23日に開幕した東京五輪では連日、悲喜こもごもの歴史が刻まれている。 27日にブラジル初の金メダルを獲得したサーフィンのイタロと、金の期待を負いながら4位に甘んじたメディーナ。ブラジルの体操選手のフラヴィアや米国の体操選手で金メダリストのバイルズのように、演技中のケガで途中退場の例も然りだ。 メダルこそ逃したがブラジル ...
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東西南北
東京五輪の女子スケートボードで13歳にして銀メダルを獲得したライッサ・レアルの人気が急上昇中のブラジルでは、スケートボード(スケボー)熱も上昇中。27日付アゴラ紙では早速、サンパウロ市内でスケートボードができる場所の情報を掲載している。そこに紹介されているのは、市庁舎近くに再オープンしたばかりのヴァーレ・ド・アニャンガバウーの ...
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23日から東京五輪がはじまっている。コロナ禍の中、開催に反対の声をあげる人が国際的にも少なくなかったが、いきなりのメダル・ラッシュに、ここブラジルでも、半日の時差というハンデがあるのにテレビ観戦している人が少なくない。そんな中、リオ五輪の男子体操床運動で銅メダルを獲得した日系人アルトゥール・ノリが惨敗に終わった。ノリは今大会で ...
続きを読む »《記者コラム》ブラジル近代史に残る日本移民迫害事件を初めて描いた映画『オキナワ サントス』
今から78年間前の1943年7月8日に、サンパウロ州サントス港湾部在住の日本移民6500人(大半が沖縄系移民)、ドイツ移民数百家族が24時間以内の強制立退きを命じられたことは、ブラジル一般社会はもとより、日系社会においても知らない人が多い。まして世界でも日本でも知られていない。 そんなブラジル史に残るタブー的大事件を描いた世界 ...
続きを読む »「ルーツ」探しが流行?
「先祖(ancestralidade)の検索が昨年から急増」――朝、コラム子が編集部に届いたEメールを整理しているとそんなポ語のメールが目に入った。メールは結局のところ「遺伝子検査でルーツを知りませんか」というもの。 実際にグーグルトレンドという検索相対数の推移がわかる機能で、ブラジル国内からの「ancestralidade ...
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サンパウロ市市役所脇の伝統ある広場「ヴァーレ・ド・アニャンガバウー」の改装後の再オープンが、25日に予定されている。改装工事自体は3月に終わっていたが、その後、コロナ第2波の悪化や契約に関する問題などもあり、再開のめどが立たずに延期され続けていた。ただ、これには条件がある。それは「サンパウロ市のワクチン接種率(少なくとも1回) ...
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上院のコロナ禍に関する議会調査委員会(CPI)は、連邦議会が2週間の休暇に入っているため、証人喚問などはやっていないが、その間も話題は尽きない。21日には「クロロキン女隊長」の異名をとる保健省所属の女医マイラ・ピニェイロ氏が、CPIでの質疑応答の練習をしている動画が流出。ネット上で瞬く間に拡散され、問題となった。マイラ氏はボル ...
続きを読む »特別寄稿=美空ひばりは永遠の日本の宝=サンパウロ市在住 村上ことじ
美空ひばりのオンライン33回忌法要と記念フィルムコンサートがあると言うので、早々と申し込んで楽しみに楽しみにしていた。 私が幼稚園の頃にはもう美空ひばりは歌の世界に入っていて、小学校、中学校、高校時代、OL時代、ずーっとひばりの歌と共に生きて来た様に思う。ブラジルに来て色々と有り、長い事ひばりの歌を聞くことも無く過ぎた。 ...
続きを読む »リオ五輪のとき、バッハ会長はどんな人だった?
今日から東京五輪が開幕する。だが、SNS越しに五輪に関する情報を見るに、日本から祝福ムードは感じられない。世論調査で78%も反対していれば、さすがに「この日が来るのをずっと待っていた」と喜びの声をあげることも難しくはあるだろう。 日本のマスコミのテンションもかなり低く、盛り上げるどころか主催者側を叩くものの方が目立っている。 ...
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いよいよ明日23日から東京五輪が開幕する。一部の競技はすでにはじまっており、21日にはブラジル女子サッカー代表が初戦の対中国代表戦を5―0で快勝したことなども報じられた。だが、21日付アゴラ紙は「日本人街のリベルダーデですら今回の五輪に盛り上がっていない」として、街頭で五輪を盛り上げる企画などを行っていないことを報じている。日 ...
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