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コラム

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東西南北

 18日付フォーリャ紙によると、若者の政治意識が強くなっているという。ダッタフォーリャが行った最新調査では、16~25歳の若者たちの内、「いつか選挙に出てみたい」と答えた人が29%に上ったという。同じ質問を25~40歳にした場合に出馬意欲を見せたのは19%のみで、41歳以上だと15%に落ちるという。この結果に対し、サンパウロ連邦 ...

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大耳小耳

 9月に発行されたブラジル日系熟年クラブ『ブラジル老荘の友』536号を見ていたら、短歌選者が梅崎嘉明さんに戻っていた。《歌壇の更なる活性化を願って若い藤田朝壽君、次に新井知里さんにバトンタッチしたのですが、何のはずみか二人とも次々に他界されてしまいました》とのこと。「投稿者がいて選者がいないなんて!」と義憤を感じた末、梅崎さんが ...

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特別寄稿ウィーン編=移民労働者が語る魂の話=肉体と精神が離れる病とは=サンパウロ市 ヴィラ・カロン在住 毛利律子

古代エジプトでは霊魂は不滅と考えられ、死者は復活するとされていた。その死と再生を司る神がオシリス。『死者の書』に描かれたオシリスの姿(Photo taken by Hajor, Dec.2002, From Wikimedia Commons)

 8月下旬、所用で訪問したウィーンでのこと。  オーストリア・ウィーンといえば、昔から伝統的に、ゲルマン系、スラブ系、マジャール系(モンゴル系ハンガリー人)、ラテン系の多彩な民族を集約する都市として栄え、今日も石油輸出国機構(OPEC)、国際原子力機関(IAEA)、国連ウィーン本部など国際的な主要機関が集まる大都市である。  ウ ...

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《人類が滅んだ昼にロボットも空を眺めて伸びをするかな》

第70回全伯短歌大会の様子

 《人類が滅んだ昼にロボットも空を眺めて伸びをするかな》(天野まゆみ)―第70回全伯短歌大会の折、「コロニア短歌らしかぬ空想科学小説(SF)的な作品だ」と首をひねっていたら、選者の上妻博彦さんが鑑賞批評の中で「なんと現代的な短歌かと思っていたら、孫の作品でした。私が短歌を薦めたら、こんなのを作ってきた。ブラジル生まれで日本育ち。 ...

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東西南北

 サンパウロ市アルベルト・アインシュタイン病院に入院中の大統領候補ジャイール・ボルソナロ氏は16日、経過良好につき、集中治療室から別の病室への移動が許可された。同氏は院内を歩くなど、理学療法も行っており、16日にはその姿が動画によって公開された。ボルソナロ氏はさらにメッセージ・ビデオも公開し、そこで「一次投票で不正が行われないか ...

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大耳小耳

 第70回全伯短歌大会の「批評と感想」で小池みさ子さんは、《鹿児島のボンタン飴も買いたして母の一周忌ブラジルに発つ》(天野江利沙)という作品に注目していた。「ブラジルで母が亡くなって一周忌に駆けつけるとき、母の故郷の名物・鹿児島のボンタン飴を買って帰るという二世の歌。日本とブラジルに別れて暮らす家族の思いやりが詠み込まれている」 ...

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東西南北

 ここ1週間ほど、連日のようにボルソナロ氏のニュースが報じられているが、6日に起きたボルソナロ氏刺傷事件の真相をめぐり、同氏の熱心な支持者たちが、警察に頼らずに自分たちで捜査を行おうとしており、連邦警察が遺憾に感じ、事態を心配しているという。メディアの情報からは、同氏の支持者たちが様々なことに強い猜疑心を抱いている様子が垣間見ら ...

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大耳小耳

 日本ブラジル中央協会(大前孝雄会長)の会報『ブラジル特報』1626号が9月に刊行された。いつもながら読みどころ満載なのに驚く。なぜブラジルがサッカーW杯で最近勝てなくなったのかを人種論から論じた《ブラジルが「普通に」勝てる時代は終った》とのコラムが俊逸。かつてペレの時代のW杯には黒人出場選手は珍しかったが、今では多くの国が「ブ ...

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東西南北

 「大統領選と知事選には注目が行くけど、連邦議員選や州議員選になると、ちょっと…」という人は少なくない。下議や上議、州議の場合、候補者に関する情報や伝達手段も少ないからなおさらだ。12日付現地紙によると、サンパウロ州議選では、長期在任議員が引き続き再選を狙うケースが多いという。今回の出馬者で最長は、過去8期つとめているカンポス・ ...

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大耳小耳

 サンパウロ州北東海岸部ウバツーバ市のアンシェッタ島のクルーズツアーが今月22日に企画されている。サンパウロ州環境保護区に指定されている同島は、かつて監獄島だったことで知られる。46年から3年間のうちに172人の日本人が収監され、そのうちの160人は、ただ単に臣道連盟幹部だっただけの無実の人々だった。昨年、ウバツーバ市議会は当時 ...

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