留学生の会実行委員代表の明慶さんによると、ブラジルに留学している学生は現在約50人。留学生の会への参加者も前回は42人だったが、リオ五輪など国際的大イベントが終わったこともあり、今回は31人だった。留学生はおよそ1年間で帰国するため、社会人らが通年的なサポートを行っている。明慶さん自身も来月帰国予定だが、今後留学してくる学生の ...
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東西南北
昨夜のブラジルはグレミオのリベルタドーレス杯制覇に沸いたが、お膝元のポルト・アレグレでは喜びもひとしお。本拠地のグレミオ・アリーナは試合中からファンでぎゅうぎゅう詰めで、優勝が決まると一斉に涙して喜び、朝が空けるまで飲めや歌えやの大騒ぎだった、それを煽ったのはグレミオ監督のレナト・ガウーショだ。現役時代は派手な言動で知られた同 ...
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「ブラジル岐阜県人会便り」314号が10月に発行された。巻頭には日比野健一会計理事による、世界的なベストセラー、新渡戸稲造の『武士道』を日本の道徳教育の教材に受け入れたらどうかとの興味深い提言。理事会議事録では「岐阜県人ブラジル移住105周年、県人会創立80周年」の日付が来年2018年7月29日(日)に決まったとの報告。母県側 ...
続きを読む »リオから大統領が生まれないその理由は?
ブラジルの政界用語の中のひとつに「カフェ・コン・レイテ(コーヒーと牛乳)」という言葉がある。これは「カフェ」がサンパウロ州、「レイテ」がミナス・ジェライス州を、それぞれの特産品に喩えたものだ。これはつまり、「ブラジルの大統領は伝統的にこの2州の政治の長の持ち回り」ということを意味する▼実際問題、共和国になった1889年から19 ...
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JBSショックの仕掛人として、今年のブラジル・メディアをにぎわせた同社主のジョエズレイ・バチスタ容疑者が28日、上院で行われた社会経済開発銀行(BNDES)の不正融資問題の議会調査委員会(CPI)と、上下両院合同のJBSの汚職問題のCPIに召喚された。9月の逮捕以後、久しぶりに公の場に出るとあって、報道陣の注目を集めたが、当の ...
続きを読む »デング熱やジカ熱流行の危険性は?
ブラジル保健省が28日、全国の自治体のネッタイシマカの生息実態調査の結果を発表した▼データが集まった3946市の大半は、10月~11月半ばの調査で、蚊の幼虫(ぼうふら)が見つかった家屋が1%未満だった。だが、1~3・9%台の市は1139、4%以上の市も357あった。今年からはデータ提出が義務付けられ、本来なら全市の数字が出揃っ ...
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来年の大統領選の目玉候補だったテレビ司会者のルシアーノ・フッキ氏が出馬を断念した。同氏は世論調査での好感度が高く、それなりの支持もあった。日本では昨今、下手をすると話題になるのはタレント議員ばかりで、こういう候補は珍しくないかもしれない。ブラジルでもタレント政治家はいるにはいるが、それを理由に、かなり厳しい批判にさらされるのが ...
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24日付のサンパウロ市官報に載った条例によると、市内の道路で立小便を行った人に対しては500レアルの罰金刑が科されることになるという。「今頃、立小便に罰則?」と思われる人もいるかもしれないが、サンパウロ市内は公衆トイレの数が少ないことで知られており、道端で用を足す人が少なくない。歴史的記念物や公共の建物に小便をかけた場合や、人 ...
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ぶらじる川柳社(荒井花生主幹)の柳誌『ぶらじる川柳』215号が11月に発行された。《臭い金鷹が集まるブラジリア》(島田喜久枝)に納得。鷹というより、むしろ「ハゲタカ」か。地震、台風が次々と日本を襲う様子を詠んだ《天災の多き故国よ胸痛し》(栄森さかえ)にも共感。つらかった初期の移住生活を超えて、経済的な安定や子孫の繁栄を達成した ...
続きを読む »2025年万博の大阪誘致に賛同を
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする万国博覧会を、2025年に大阪市で開催するため、「2025日本万国博覧会」誘致委員会(会長=榊原定征経団連会長)が中心となって、誘致活動を精力的に展開している。ぜひとも日本開催に向け、ブラジルからも一肌脱いで協力したい。 ブラジルでは労働者党(PT)政権がサッカーW杯、リオ五輪と ...
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