最高裁が4日にルーラ元大統領への人身保護令を審理するのを受け、3日は全国で「2審後の刑執行判決の維持」を求める集会が開かれた▼同判決は16年10月に出、刑執行の基準となった。だが、いざ元大統領が2審で有罪となり、上告審後に刑執行と言い渡されてみると、見直し圧力が高まった。ルーラ氏の存在の大きさを改めて感じさせるが、本来、「万人 ...
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東西南北
サンパウロ市地下鉄とCPTMの公式サイトによると、本日4日に4号線オスカー・フレイレ駅、5日に5号線モエマ駅、6日にモノレール線15号線の4駅が開業するという。これらの駅の開業は、ジェラウド・アウキミン氏が大統領選出馬のためにサンパウロ州知事を辞任する前の最後の業績アピールも兼ねている。同サイトによると、「4号線サンパウロ・モ ...
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7月1日から施行される日系四世の日本での就労可能な在留資格制度。3月30日に法務省入国管理局が発表した「日系四世の更なる受入れについて」(http://www.moj.go.jp/content/001255088.pdf)によると、四世受入れサポーターが日系四世の代理として地方入国管理局に提出しなければならない在留資格認定証 ...
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グアルーリョス空港までのCPTM13号線が先週末に開通し、拡大整備が進む鉄道網だが、2日には3月から開通していた地下鉄5号線のエウカリプトス駅が通常運行となった。サンパウロ市地下鉄は今後も開通ラッシュが控えており、4号線のオスカー・フレイレ駅、5号線の3駅、15号線モノレール線5駅の開通が近日中に行われる。この内のオスカー・フ ...
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日本ブラジル中央協会(東京都港区)の『ブラジル特報』1643号が3月に発行された。特集「若手が引っ張る日伯ビジネス」ではブラジル日本青年会議所の中野マルシア会頭が興味深い若手リーダー論を打つ。若手は、家族を作り、職業経歴を積み始めた時期であり、最優先事項はコミュニティ活動ではない。忙しい若手にやる気を起こさせるために、《日系コ ...
続きを読む »ドリア、アウキミンの腹のうちを推測すると
ドリアという男は野心家だとつくづく感じる。現サンパウロ市長のジョアン・ドリア氏(PSDB)のことだ。昨年末から日系社会代表と110周年事業に関する会議を行い、「市長と4回も会議をやって何の具体的な事業の提案もしてこないのか」と嘆き、「貴方たちはジャポネースじゃないみたいだ」と切って捨てた。 さらにイタリア系コミュニティは40 ...
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28日にイタケロン・スタジアムで行われたサッカーのサンパウロ州選手権準決勝第2戦、コリンチャンス対サンパウロ戦は、1戦目を落として後のなかったコリンチャンスが試合終了間際のロスタイムに得点し、2試合合計スコアを1―1にしてPK戦にもつれこんだ。PK戦ではコリンチャンスの守護神カシオが2度の見事なストップを見せ、5対4で勝ち、決 ...
続きを読む »「世界のロックの首都」とまで呼ばれたサンパウロ
23~25日にサンパウロ市インテルラゴス・サーキットで行なわれたロック・フェスティバル、「ロラパルーザ」は開催7年目の今年、遂に動員30万人に達する大盛況となった。同サーキットの収容人数の限界が10万人なので、3日間ともチケットを売り切ったことになる▼このロラパルーザ(以下ロラ)は90年代にアメリカではじまったフェスティバルで ...
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28日付現地紙では、ルーラ元大統領と、最高裁でのラヴァ・ジャット作戦担当報告官のエジソン・ファキン判事の双方が脅しにあったことが報じられた。それだけ、国内の政治に関して、両極化した勢力の緊張感が高まっているということなのだろうが、当人たちの命まで脅かすような行為をとることは、自分たちの主張の価値を下げるだけでしかなくなるのでは ...
続きを読む »マリアナの鉱滓ダム決壊で重金属汚染判明
18日~23日にブラジリアで開催された世界水フォーラムでは、鉱滓ダム決壊や洪水といった災害も話題になった。残念だが、これらの災害はブラジルでも頻繁に起きている▼中でも、15年11月にミナス州マリアナ市で起きた鉱滓ダム決壊事故は、ブラジル最大の環境破壊を招いた。大量の鉱滓が民家や住民を飲み込み、19人が死亡、ベント・ロドリゲス地 ...
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