コラム

  • 東西南北

     ブラジル政府の進める社会保障制度改革の行方が、与野党の党利党略や各労働部門の利害関係で、抜き差しならない状況に陥っている。2日には刑務所職員らが法務省内に押し入って抗議行動を実施。「政府は、警察には

  • 大耳小耳

         ◎  海外移住資料館(神奈川県横浜市)では企画展示「広島から世界へ―移住の歴史と日系人の暮らし」を28日まで開催中。広島市が所蔵する貴重な標本資料や写真などを使って、同県移民の歴史が紹介され

  • 『衝撃』をもたらすかジャパン・ハウス

     JHの目玉である『竹』展示。一見地味かと思いきや、それを手掛けた造形作家に話を聞くと衝撃的なものだった。一人は竹細工職人でもう一人はなんと理工学者。切り口全く違うのだ。  六百本の竹を六方向に組み合

  • 東西南北

     ブラジルで昨年実施され、国庫を潤したレパトリアソン法。国外の隠し資産を申告し、罰金と課税を受けいれれば、その資産を合法化する法律だが、国内に戻った資産は17%のみである事が分かった。国外の隠し資産合

  • フェイスブックもひとつの友情?

     ベルゲイロ駅上のサンパウロ文化センターにはいつも若者たちがたくさんいる。ポ語の会話練習のため、勇気を出して集団のいくつかに話しかけてみた。初めは怪訝そうな顔をされるが「日本から来たばかりでポ語の勉強

  • 東西南北

     28日のゼネストで、通勤・通学の手段を奪われた人は多いが、テメル大統領やサンパウロ州のアウキミン知事、サンパウロ市のドリア市長などは一様に、欠勤者には減点、減給との方針を示している。労働者の中には、

  • 大耳小耳

         ◎  サンパウロ市の文協ビル7階から9階にある「ブラジル日本移民史料館「(Rua São Joaquim, 381 – Liberdade)が、特別企画として水野龍が運行した第1

  • リンス本願寺を支える婦人会の皆さん(2015年4月撮影)

    婦人部からブラジル社会へ日本料理の普及を

     継承日本語を残して行くためには、地方日系団体が「日本文化クラブ」的な方向性を取り入れていく取り組みが必要ではないか―と18日付本欄で書いた。その中で、大きな柱になるのは、やはり婦人部の刷新だろう。大

  • 東西南北

     労働法改正をめぐり、大揺れのブラジルだが、その混乱は改正を承認した下院でも全く同様だった。院内での話し合いの最中にも改正反対派の議員らは、ちぎれた労働手帳を拡大コピーして立て札にしたり、「CLT(労

  • 大耳小耳

        ◎  『楽書倶楽部』第27号(創刊7周年記念号)が15日に刊行された。なんと充実の156ページ。執筆者は46人もおり、梅崎嘉明、小野寺郁子、広川和子諸氏ら文章の先生格がぞろぞろ。また本紙に上塚

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