本日付本頁でも報じているブラジリアでの高架橋崩壊事故。ブラジリアの首都建設からは既に60年近い年月が流れているが、その間、大した補強が行われてこなかったということか。そうなると、今後もこうした事態が続きそうで怖い。2009年頃から調査機関が調査、補修、補強をと、政府に呼びかけてきたのに、それを全く放置して、2014年W杯開催時 ...
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大耳小耳
昨年10月に東京で開催された『第58回海外日系人大会報告書』を見ていたら、田中克之海外日系人協会理事長の興味深い挨拶をみつけた。いわく《日系人の活躍の舞台は地理的に拡大し、またその世代交代も進んでおります。そのよい例が今年のノーベル文学賞を受賞されたイギリスの作家、カズオ・イシグロさんです。一般の日本人には、英国と日系人とはイ ...
続きを読む »形あるものは必ず壊れる?
ブラジリアで6日、首都中心部を走る自動車専用道の高架橋の一部崩落が起きた▼連邦直轄区道2号線はエイションとも呼ばれる幹線道路で、高架橋下は当初、「タイムズ・スクエアのような場所に」との構想もあったらしい。現在は周辺の銀行職員などが利用するレストランとかがある程度だ。崩落時は走行中の車もなく、レストランの方も客や従業員がいない部 ...
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現在、サンパウロ大都市圏の住民は「76年ぶりの都市型黄熱病感染」の恐怖におびえている。サント・アンドレ(A)、サンベルナルド・ド・カンポ(B)、サンカエターノ(C)からなるABC地区でも遂に感染者が出た。サンベルナルド・ド・カンポ市内の雑木林に囲まれた地区で働く35歳の男性の感染が確認された。この男性はここ数カ月間、市外には出 ...
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ブラジル政治専門ニュースサイト「プラントン・ブラジル」の1月21日付けによると、意外な日系人出馬の可能性が話題になっている。ラヴァ・ジャット作戦で逮捕された大物政治家らを連行する役割を務めて話題になった「Japones da Federal(連邦警察のジャポネース)」こと石井ヒデノリ・ニュートン氏だ。なんと石井本人が密輸幇助で ...
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カーニバル・シーズンが到来し、サンパウロ市でも3、4日の週末は早速、187ものブロッコが市街に繰り出し、それぞれに盛り上がりを見せた。中には人気歌手が登場して、その場にいた人たちにうれしいサプライズを提供する一幕も見られたりした。ジョアン・ドリアサンパウロ市市長の意向により、今年からは「ブロッコによる通りの混雑の緩和」をすべく ...
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先週水曜、突然、編集部の電話が不通に。てっきり会社が電話代を払っていないのかと会計に確認すると「今回は払っているわよ」とのこと。よく調べると、グロリア街の新聞社のあたり3区画分ほどでVIVO社電話だけが使えなくなっていることが判明。木曜昼頃、マンホールを開けて工事している同社業者に話を聞くと、「夜までに終る。明日は電話使えるよ ...
続きを読む »なぜ先進国首脳陣はブラジル訪問を避けるか?
《アメリカに新しい帝国権力(novos poderes imperiais)はいらない》―エスタード紙(E紙)2日付によれば、米国のレックス・ティラーソン国務長官は先週、6日間でラ米5カ国を外遊するのに先駆けて、そう宣言した。 これは中国が豊富な資金を投じてラ米地域で影響力を増大化させる傾向を非難したもので、《中国は〃略奪者 ...
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1月31日から2月1日にかけて、サンパウロ市西部バラ・フンダの刑法裁判所で行われた裁判で、2015年12月2日に当時4歳だった娘を殺害したリカルド・クラウゼ・エステヴェス・ナジャール被告に対し、24年10カ月の実刑判決が下された。同被告は娘のソフィアちゃんに暴行を加えた上に、手足を縛り、鼻と口を防いで窒息死させた疑いが持たれて ...
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兵庫県加古川市は、先月11日、サッカー元日本代表の三都主アレサンドロを、市の魅力をPRする「加古川観光大使」に任命した。同市が三都主の出身地であるパラナ州マリンガ市と姉妹都市提携を結んでいることから、観光大使に任命された。彼は故郷マリンガに帰ってインスティツット・アレックス・サントスを設立し、子供達へのサッカー指導などをしてい ...
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