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コラム

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新型コロナの悪影響は9年間残る?

職を求めて列をなす人々(Rovena Rosa/Agencia Brasil)

 世界銀行が発表した新型コロナ後の雇用に関する報告書によると、ブラジルやラ米諸国の労働者に対する新型コロナの悪影響は9年間残ると20日付伯字サイトが報じた。  ブラジルやエクアドルなどの中南米諸国の場合、大卒以上の人への影響は短期的なもので済むが、高卒以下の人への影響は9年間残るという。新型コロナは、失業者や非正規雇用者の増加、 ...

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東西南北

 今週に入ってから急激な冷え込みが続いているサンパウロ市だが、20日朝、5年ぶりとなる零下を記録した地区が現れた。非常事態管理センター(CGE)の観測によると、その地域は二つある。いずれも市の極南部で、ひとつは零下2・3度を記録したマルシラック、もうひとつは零下1・3度だったカペラ・デ・ソコーロだ。2016年にも零下を記録したの ...

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東西南北

 今週の金曜23日に東京五輪が開幕する。コロナ禍の最中ゆえに国民の78%が反対するという異例の状況だが、不安要素となっているのはワクチン接種率の低さで、18日の時点で1回目の接種を終えた人がやっと国民の3分の1。これではいくらこれまで死者、感染者数が少ないと言っても、諸外国からの大量の入国で感染増加や変異株などを恐れるのも無理は ...

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《記者コラム》コロナ禍CPI延期が意味するものは何か?

CPI延期で弾劾裁判はほぼなくなった?  世の中を騒がせているコロナ禍議員調査委員会(CPI)は新しい段階に入った。  フォーリャ紙14日付サイト《上院議長はコロナ禍CPIの90日間延長を決断、11月まで》(https://www1.folha.uol.com.br/poder/2021/07/presidente-do-sen ...

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東西南北

 15日、ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事は、自身2度目のコロナウイルス感染を公表した。同知事は先月、コロナバックの2度目の接種を受けたばかりだが、再度の感染となった。原因としては、12日に行った大規模イベントへの参加が考えられている。自身の体調に関して、ドリア氏は「風邪気味」として大きく問題にはせず、「コロナバックを接種した ...

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特別寄稿=真相はさっぱり分からぬ藪の中=政界はコロナ禍ネタに攻防ショー=サンパウロ市在住 駒形 秀雄 

 世の中はコロナコロナでうっとうしい。その上お天とうさま迄そっぽを向いて寒い日が続くので、どうも気分が晴れません。  日本あたり、もう少し明るい話はないものか、とNHKテレビをつけてみますが、ここ又、天気予報と過ぎた災害の話を繰り返すばかり。これでは中々前向きな明るい雰囲気が出てきません。  それで今日は何とか気分転換でも出来な ...

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ブラジル人はサービス精神旺盛?

いさぎよく、すっぱりと切られたコラソン

 仕事の終わりに鳥のコラソン(心臓)が無性に食べたくなったオーリャ子は、閉店間際の肉屋に飛び込んだ。既に店員は売り物の肉を片付け始めている中、「鳥の心臓あるか?」と聞いた所、袋詰めの冷凍コラソン1キロを持ってきた。  さすがに独り身で1キロは多すぎ、解凍も面倒だったので「300グラムだけ欲しかったので今日はやめとくよ」と断ると、 ...

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東西南北

 10日以上続くしゃっくりと腹部の痛みを訴えたボルソナロ大統領は、14日に腸閉塞と診断され、ブラジリアからサンパウロ市のヴィラ・ノーヴァ・スター病院に転送された。ブラジリアの軍病院では胃にたまっていた水分を1リットルも抜いた上、「緊急手術も必要か」と騒がれ、国際的にも報道されたが、検査の結果、現時点では手術は不要とされ、投薬など ...

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特別寄稿=自然の中で=サンパウロ市在住 醍醐麻沙夫=「小鳥の劇場」=少年時代からの吐喝喇列島への憧れ=(3)

 鹿児島と奄美大島のあいだの海上にトカラ列島という島々がうかんでいる。  中学生のころ、地図でそれらの島々を発見して、かぎりない空想と憧れを抱いた。南の海の島への憧れだけではない。なにしろ島の名前がすべて風変わりだった。  それらの名をあげると、まず宝島、小宝島からはじまって臥蛇(がじゃ)島、悪石島(あくせき)島、横当(よこあて ...

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次回大統領選で「第3の候補」が期待できない理由

ルーラ氏(左)(Ricardo Stuckert)

 5月以降、来年10月の大統領選の動向を占う世論調査が盛んに行われている。そして現時点ではどの調査においても、ルーラ元大統領が50%にもう少しで手が届くくらいの高支持率で独走中。それを20%台半ばと、ルーラ氏の半分ほどの支持率でボルソナロ氏が追う展開となっている。  とりわけ上院のコロナ禍の議会調査委員会(CPI)で、あれだけ連 ...

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