コラム

  • ブラジルのパスポート(Foto: Isaac Amorim/MJ)

    《ブラジル》四世ビザは今後50年を占う重要なテーマ

     「四世ビザ」は、今後50年の日系社会、いや日伯関係を左右する最重要なテーマではないか。1990年6月、日本法務省が入国管理法を改正し、二、三世への在留条件を緩和したのに匹敵する衝撃を、日系社会に与え

  • 東西南北

     党の方針をめぐり、現在、分裂の危機にあるブラジル社会党(PSB)。元々が左翼政党でありながら、ビジネス界とのつながりも強いという、一見相反する要素を併せ持っていた政党だけに、このような事態を引き起こ

  • 大耳小耳

     23日まで、サンパウロ文化センター(Rua Vergueiro, 1000)で日本の映画監督、是枝裕和氏の作品が上映されている。入場料は2レ。『誰も知らない』(2004年)や『海街diary』(20

  • 歌やピアノと数学、語学

     ひょんな事で数学(算数)の教師が足りないから手伝ってと頼まれ、1年余り。微分積分、三角関数など、さび付いた頭を磨き直しながらの時間は楽しい。大学1年の夏休みに帰省した折、母校の教師に頼まれて音大志望

  • 東西南北

     ロドリゴ・ジャノー検察庁長官は、本面でも報じている講演会で、JBSのジョエズレイ・バチスタ氏に関する話も行った。それによると、ジョエズレイ氏がデラソンの依頼を持ちかけてきた際は「企業救済目当てのもの

  • 大耳小耳

     17日晩に慶祝団を日本に送り出したブラジル日本民謡協会の塩野彰会長は18日来社し、ほっとした表情を浮かべた。「実は慶祝団が到着する直前に、大会を準備する疲労とストレスが重なって帯状疱疹が出てしまった

  • 日本民謡公演の舞台裏

     16日の「ブラジル日本民謡協会創立50周年記念公演」は盛況の内に閉幕した。昨日来社した塩野会長は「素晴らしいステージになったのは出演者全員のおかげ」と感謝を繰り返した。本公演には、慶祝団もあわせ約4

  • 東西南北

     12日に実刑判決を出されて以来、ブラジルの話題を集めるルーラ元大統領だが、それに伴い、同氏の痛烈な批判者として知られる、サンパウロ市のジョアン・ドリア市長も注目を集めている。ここ連日、市長がルーラ氏

  • 大耳小耳

     ブラジル日系熟年クラブ連合会の機関紙『ブラジル老荘の友』522号が7月に発行された。その中に「予知」(井出香哉)という興味深いエッセーが。数々の予知エピソードが並べられ、その最後には極めつけの逸話が

  • 未来を感じさせる胎児と来年の大統領選を重ねあわせた支持者と、ルーラの左手(Foto: Ricardo Stuckert)

    《ブラジル》「奴隷の呪い」と統合労働法

     1943年施行の統合労働法(CLT)は、少し日本の憲法に似ている。歴代大統領が試みてきたにも関わらず、74年間も実現しなかった難事だからだ。軍事政権すらやらなかった。  その間、憲法自体はなんと3回

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