21日夜、サンパウロ市南部イタイン・ビビの日本料理店「JAM」で、寿司職人の男性が突如暴れだし、包丁2本を手に持って、その場にいた従業員や顧客など50人ほどを相手に威嚇行為を行った上、同僚の1人の首にきりつけて怪我を負わせた。店からの通報で駆けつけた警察が説得を行ったが、なおも危険な状態が続き、さらに男性が警官のひとりをも襲お ...
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大耳小耳
カオリンとは鉱物資源の一つ。陶磁器やセラミック、耐火物、ガラスなど窯業の主要原料のほか、製紙原料としても使用されている。同書によれば、堀井さんの母が死に際に家を建てたいと指差した小高い丘に、後年になって堀井さんが家を建てようとしたところ、カオリンの鉱脈を発見したとか。当初は、カオリンを販売するのに詰める袋もなく、捨ててあった養 ...
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19日に日本で起こった、ルノー/日産自動車会長のカルロス・ゴーン氏逮捕は、ブラジル人ということもあり、ブラジルでも話題にはなっている。ただ、現地紙などの報道を見ていると、国内での日産自動車のシェアがそこまで上位でないこともあってか、その扱いは「日本で有名なブラジル人」というニュアンスが強く、事件の内容そのものよりも「この逮捕報 ...
続きを読む »「明日でいいや」は通らない
日曜朝、パンを買いに出たら、隣人が「Sさんが昨日亡くなった」と教えてくれた。1時から埋葬と言うので、帰りに墓地の住所を聞き、葬儀に駆けつけた。Sさんは以前参加していた会館の会員でもあったため、葬儀には顔見知りも多かった▼だが、その中の一人が「これからOさんの葬儀にも行くが、一緒に行くか」と聞いてきたので、急遽同行。「同じ日に昔 ...
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本紙読者にもファンが多い『夏の蘭展』(サンパウロ蘭協会主催)が明日23日(金)から、東洋街の文協ビル地下1階にある新しい「文化スペース」で開催される。今年も多くの珍しい立派な蘭が展示されるほか、午前10時、午後2時、午後4時に蘭についてのワークショップが行なわれる。開場時間は24日(土)午前9時~午後7時、25日(日)午前9時 ...
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今日20日は「黒人の日」で、サンパウロ州内では、サンパウロ市をはじめ、多くの市が休日となっている。そういうこともあり、この時期はブラジル国内紙でも黒人差別を扱った記事が少なくない。例えば、19日付アゴラ紙では、サンパウロ市東部のシダーデ・チラデンテスの黒人男性医師が差別にあった話を紹介している。件の医師は小児科で、「看護師や従 ...
続きを読む »《ブラジル》あの三宅ローザの生涯が凝縮された一冊
「Isto é uma vergonha」(それは恥だ)という決まり文句でニュースを締めくくることで有名な、強面の司会者ボリス・カゾイ(77)をご存じだろうか。 PT政権時代の2005年12月、メンサロン汚職、PT市長のトニーニョ・ド・PTやセルソ・ダニエルの暗殺事件などの件で歯切れよく政府批判し、ルーラ大統領(当時)の差し ...
続きを読む »パラグァイ=マリト新政権の蜜月期間終り=さっそく副大臣解任の波乱=アスンシオン在住 坂本邦雄
早いもので、計算して見るとマリト新政権が8月15日に就任してから、今月の23日(金)で、政権交代後の100日の所謂、報道の「ハネムーン期間」の満期を迎える。 これは、民間企業の従業員採用時の「試用期間」の様なものだが、近代の民主主義政治においては、その間の成績がどうであれ、選挙で選ばれた大統領が、正か採用不合格にはならないに ...
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本日付で報じたサンパウロ市西部ジャグアレー地区の高架橋落下騒ぎは市民に恐怖心と危機感を感じさせたが、16日付アゴラ紙によると、市内には同様の危険性を持ち、改修の必要のある橋が185カ所中、33カ所あるという。さらに、カサビ市政の2007年に、「注意すべき橋」として指定されたものが、その時点で既に50カ所以上あったという。サンパ ...
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俳誌『朝蔭』468号が10月に刊行された。《葡萄祭ガウーショ踊に気勢上ぐ》(堀川暁星)からはイタリア系子孫が多い地域独特の明るさが漂う。《南より押し寄せてくる寒波かな》(宮内暁風)。日本なら寒波は北から。この句からは南半球にいることが痛感される。《街路樹の角刈り丸刈り木の芽吹く》(小柴智恵子)。サンパウロ市ではほぼボウボウ状態 ...
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