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一人の学生親善視察が蘇えらせた日系移民の英才たち=ビラ・カロン在住 毛利律子

日本大学南米研究会幹事の木村半さん(前列中央)を歓迎する、ブラジル側の学生連盟の皆さん。錚々たるメンバーが参加した

 1939年(昭和14年)7月11日15時、初代「あるぜんちな丸」が横浜港を出港して、横浜を出港して世界一周の処女航海の途に就いた。その船に、外務省、拓努省、貿易組合中央会の援助を受け、学生親善視察として乗船していた一人の青年がいた。その人は日本大学南米研究会幹事・木村半(きむら・なかば)20歳であった。  7月12日付け東京日 ...

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東西南北

 サンパウロ市北部の17医療機関で13日、黄熱病ワクチンの予防接種を希望する人たちが殺到し、どこも長蛇の列ができたという。最長のものでは2時間待ちにもなったとか。また、サンパウロ市外ではあるが、ここのところ黄熱病による死者の報道が相次いだ。その数が21人にも達したこと、さらに市内の公園で黄熱病によりクモザルが全滅した情報が流れた ...

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大耳小耳

 サントス沿岸地帯の観光産業振興を目的としてサンパウロ州観光局が実施する、沿岸9市の観光名所を巡る夏季限定の巡回バス『RODA SP 2018』が5日から運行を開始している。バス料金はたったの10レアル。リクライニングシートでゆったりとしたバスに乗り、有資格の観光ガイドが旅先を丸一日案内する(ただし、観光施設の入場料などを除く) ...

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《ブラジル》親が日系人だと算数の成績が良くなる?!

親が持つ移民文化が子の学習結果にもたらす影響の調査を報じた記事

 《両親のどちらかが日系人である子どもは、公立小学校での算数の学力がイベリア(スペイン、ポルトガルなどイベリア半島出身者)系子孫よりも1年先をいく》――そんな興味深い調査結果が、17年12月24日2時00分付けフォーリャ紙電子版で発表された。これは両親が持つ移民文化が、子どもの学力にどんな影響を与えるかを調べた画期的な調査だ。 ...

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東西南北

 11、12日付の本頁で、9日にサンパウロ市地下鉄1号線で起きた、23歳の女性が見知らぬ男性により線路に突き落とされた事件に触れた。12日付アゴラ紙によると、この事件がテレビなどで報道された後の反響はかなり大きかったようだ。事件以降、乗客は黄色い線に近寄りたがらなくなっており、プラットフォームの壁際で電車を待っている人たちの姿が ...

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大耳小耳

 〃ラーメン戦争〃が勃発しているサンパウロ市で、昨年10月に「NARA RAMEN(ナララーメン)」(Rua Carneiro da Cunha, 172)が新たにオープンしていた。メトロのプラッサ・ダ・アルボレ駅とサウージ駅の中間に位置する同店。定休日なしで、正午から午後3時、午後6時から10時の時間帯に営業している。醤油ラー ...

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東西南北

 昨日付本頁で報じた、9日にサンパウロ市地下鉄1号線で、電車到着直前に見知らぬ男性によって線路に突き落とされたが、奇跡的に命拾いしたジュッサラ・アラウージョ・デ・ソウザさん(23)が、11日付現地紙の取材に答えた。ジュッサラさんは「レールとレールの間のくぼみに落ちたの。本能的にカバンで頭を庇っていたから、頭を強打せずに済んだけど ...

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大耳小耳

 サンパウロ友の会は、羽仁吉一、もと子夫妻によって創刊された日本の雑誌『婦人の友』の読者の集いとして1954年に発足した。今年で64年目を迎える由緒ある団体だ。生活に役に立つ知恵を教えあったり、読書会をしたり、料理講習会や慈善バザーも。主に木曜日の午後に活動しているが、「土曜グループ」や駐在員家庭が中心の「幼児グループ」もある。 ...

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リベルダーデについに「等身大の日本」

一幸舎のラーメン

 昨年の終わり頃から今年の初めにかけて、リベルダーデ地区がようやく、「現在の等身大の日本」の姿に変わりつつあるのをコラム子は実感しはじめている▼コラム子が日本からブラジルに来て、初めてリベルダーデに足を踏み入れたのは2007年の8月のことだった。そのときカルチャー・ショックを受けたのをはっきり覚えている。「これはいつの日本なの? ...

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東西南北

 10日付のフォーリャ、エスタードの両紙の表紙は、共に同じテーマによるものだった。それは、9日午後行われるはずだったクリスチアーネ・ブラジル氏の労働相就任式の会場の写真で、キャンセルにより人は誰もおらず、写っているのは掃除夫ただひとり、というものだ。この写真を見ていると、同氏の父ロベルト・ジェフェルソン氏が涙まで流して喜んだ大臣 ...

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