コラム

  • フェルナンド・ハダジ候補(Ricardo Stuckert)

    ラ米の政治図は左傾化するか?=地域大国メキシコ、ブラジルで=パラグァイ在住 坂本邦雄

     最近のラ米の世論調査の結果を分析すると、地域で最大のメキシコとブラジルの2カ国に於いては、早々に左派の大統領が、それぞれ生まれるかのごとき形勢が窺える。  メキシコでは先達て、次期大統領に当選したア

  • 東西南北

     7日の大統領選は投票時から物々しい雰囲気があった。その理由のひとつは、ボルソナロ氏の陣営がさかんに主張した「不正投票の疑い」というもので、その過程で、「ボルソナロ氏を選んだはずなのに、ボタンを押すと

  • 大耳小耳

     ジャパン・ハウス(マルセロ・マトア・アラウジョ館長)は、企画展「次元(dimension)」を今月2日から同館地上階(Av. Paulista, 52)で開催している。これは芸術家ユニット「NONO

  • ハダジ候補(Ricardo Stuckert)

    大統領選の投票日直前に急展開=ボルソナロとハダジで決戦へ=サンパウロ市在住 駒形 秀雄

     春にしては寒い10月7日、ブラジル全土で大きな事故もなく、総選挙が行われました。  注目の大統領選挙では強硬派と言われるボルソナロ(PSL党)が5千万近い票を集めて1位、ハダジ(PT党)が3千万票で

  • ボウソナロ連邦下議(当時、Foto: Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

    「樹海」拡大版=何が〃救世主〃ボルソナロを生んだのか?=国民が持つ既成大政党に対する絶望感、PT政権復活への恐怖、大不況による経済的切迫感

     「絶望感から来る救世主願望」――ボルソナロ(PSL)が大統領選の一次投票で46%を獲得、ダントツ1位になった勝因を一言で表せば、そうなるのではないか。これは「既成大政党への絶望感」「相互嫌悪の連鎖」

  • 東西南北

     大統領選の投票もいよいよ明日に迫った。今回の大統領選は、問題発言の多さで有名な極右のボルソナロ氏と、ラヴァ・ジャット作戦の影響もあり、政権を追われていたはずの労働者党(PT)のハダジ氏という、両極の

  • 大耳小耳

     蜂鳥誌友会(編集兼発行人=富重久子)による俳誌『蜂鳥』343号が刊行された。《天空の都の跡や霧襖》(馬場園かね)はペルーのマチュピチュ遺跡を訪ねたときの旅吟。《行く秋やゴヤス街道トラックスト》(田中

  • 1日のロザンジェラ氏のインスタグラム

    〝女性の権利〟を叫ぶことがPT支持なのか?

     9月最後の週末の動向で、大統領選が極右候補のジャイール・ボルソナロ氏に大いに有利に働いた。追う労働者党(PT)のフェルナンド・ハダジ氏には悪いことが重なり、肝心の支持率は停滞し、逆に拒絶率は45%を

  • 東西南北

     選挙直前になって連日のように世論調査の結果が発表されている。既に本面でも書いているように、ボルソナロ氏とハダジ氏の2人を軸にした展開で、少し前まではそこまで差がなかった、ジェラウド・アウキミン氏、シ

  • 大耳小耳

     俳誌『朝蔭』467号が9月に発行された。《移民祭友は眞子様歓迎に》(熊谷桂子)の作者は在カンポ・モウロン。ということは90キロほど北にいったマリンガで移民110周年式典に参加したのでは。節目の今年ら

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