21日から、ブラジルは暦の上で冬に入った。ただでさえ水不足の懸念がささやかれている最中、一年で最も雨が期待できない季節に入るわけだ。今出ている予測だと、今年の冬の降水量は過去の平均を下回る見込みだというから、なお苦しい。さらに、今年の冬は「乾燥している上に寒くなる」と報じられており、南東部では最高気温が冬の平均である22度を超 ...
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東西南北
20日のサッカーの全国選手権。サンパウロはサントスにボール占有率で勝りながら、0―2で敗戦。5試合終わって3敗2分の18位と苦しんでいる。今季はここまで意外な展開で、上位3チームをアトレチコ・パラナエンセ、フォルタレーザ、ブラガンチーノといった伏兵が占めている。強豪たちもそろそろエンジンをかけてほしいところ。
続きを読む »《記者コラム》10回目のデフォルトの瀬戸際にいるアルゼンチン
「メキシコ人はインディオから、ブラジル人は密林から、我々は船に乗ってヨーロッパから来た。私の名字、フェルアンデスはその証しだ」――アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領は9日、スペインのペドロ・サンチェス首相を首都ブエノス・アレスに迎えて、そう問題発言をし、ブラジル・メディアは「差別発言」だと大々的に取り上げた。
続きを読む »特別寄稿=スポーツ界に見るハイブリッドの躍進=国際化で変わる“新日本人”の誕生=サンパウロ市在住 駒形 秀雄
今年4月21日、ゴルフの松山秀樹さんが米国で行われたマスターズでの大会優勝を果たしました。「日本人が初めて海外メジャーを制した」と日本人は大喜びしました。 次いで、6月6日、今度は全米女子オープンで笹生優華(さそうゆうか)さんが優勝、賞金100万ドル(約1億1千万円)を獲得です。 これでゴルフは男女ともに日本人がメジャー制 ...
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先月29日に行われたボルソナロ大統領に対する全国的な抗議デモが記憶に新しい中、今日19日は2回目の大統領抗議デモが行われる。今回のデモには政治家も参加を検討していると報じられており、ルーラ元大統領の動向も注目されている。これまで報じられているところから察するに、ルーラ氏は「参加したいのはやまやまだが、デモが政治的になりすぎても ...
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ボルソナロ大統領が12日にサンパウロ市で行って物議を醸した、マスクなしでのバイクでの集団デモ行進「モトシアッタ」について、サンパウロ州公共運輸サービス規制機関(Artesp)が、料金所などの記録によると、この日に使われたバイクの数は6661台だったと発表した。デモの直後は「1万2千人参加」とされていたが、実際にはその半分程度だ ...
続きを読む »特別寄稿=日本と日系社会の絆をより太いものに=衆議院議員 下地 幹郎
2017年7月20日、私は初めてブラジルを訪問いたしました。ブラジルという広大な土地のなかで生きる皆さんの大きなエネルギーに直に触れて感激したことを、今も忘れることはありません。 ブラジル訪問を行うにあたっての私の最大の目的は、「ブラジル移民の皆さんと意見交換をすること」でありました。「ニッポンから遠く離れ、移民としてブラジ ...
続きを読む »ネタニヤフ退陣で孤立深まるボルソナロ
ドナルド・トランプ氏が米国大統領を退いて以降、国際政治におけるボルソナロ大統領の孤立化が指摘されて久しいが、13日、さらに痛手が襲った。イスラエルで、ベンヤミン・ネタニヤフ氏が首相の座を追われた。 ネタニヤフ氏は、国際政治における現在の「極右政治家」の先駆的存在で、ご多分に漏れずボルソナロ氏も敬愛していた。自身は大統領になっ ...
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2022年の大統領選出馬を有力視されていたグローボ局司会者のルシアノ・フッキが、16日未明、出馬断念ととれる発言を行った。フッキは同局の深夜番組「コンベルサ・コン・ビアル」に出演した際、2022年に関して、「ドミンゴン・ド・ファウストンの後番組の司会者を務める予定」と答えた。これは、同局で32年間続いている日曜夜の人気番組だ。 ...
続きを読む »母を失った傷心を少し癒した何気ない一言
数日前に母親をコロナ感染症で失った男性が、携帯電話のワッツアップでピッツァを頼んだ際、店員からの言葉に心癒された話を読んだ。 母一人、子一人で暮らしていた男性にとり、母を失った悲しみや寂しさはどれほど大きかった事か。まして、死後4日では、「とにかく何か食べねば」という思いだけでメッセージを送った事が想像できる。 なじみのピ ...
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