コラム

  • ボウソナロ(Foto: Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil, 9/11/2016)

    踊る! ブラジル大統領選挙=汚職、不景気背景に大激変=サンパウロ市在住 田中禮三(10月12日記)

     史上稀に見る大型贈収賄事件「ラヴァ・ジャット」騒動の最中、10月7日に行われた総選挙は、ブラジル近未来を左右する重要な選挙だった。それにしても、欧米のメディアが選挙結果を大々的に報じているのに反し、

  • 東西南北

     セアラー州フォルタレーザ大都市圏のイタイチンガ市の刑務所で13日、11歳の少女が強姦される事件が起きた。この少女は、同日9―16時の面会時間に、母親と一緒に服役中の父親に会いに来ていた。事件は少女が

  • 新たな希望を求めて。第4次青年隊移民37人と共にブラジルへ

    沖縄戦の惨苦――戦争孤児 親富祖政吉=第4回

     しかし僕は勉強にあまり身が入らず、学校を止めようかと思いながら2年生になっていました。2学期になって宮古島から仲村という社会科の先生が転任してこられた。  社会科の試験の成績が良かったということもあ

  • 刺青や大麻に対する受け止め方の違い

     ホームレスの男性に密着取材したNHKの番組で、首筋や袖口にも刺青を覗かせた青年が、「刺青をしている人が全て悪人ではないと知ってもらいたくて、善行を心がけている」と語っていた。確かに日本ではまだ、刺青

  • 東西南北

     今年から、毎年恒例の夏時間の開始日が、従来の10月第2日曜から11月第1日曜に変わる。夏時間は1931年に導入された、歴史の古いものだが、昨年の大統領令で開始日が変更された。今後は、昨年までより2週

  • 大耳小耳

     頭の中が日本式の〃常識〃でいっぱいの駐在員が、ブラジルの考え方や習慣に慣れることは、ビジネス成功には欠かせない。日本にも「郷に入っては郷に従え」という諺があるが、先進国たる日本の〃常識〃が優先される

  • 重い足を引きずって南部方面へと落ち延びる老人や子供たち

    沖縄戦の惨苦――戦争孤児 親富祖政吉=第3回

    ▼しまんちゅの志情  そんな時に僕の部落の近所に住んでいた伯母さんが衰え切って寝たままにされていた僕を見て、「あんた、政吉か」と気付いてくれ、立つことも出来ない僕を引き取って自分の家に連れて行ってくれ

  • 東西南北

     民主社会党(PSDB)の重鎮、カルドーゾ元大統領は、14日付のフォーリャ紙の取材で、ジャイール・ボルソナロ氏に関して、「私の嫌いな要素が全部詰まっているような男だ」として、大統領選決選投票での支持を

  • 大耳小耳

     ジャパンハウス(Av. Paulista, 52)で17日午後7時から、日本食レストラン「藍染」の白石テルマ・シェフによる講演会が行われる。テーマは『出汁―本物の日本の味』。入場無料、1時間前から入

  • 火炎放射器で洞窟の日本軍を攻撃する米兵

    沖縄戦の惨苦――戦争孤児 親富祖政吉=第2回

    ▼戦火の果てに―― オバーと母と親族の死  1945年4月にアメリカ軍の海からの艦砲射撃、空からの爆弾が雨嵐のように大きな爆音を轟かせて襲ってきました。当初家の近くや村の山手の防空壕に難を逃れていた村

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