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コラム

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大耳小耳

 在リオ総領事館の邦人被害報告によれば、5日(月)に強盗致傷事件があった。午前7時、リオ市セントロ地区の観光名所『セラロン階段』で発生した。邦人男性旅行者が『セラロン階段』で写真撮影をしていたところ、二人組の男に現金、旅券、クレジットカード等が入ったウエストバッグ1個及びデジタルカメラ1台を強取された。被害者がバッグを奪われない ...

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南銀合併時の知られざる歴史

 旧南米安田保険の社長と会長を歴任した松尾治さんは、「南米銀行がスダメリス銀行に吸収合併されるとき、南銀グループの南米安田も一緒に合併されるはずだった」と振り返り、「持ち株比率を上げて吸収合併を回避しようとした。株主に株を売ってもらうよう奔走した」と明かした。  「グループの中でも保険部門の採算は良かったから、身売りするグループ ...

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東西南北

 JBSショックの張本人で、政界に巨額の賄賂をばらまいたことを暴露しておきながら、いまだにニューヨークで悠々自適な生活をしているジョエズレイ・バチスタ氏。いくらデラソン(報奨付供述)で連警に協力したと言っても、この待遇は許されるのかという問題が物議を醸している。現地紙によると、双子のウェズレイ氏と共に行ったデラソンによって免除さ ...

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大耳小耳

 俳誌『朝蔭』第451号が5月に刊行された。《コーヒーをたてて夢見る朝寝かな》(杉本君枝)、《綿降るとパイナ見上げる日本客》(黒澤志賀子)、《パイネイラ踏まずに通れぬ田舎道》(山下志げこ)など。開いたページで、ふと《大根の葉の浅漬や握り飯》という句が目に留まった。まるで日本在住者かと思える句だ。作者の澤田千代さんはプ・プルデンテ ...

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琉球語が聞けるのは沖縄よりブラジル?

 スザノの沖縄県人会支部で婦人らが雑談しているのを聞いて、新来のコラム子はポ語で会話しているものかと思った。だが、それにしてはどうも聞きなれない。不思議そうにしていると、そのうちの一人、小波津静子さん(83、沖縄県)に「何を話しているか分かりますか?」と尋ねられた。  彼女たちが話していたのはうちなーぐち、琉球語だった。日本語と ...

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《デカセギ》知られざる在日日系社会の厳しい現実(上)

在日ブラジル人コミュニティを長いこと見てきたアバンセの林隆春社長

 「35歳でオバアチャンっていうのが、あちこちにいるんだよ」――日本の大手派遣会社アバンセの林隆春社長が先月末に来社した折り、日本のデカセギ事情を聞いている最中に、そう言われて頭を抱えた。つまり、17歳ぐらいで出産を二世代に渡って繰り返している▼将来のことを深く考えずに訪日し、工場労働ばかりする両親は、子供の教育のことを考えない ...

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東西南北

 1日夜、前日からサンパウロ市中央部の同市文化局を占拠していた、若者たちによる文化団体が撤退を決めた。この団体は市内東部の建物に不法占拠して音楽活動などを行っており、ハダジ市長のときは市からの援助金を受けて活動していた。だが、その支給契約が切れたため、アンドレ・ストゥルム文化局長交渉していた。だが、5月29日の話し合いの際に同局 ...

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東西南北

 9四半期ぶりに国内総生産(GDP)が上昇、しかも上がり幅も大きかったとあってテメル大統領は大はしゃぎ。エンリケ・メイレレス財相と共に「遂にリセッションは終わった」と自信満々に語っている。ただ、それで世間が大統領を見直す雰囲気はまだ感じられない。それはJBSショック以降、自身の大統領の座が怪しいからであり、メディアではGDPの報 ...

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大耳小耳

 サンパウロ市のガルボン・ブエノ街160番の「バンリ・レストラン」で『寿司ハンバーガー』が販売されている。衣を付けて揚げた酢飯の間に、サーモンときゅうりの酢のもののクリームチーズ和えがたっぷりと入り、値段は25・90レ。名前はハンバーガーだが、形はサンドイッチのように三角形だ。酢のものと酢飯のほのかな甘さとサーモン、濃厚なクリー ...

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《ブラジル》じわじわと追い詰められるラヴァ・ジャット作戦

ラヴァ・ジャット作戦を指揮するデルタン・ダラニョル連邦検察官(Foto: Luis Macedo/Camara dos Deputados)

ラヴァ・ジャット作戦を指揮するデルタン・ダラニョル連邦検察官(Foto: Luis Macedo/Camara dos Deputados)  昨年来、ラヴァ・ジャット作戦の対象に首都の政治家が入るようになり、「激震の発信地」がクリチーバとブラジリアの両方になった。最近特にジャノー連邦検察庁長官が「台風の目」としての存在感を強め ...

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