28日夜あたりから現地サイトで本格的に報じられはじめた、トラック運転手のストでの軍事介入要求が、29日はより大きくなった。これにより、当初は国民の8~9割が支持していた今回のストの支持率も急激に落ちはじめている。「ストを起こす」こと自体は国民の権利だが、あくまで「法の範囲内」での抗議であるべきであり、そのような野望のために、こ ...
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大耳小耳
アルゼンチンのブエノスアイレスで開催された20カ国・地域(G20)の外相会談に先駆けて、19、20日に当地を訪問した河野太郎外務大臣。忙しい合間を縫って、日系社会との懇親に時間を割いていたが、時事通信など日本のメディアで配信された記事では、JHの講演で北朝鮮情勢での連携呼びかけたことを強調するのみ。これに対し、河野大臣は自身の ...
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依然としてトラックストが続行中のブラジル。今回のストは国民の多くが支持していると世論調査では出ているが、その一方で、本来の「組合がディーゼル油の価格値上げに反対する」という主張そのものとかけ離れたことも起こりはじめている。例えば、封鎖を行っているトラック運転手がストには関係のない企業の車を強制的に止めたり、政府への軍の介入を話 ...
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昨年8月に家庭用電子血圧計のブラジル生産を発表したオムロンヘルスケア株式会社。24日付の京都新聞によると、サンパウロ州ジュンジャイー市に新工場を建設すると発表した。ここを拠点に南米市場を開拓し、2022年には生産能力を540万台にするとの計画。建設予定の工場では、血圧計やぜんそく用呼吸器が製造される。また、工場建設を足がかりに ...
続きを読む »トラック・ストが示すテメル政権の末期症状
29日付け本紙が、ちゃんと読者の手元に届くか心配だ――。28日(月)早朝、サンパウロ市アクリマソン区のスーパー・エストラをのぞいたら野菜コーナーはガラガラ…。周辺のガソリン・スタンドはみなロープが張られて閉鎖され、従業員が暇そうにあくびをしていた。 トラック運転手の全国ストは国民の移動、郵便、治安、医療、食糧などの一番生活に ...
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トラック業界のスト続行で、国中がパニックに覆われた25日のブラジル。そのストの影響が国民の生活に及んできていることは報じたが、ネットなどを見ていると、不人気のテメル政権憎しとばかりにトラック運転手たちを応援する声が目立っている。「ストは国民の権利」「軍の介入などもってのほか」との意見も見る。ただ、この状態が週末を越えても続くよ ...
続きを読む »日本人ブラジル移住110周年に当たって思うこと=熊本県在住ブラジル研究者 田所清克(たどころ きよかつ)
1908年4月28日、神戸港から笠戸丸に乗船した日本人移民がコーヒーの積出港に着岸して、今年で110年を迎える。そのこともあって、ブラジルではむろん、日本でもこれにちなんだ諸々の行事が予定されている。 ところで、ブラジルに関する地域研究も従来からすれば、格段の進歩を遂げている。が、こと移民研究ともなれば、日本におけるそれは、 ...
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サッカーW杯開催まであと3週間というところで、サンパウロ市のブルーノ・コーヴァス市長が、「過度に大きな音を出す花火の使用を禁止する」法案を採択した。市は90日以内に、この法案を法制化することになる。これによると、打ち上げ花火は今後、大きな音を出さないものか、視覚効果だけのもののみ利用可能で、規格外のものを使用すると2千レアルの ...
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ブラジル日系塾年クラブ連合会(上野美佐男会長)の会報『ブラジル老荘の友』532号が5月に刊行された。4月18日に第38回大サンパウロ圏ABC芸能祭が開催され、芸達者たちの大活躍したようだ。《サンベルナルドの「十二支のお話」やみずほからは安藤さん、西沢さんたちが中心となり、「チャップリン」「恋つれづれ」「酒」と寸劇が三つも演じら ...
続きを読む »善政から一転、カルテス政権の斜陽=マリト次期大統領に高まる期待=パラグァイ在住 坂本邦雄
2013年に大いに期待されて就任したカルテス大統領は、任期前半の3年間は善政をもって、一般に好評を得ていた。だが、最後の追い込みの2年間は失政や悪政が相次ぎ、余り芳しくないまま「カルテス時代」の幕を閉じようとしている。これを、口の悪い連中は、「全てブラジルのせいだ」という。 我がパラグァイは、ブラジルのセルジオ・モロ判事の如 ...
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