コラム
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大耳小耳
日本の女優の野際陽子さんが13日に死去した。81歳。3年前に肺せんがんが見つかり、手術や抗がん剤治療を行いながら仕事を続けていたという。野際さんといえば05年にNHKで放送され、ブラジル移民の苦難の
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《ブラジル》邦字紙70年のバランスとは
先日、コロニア文芸関係者から「最近のニッケイ新聞は勝ち組側の話ばかりのせて偏っている」とのお叱りをうけた。正直な気持ちを打ち明け、その説明をしたい。本紙は「認識派」パウリスタ新聞と日伯毎日新聞の流れ
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東西南北
聖体祭だった15日は、「キリストのための行進」(マルシャ)だけではなく、毎年恒例の路上アート、「タペッチ(カーペット)」も注目を集めた。タペッチは色とりどりのおがくずや花びらなどを敷き詰めて作られる
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《ブラジル》「大統領の首」より大事な問題とは何か
ジウマ/テメル・シャッパの無効化を問う裁判で現状維持の判断が出て、当面はジャノー連邦検察庁長官による大統領告発が政局の焦点になっている。これも大事だが、労働者党(PT)前政権や現テメル政権の政策自体
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東西南北
13日、サンパウロ市市議会で、カミロ・クリストーファロ市議(ブラジル社会党)が、以前は労働者党の名物上院議員としても知られたエドゥアルド・スプリシー市議の側近に暴力を振るい、携帯電話を壊すなどの行為
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《ブラジル》汚職捜査の今後はいかに?
6月始め、携帯電話に「5月が汚職月だったなら、クァドゥリーリャの6月は更に酷くなる」と書かれた写真が届いた。クァドゥリーリャは4組の男女が踊るダンスで、6月祭(フェスタ・ジュニーナ)恒例の田舎の結婚
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東西南北
昨日付本紙でも報じた、サンパウロ大都市圏サンベルナルド・ド・カンポ市の、額に「私は泥棒」との刺青を彫られた17歳の少年に関する報道が日に日に大きくなっている。12日には刺青師のマイコン・ドス・レイス
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大耳小耳
サンパウロ市の三重県人会(Av. Lins de Vasconcelos, 3352, Vila Mariana)で、ブラジル漫画協会(Abrademi、佐藤紀行会長)が毎月開催する「日本の歴史講演
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東西南北
9日の選挙高裁の裁判結果の話題で持ちきりだった週末のブラジル。4人の判事の意思があれだけ堅いのなら、せめてオデブレヒトの件も入れて決断した方がまだ国民感情も収まったような気もするが、裁判そのものを、
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テメルの進退決める裁判劇=ピアーダのような裁判の構図=乗り切ったが次の嵐がそこに=サンパウロ市在住 橘 馨
空は晴れたが寒くなりましたね。この気候につられるのか、ブラジル政界も中々厳しい日々が続いております。先週6日から9日まで、ブラジリアの選挙高等裁判所(TSE)で現テメル大統領がその職を失うか否かの審