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コラム

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明治維新と日本人移民=(独)国際協力機構理事長 北岡伸一=(下)

今週から海外移住資料館で始まったブラジル日本人移民110周年記念展示の中の「活躍する在日ブラジル人」(写真=JICA提供)

(4)日系人と日本  150年の時を経て、全世界で約360万人の日系人がおられます。  150年の間には、ハワイ生まれの日系二世、米国日系人初の上下両院議員となり、50年近く上院議員を勤められていたダニエル・ケン・イノウエ議員を始めとして各国の政界、学界、企業、スポーツ界、芸能界など様々な分野で人材を輩出し、今現在も多くの方々が ...

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東西南北

 22日は朝9時からブラジル代表の試合が行われるため、対応が試合後からになる機関が多く、注意が必要だ。サンパウロ市では、特別診療科の救急診療所(AMA)や保健所(UBS)、オーラ・セルタ、特別救急外来は午後1時から午後5時までの対応となるが、通常外来のAMA、AMA/UBS統合医療施設は午前7時から午後7時まで対応する。銀行は午 ...

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大耳小耳

 サンパウロ市の文協ビルの喫茶店カフェ「喜怒哀楽」(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)が24日、W杯日本代表第2戦(対セネガル)観戦会を開催する。第2戦はブラジル時間の正午から。向かいのレストラン喜怒哀楽の料理人が手がける同カフェのポケ丼(ハワイ風海鮮丼)やカレーライス、牛丼など美味しいと評判。また ...

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明治維新と日本人移民=(独)国際協力機構理事長 北岡伸一=(上)

第59回海外日系人大会で記念講演する北岡理事長

 第59回海外日系人大会が6月6日にハワイのホノルルで開催され、北岡伸一(独)国際協力機構理事長が記念講演を行なった。JICAの許可をえて、その内容をここに転載する(編集部)。  まず初めに、第59回、海外日系人大会の開催をこころよりお喜び申し上げます。  150年前、日本人の集団移住最初の地としてこられたここハワイに、世界15 ...

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東西南北

 サッカーW杯、初戦の対スイス戦で引き分けたセレソンは、22日の対コスタリカ戦に必勝を期している。そんな中、右足首を痛めて19日の練習を早めに切り上げたエースのネイマールは、20日の練習に元気な姿を見せ、ブラジル国民を安堵させた。ただし、ネイマールは対コスタリカ戦でも厳しくマークされる事は確実。コウチーニョなど頼れる味方がいるだ ...

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当たり前の事が当たり前でなくなる時

 蛇口をひねれば水が出る。スイッチを入れれば電気がつく。買物に行けば、いつもの棚にいつもの品がある。我々の日常には、「当たり前」だと思っている事が本当に多い▼だが、本当に当たり前だろうか。水危機が言われない年でも、少雨の時期は輪番給水で何日かに1日断水する事はザラだったし、トラック運転手のスト中は無論、スト解消後も、買物先で欲し ...

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東西南北

 レイ・セッカ(飲酒運転防止法)が制定されてちょうど10年。有名な、「飲んだら乗るな」の標語は酒類の販売店で頻繁に見られ、リオ州、サンパウロ州、リオ・グランデ・ド・スル州ではメニューに印刷する事が義務付けられている。調査機関の調べでは、2008年から2016年までに同法によって、4万1千人の人命が守られたという。同法を議会に提案 ...

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大耳小耳

 一般社団法人「日本ブラジル中央協会」(大前孝雄会長)の会報『ブラジル特報』1644号が5月に発刊された。「地方が紡ぐ日伯110周年」が特集テーマ。広島から本紙元記者の堀江剛史さんが《「移民県」広島の今》という一文を寄せた。死語化した「移民県」という言葉、一端は凍結されたが再公開された「広島市デジタル移民博物館」の顛末を振り返り ...

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《幾山河ここに恋あり命あ里》に込められた想い

建立時には句碑に作者名がなかった。左奥が安藤魔門、右が石山白頭(川柳句集『卍』より、1997年)

 《幾山河ここに恋あり命あ里》という川柳を見た覚えがないだろうか――サンパウロ市リベルダーデ区ガルボン・ブエノ街の大阪橋のたもとにある、日本庭園を入ったすぐ左に建てられている句碑の作品だ。  東洋街に出入りしながら、心を焦がすような熱い恋をして、命を削るような辛い思いをした人は、ここは異国の地だが一種の故郷(里)のように感じる― ...

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東西南北

 本紙でもしばしば報じてきた刑務所暴動について、設備の老朽化や過密収容、軽度の犯罪者を重犯罪者と同じ場所に詰め込むなどの問題が指摘されている。18日にはラケル・ドッジ連邦検察庁長官が、「『刑務所問題』が政治的課題として扱われない。優先度が低くされている事が問題」と発言した。政治家が動かないのは、刑務所問題に取り組んでも得票に繋が ...

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