も関係が深い」と言われていたのが同長官で、年齢も最高裁内では下から2番目と若い。16年11月の「2審判決後に刑執行か」の審理の時も、1 ...
続きを読む »大耳小耳
『ブラジル岐阜県人会便り』327号が11月に刊行された。長屋充良会長宅で11月24日、忘年会をかねて、来年の県連日本祭りで出す郷土食の試食会も行われたそう。NHKドラマ『半分、青い!』で有名になった「五平餅」と「鶏ちゃん」が振る舞われて好評を博した。そのほか、タコ焼き、牛肉串焼き、わらび餅、栗粉餅なども予定されているとか。この ...
続きを読む »「ボヘミアン・ラプソディ」とブラジル
今、世界で「話題になっていない国はない」と思えるほど大ヒットしている映画が「ボヘミアン・ラプソディ」。英国の世界的任期ロックバンド、クイーンの伝記映画だ▼なんでも日本では、公開から5週間が過ぎても、普通、1週ごとに落ちるのが当たり前の動員が、同じかそれ以上のペースで推移するという異常事態が起き、テレビの一般のニュースでも頻繁に ...
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昨日に続き、次期サンパウロ州選出下議アレッシャンドレ・フロッタ氏(社会自由党・PSL)と社会主義自由党(PSOL)との対決の話を。18日は地域選挙裁判所が各州で当選議員らの認証式を行ったが、PSOLのモニカ・セイシャス次期下議が壇上に上がって書類を受け取ろうとした際、党協力者で政治活動家のジェズス・ドス・サントス氏も一緒に壇上 ...
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『ブラジル日系文学』第60号では、本紙で掲載した突撃ルポ「ジョアン・デ・デウスの館」の読後、実際にゴイアス州アバジニアの同館に行った際の体験記「アバジニア」(山本紅)が掲載されている。《不思議なのは夜、館上空の写真を撮ると青い玉や、黄色、赤などの色がちりばめられていること。他の場所でいくら写真を撮ってもそれは現れないし、携帯の ...
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