今年、リベルダーデで一番賑やかだった街頭の打ち上げ花火は、サッカーW杯ではなく、ジャイール・ボルソナロの当選だった。 半年前、支持率トップでありながらも、大半の国民からは「どうせ本命ではない」と期待を込めて思われていた人物が、最後までトップを保った。
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新風が吹きぬけた統一選挙=サンパウロ市在住 諸川有朋=10月13日期
<その1> 選挙により、国民に合った政治家が選出されると言われ、国の政治が良くなるのも悪くなるのも、元々は国民の責任であると言われ、私達日系人はよく親達から「清き一票を」とよく聞かれた。 しかし、私達の見解では本当にだれがブラジル国の発展と国民の為になってくれるのか解らないで、最終的には知人の要望や心に無い夢のよ ...
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今月中旬に、サンパウロ市地下鉄1号線、2号線と連結した5号線の営業が通常化したことで、5号線の利用者が倍増して話題となっているが、今日は、地下鉄4号線のサンパウロ/モルンビ駅が開業することとなった。これができると、これまでバスでしか行けなかった、サンパウロFCの本拠地で、有名なコンサート会場でもある、モルンビ・スタジアムへの行 ...
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熟年クラブ連合会が発行する『ブラジル老荘の友』は、タブロイド版4ページだが中身が濃い。炭坑節の替え歌《うちの娘は よその嫁 ヨイヨイ/よその娘がうちの嫁 三千世界を歩いても/死に水とるのはうちの嫁 サノヨイヨイ》も傑作だが、チャチャチャ・バンブーの歌(「おもちゃのチャチャチャ」のメロディで)もイイ。熟連では最近、東洋街のラーメ ...
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サンパウロ市会計検査局(TCM―SP)は24日、同市に対して、市内のバス路線の大幅な変更に伴う入札に必要な資金の調達を了承した。しめて680億レアルで、落札業者は20年間の契約をすることになる。ジョアン・ドリア前市長の頃から進められていた計画では、「地区間はマイクロ・バス」「他区間を結ぶものは大型バス」を使用することになる。新 ...
続きを読む »今のブラジルを思うとゾッとする、昭和の名コラム
「汚職は国を滅ぼさないが、正義は時に国を滅ぼす」という、日本では比較的有名な言葉がある。その言葉の主は「昭和の名コラムニスト」と呼ばれた山本夏彦氏(1915~2002年)だ▼この言葉は、正確には同氏が1980年に書いた「汚職で国は滅びなない」と83年の「正義は時に国を滅ぼす」を合わせたものだが、論旨そのものは前者でほぼ書ききっ ...
続きを読む »これまでになく怖い選挙
統一選の決選投票を前に、かつて見た事のない類の情報が行きかっている▼その一つは弊紙も報じた、大統領候補のジャイール・ボルソナロ氏の息子のエドゥアルド下議が、「最高裁を閉鎖するには伍長と兵士だけでよい」と語ったものだ。ボルソナロ氏自身も同時期(6、7月)、「最高裁判事達は汚職を正当化している」「判事数を21に増やす」などと語って ...
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大統領候補のフェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)が23日、誤った情報に基づいて、ジャイール・ボルソナロ氏の副候補で元陸軍将軍のアミウトン・モウロン氏が「軍政時代に拷問を行った兵士だった」との発言を繰り返した。この情報は、歌手のジェラウド・アゼヴェドが「政治犯として逮捕されたとき、モウロン氏に拷問された」と語ったのを受けたも ...
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23日付アゴラ紙によると、現在、サンパウロ州内では公的医療機関で無料配布されている薬が不足状況だという。その例として、筋萎縮性側索硬化症(ALS)のリルゾール、抗リウマチ薬のレフルノミド、骨髄移植の拒否反応抑制薬のタクロリムス、さらにC型肝炎用の薬などがあげられている。また、サンパウロ市内の保健統合システム(SUS)では、物資 ...
続きを読む »ボルソナロ優勢のまま乗り切るか=28日、いよいよ決戦投票=思い切って占う、新政権でどう変わる!=サンパウロ市在住 駒形 秀雄
10月7日の総選挙で新しい国会の議員は決まりましたが、大統領はボルソナロとハダジ、2候補の決戦投票(28日)になりました。 今までの支持率調査では、ボルソナロ(PSL党)59%、ハダジ(PT党)41%という数値が続いており、あと1週間もない投票日に向けて両陣営の激しい追い込み活動が続いております。 今回の大統領選挙では両候 ...
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