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コラム

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大耳小耳

 日本の女優の野際陽子さんが13日に死去した。81歳。3年前に肺せんがんが見つかり、手術や抗がん剤治療を行いながら仕事を続けていたという。野際さんといえば05年にNHKで放送され、ブラジル移民の苦難の歴史を描いたドラマ「ハルとナツ~届かなかった手紙」で、トラホームの日本に取り残された妹を好演した。「3年で返ってくるから」とブラジ ...

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《ブラジル》邦字紙70年のバランスとは

『勝ち組異聞』(無明舎)

 先日、コロニア文芸関係者から「最近のニッケイ新聞は勝ち組側の話ばかりのせて偏っている」とのお叱りをうけた。正直な気持ちを打ち明け、その説明をしたい。本紙は「認識派」パウリスタ新聞と日伯毎日新聞の流れをくむ邦字紙であり、パ紙が創刊した1947年1月から長い間、勝ち組の言い分を一切、紙面に載せて来なかった。90年代から記者をするコ ...

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東西南北

 聖体祭だった15日は、「キリストのための行進」(マルシャ)だけではなく、毎年恒例の路上アート、「タペッチ(カーペット)」も注目を集めた。タペッチは色とりどりのおがくずや花びらなどを敷き詰めて作られる。最も有名なものは大サンパウロ市圏のサンターナ・デ・パライーバのもので、長さが850メートルにも上る壮大なものだ。幸いなことに雨も ...

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《ブラジル》「大統領の首」より大事な問題とは何か

テメル大統領(Foto: Beto Barata/PR)

 ジウマ/テメル・シャッパの無効化を問う裁判で現状維持の判断が出て、当面はジャノー連邦検察庁長官による大統領告発が政局の焦点になっている。これも大事だが、労働者党(PT)前政権や現テメル政権の政策自体をもっと議論すべきだと常々思う。政策の良し悪しをきちんと総括しないと、同じ失敗を繰り返す▼人にたとえれば、「病気を治す」のが汚職撲 ...

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東西南北

 13日、サンパウロ市市議会で、カミロ・クリストーファロ市議(ブラジル社会党)が、以前は労働者党の名物上院議員としても知られたエドゥアルド・スプリシー市議の側近に暴力を振るい、携帯電話を壊すなどの行為にも及んで話題を呼んだ。クリストーファロ議員は直前に市議会の渡り廊下でセントロのブラスにある「早暁市」の関係者の若者から抗議行動を ...

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《ブラジル》汚職捜査の今後はいかに?

 6月始め、携帯電話に「5月が汚職月だったなら、クァドゥリーリャの6月は更に酷くなる」と書かれた写真が届いた。クァドゥリーリャは4組の男女が踊るダンスで、6月祭(フェスタ・ジュニーナ)恒例の田舎の結婚式を模したダンスも同名で呼ぶ▼だが、この言葉はギャングや犯罪組織も指すから、あちこちでギャングが活躍し、汚職蔓延という洒落になる。 ...

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東西南北

 昨日付本紙でも報じた、サンパウロ大都市圏サンベルナルド・ド・カンポ市の、額に「私は泥棒」との刺青を彫られた17歳の少年に関する報道が日に日に大きくなっている。12日には刺青師のマイコン・ドス・レイス容疑者の容貌が明らかにされたが、これがスキンヘッドに髭面と、かなり威嚇的だ。未成年者にしてみれば、近寄られるだけでもかなり怖いと思 ...

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大耳小耳

 サンパウロ市の三重県人会(Av. Lins de Vasconcelos, 3352, Vila Mariana)で、ブラジル漫画協会(Abrademi、佐藤紀行会長)が毎月開催する「日本の歴史講演会」の第4回目が、25日の午前9時から行われる。入場無料だがAbrademiのサイト(www.abrademi.com)で要申し込 ...

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東西南北

 9日の選挙高裁の裁判結果の話題で持ちきりだった週末のブラジル。4人の判事の意思があれだけ堅いのなら、せめてオデブレヒトの件も入れて決断した方がまだ国民感情も収まったような気もするが、裁判そのものを、上告も起こらせずに早く終わらせたかったのか。だが、この裁判の結果によって、「テメル憎し」の感情が高まり、大統領を辞めさせる唯一の手 ...

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テメルの進退決める裁判劇=ピアーダのような裁判の構図=乗り切ったが次の嵐がそこに=サンパウロ市在住  橘 馨

「有効」を押し通したメンデス長官(Foto: Roberto Jayme/Ascom/TSE)

 空は晴れたが寒くなりましたね。この気候につられるのか、ブラジル政界も中々厳しい日々が続いております。先週6日から9日まで、ブラジリアの選挙高等裁判所(TSE)で現テメル大統領がその職を失うか否かの審理、判決がなされました。  それは2014年末に行われた大統領選挙で選ばれたジウマ大統領/テメル副大統領シャッパ(立候補チーム)の ...

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