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コラム

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大耳小耳

 俳誌『蜂鳥』(編集兼発行人=富重久子)336号が発行された。《妻逝きて部屋の風鈴余韻鳴る》(青木駿浪)はしんみりとさせる作品。《手折り来し秋草させるグヮラナ瓶》(須貝美代香)はブラジルらしい季節感が漂う。《仏壇のまっかな柿に夕日さす》(間部よし乃)は黒檀にダイダイ色の柿という目に鮮やかな一句。《大空に太鼓響かせ梨祭》《剣道の一 ...

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ジャパン・ハウスを訪れた正直な感想=サンパウロ市在住 山本 紅

夜のジャパン・ハウスは特に隣の銀行が良く目立つ

 テレビなどで連日報道されているわがサンパウロ市のジャパン・ハウスに行った。  数か月前、テレビで大々的に報道された檜のファサード(建物正面)を見るために、わざわざ夫とパウリスタ大通りまで出かけたが、少々がっかりして帰って来た。  これは檜を格子状に組み上げた「地獄組」と呼ばれ幅36メートル、高さ11メートル重さ合計6トン以上の ...

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移民の日行事に若い人も参加してもらおう!

 「年々参列者が減ってきている」―。今年で109周年目を迎え文協で開催された「開拓先没者追悼法要」で、参列者からはそんな寂しい声が漏れ聞こえた。  参列者の顔を見れば各日系団体で要職に就いている言わばお馴染みの顔ばかり。若者の姿は指で数える程度で、コロニア中枢の人のみが参加する儀式となっている印象が否めない。  法話を説いた杣山 ...

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2千年分の贖罪ができるブラジル司法はキリスト並み?!

最高裁前にある司法のシンボル

最高裁前にある司法のシンボル  37人の女性患者をレイプした件で「278年の懲役」を科せられたロジェル・アブデルマッシ元医師(74)が、パラグアイに逃亡中に現地警察に拘束され、ブラジルで刑務所に入っていた。と思ったら〃優秀〃な弁護士が「高齢と健康不調」を理由に、電子足輪付の自宅軟禁の判決を勝ち取り、先日たった3年で出獄した。約3 ...

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東西南北

 テメル大統領は19日からロシア訪問に出かけており、最終日の21日はプーチン大統領との会合も行った。本来なら、こういうことこそがトップ記事になるべきで、ましてやそれが、同じ新興国で貿易や政治的交友関係も気になるロシアならなおさらのことだ。だが、現在はマスコミも国民も、そういうニュースより、テメル大統領にまつわる疑惑を追うことに血 ...

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大耳小耳

 山口県人会館には、母県で生産されている日本酒のほか、萩焼の茶器や大内人形など様々な物産が飾られている。昨年12月、ロシアのプーチン大統領が来日し安倍首相と山口県で首脳会談を行った際、夕食会で振舞われた同県萩市の日本酒「東洋美人」も同県人会館内に展示されている。山口県人会によると、大統領はその酒を大絶賛し、何本か買って帰国したと ...

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ブラジルの報道で感じる気候変動

 ブラジルの冬が21日午前1時24分に始まった。サンタカタリーナ州山間部で零下といった報道は例年並みだが、21日のリオデジャネイロ市は20日の雨と強い風による高波などにより、15地区で洪水が起き、交通も混乱したまま明けた▼リオ市では20日、8時間で6月の平均降水量を66%上回る雨が降り、21日朝のTVでも、学校に子供を迎えに行っ ...

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東西南北

 先週末のエポカ誌のインタビューで、またしてもブラジルを混乱に巻き込んだジョエズレイ・バチスタ氏。だが、同氏が大きな証言をすればするほど、同時に矛盾点や不明点も指摘される状態が続いている。その一方で、同氏が巨額な贈賄をしたにもかかわらず、デラソンをしたおかげで、逮捕もされず野放しになっていることに苛立つ国民も多く、JBS社のイメ ...

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『日本文化』皇室編を読んで=サンパウロ市在住 作本登実子

『日本文化』第5巻

 私は毎週水曜日、授業の帰路、同じタクシー乗場で車に乗るので顔見知りになり言葉を交わすようになりました。  ある日の運転手さんが、「将軍と天皇は同じなのか?」と聞かれ、ビックリしました。  でも、数日前に『日本文化』第5巻「皇室編」を感慨無量な心境で読み、内容を覚えていました。ですので、私なりに噛み砕いて説明しましたら、とても喜 ...

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東西南北

 17日、パラナ州クリチーバのコウト・ペレイラ・スタジアムでのコリチーバ対コリンチャンス戦の前、コリンチャンスを応援しに来たジョナタン・ジョゼ・ソウザ・ダ・シウヴァ氏(29)らが、コリチーバファンから集団リンチを受ける事件が起きた。ジョナタン氏は、無抵抗だったにも関わらず暴力を受け続け、腕の骨を折り、頭部にも外傷を負った。その後 ...

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