22日、W杯でのブラジル代表第2戦後、座り込んで泣くネイマールの姿が見られた。終了間際の追加時間に今大会初得点を挙げ、チームとしても初勝利。肩の荷を少しは下したはずのエースの姿を見、高校生の頃流行った漫画に「10人に勝ったら11人分、100人に勝てば101人分努力しなければならない」とあったのを思い出した▼一次リーグの生き残り ...
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東西南北
ブラジル国内一、ラテン・アメリカ一を誇ってきたサンパウロ総合大学の教授陣が、2014年以降、300人以上減少している事が明らかになった。給与が安く、研究や指導義務のない一時契約教員だけは増えているが、大学側発表では今年2月までに341人、組合側発表では499人減ったという。6日発表のQS世界大学ランキングでは3ランクアップの1 ...
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リオ五輪柔道女子で金メダルを獲得したラファエラ・シルバを育て上げた藤井裕子さんが、女性として初めて、ブラジル柔道男子代表監督に任命されたことが国際柔道連盟から発表された。藤井さんは、12年ロンドン五輪で英国代表女子を指導、13年5月からブラジル代表女子コーチに就任。リオ五輪での指導実績が評価され、昨年の本紙主催「第61回パウリ ...
続きを読む »意外と知らない「アメリカ」という呼び名の由来=足元のことを知ろう!=サンパウロ市在住 毛利律子
英語で「アメリカス」と複数形で表されると、南北両大陸を意味している。この「アメリカ」という名前がどのように命名されたのかについては、案外知られていない。 この大陸を発見したのはスペインやポルトガルなのだから、当然その国の発見者の名前がついているのだろう、と思いきやそうではない。そうすると、発見者は北アメリカならコロンブス、ブ ...
続きを読む »《ブラジル》皇后陛下が見たいのに東宝社長が欲しくない映画
「どうしたら貴方の映画がみられるの?」――皇后陛下は山崎千津薫監督にそう尋ねたという。1996年3月、FHC大統領が国賓として日本を訪問した際、山崎監督は随行員に選ばれた。東京で両陛下に謁見した際、「ルッチFHC夫人から『日本移民の映画を作った監督』として私は紹介され、皇后陛下はそう尋ねられた」と振りかえる。 故ルッチ夫人は ...
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ブラジルの糖尿病患者は人口の8・9%に及び、患者の数も2006年~2016年の10年間で61・8%増えた。以前は、自分が糖尿病だと診断されようものならそれを恥と思い、人に隠す風潮があった。だが、現在はそれをタブー(禁句)とせずに堂々と打ち明け、ネット上でもオープンに糖尿病について語り、事故などに遭った時も処置に誤りが生じないよ ...
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17日付の中日新聞によると、16日から3日間、長野県新田町の「もんぜんぷら座」で『ブラジル日本移民110年の軌跡展』が行われていた。市内で暮らす日系二~三世を中心に実行委員会が作られ、パネルや記念誌などで日本人移民の歴史を紹介したそう。当たり前だが、在日ブラジル人にとっても110周年。ぜひ一緒に祝って、日本移民について日本の人 ...
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「別れた妻が犬に会わせてくれなくて、強い精神的苦痛を感じている」との男性の訴えが高等裁判所で認められた。「州知事の法的特権」に関する決定を下した高裁の判事が、大真面目に「ペットは、民法上は『家畜』の区別に入り、離婚の際の所有権、優先権の対象となる」とか、「ペットへの愛情は立派に法廷で扱われるべき事柄」などと議論したそうだ。これ ...
続きを読む »ブラジルに人種差別が無いって、本当ですか?=サンパウロ市在住 毛利律子
▼歴史学者トインビー博士の言葉「人種問題は、異人種が結婚したら解決するだろう」 1960―70年代、すでにアメリカ合衆国、南アフリカのみならず、世界各地で悪質な人種問題の嵐が吹き荒れていた時代に、歴史学者のアーノルド・トインビー博士が、この問題に関して次のように語った言葉がある。「この問題は公民権運動などによって解決できるもの ...
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W杯初戦でコロンビアに劇的勝利を遂げた日本代表。注目の二戦目、対セネガル戦が24日正午から始まる。岩手県人会は初戦に続き、今回も観戦会を同会館(Rua Thomaz Gonzaga, 95, Liberdade)開催する。同県人会の千田会長は「前回同様、ブラジルのテレビ局から取材依頼が来ています。食べ物、飲み物、鳴り物持参で、 ...
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