ホーム | コラム (ページ 280)

コラム

➡【無料朝刊サービス登録】緊急対応の無料PDF版へのリンクに加え、毎日の新しい記事の見出しだけを、本文ページへのリンクをつけてメールで無料配信しています。メールアドレスを書き込み、「申し込み」ボタンを押すだけです。メールチェックのついでに気になる記事をクリック!

東西南北

 本日の本面の記事は、奇しくも最高裁による人身保護令の判断の話が二つ重なった。最高裁は通常、長官を除く10人が5人ずつの班に分かれて審理を行うが、今回は第1班が殺人容疑者のサッカー選手ブルーノ、第2班がラヴァ・ジャット作戦の被告に関し、それぞれ、対照的な判断を行った。そもそも、重大な事件の犯人と目される人物を、「次の裁判のめどが ...

続きを読む »

2800万のブラジル人を悩ます耳鳴り

 国によっては人口の24%、ブラジルの場合は少なくとも2800万人が耳鳴りに悩んでいる。蜂の羽音のようだ、セミの鳴き声のようだ、はたまた、圧力鍋の蒸気が漏れる音のようだなど、耳鳴りの表現の仕方は様々だが、サンパウロ大学サンカルロス校の研究班が、耳鳴りを感じるのは脳の前頭前野(前頭前皮質)右側である事を発見した▼前頭前野は複雑な認 ...

続きを読む »

大耳小耳

    ◎  『ブラジル老荘の友』519号を読んでいて、おもわず吹き出した。ブラジル経済通で知られる若松如空さんのコラム「三十年後、ブラジルは大国になる」の最後の部分だ。将来良くなる可能性をこれだけ秘めているという数字が延々と書かれていて、実に説得力がある。でも、その最後に《私は家族が集まった時「苗字のアルファベットは絶対に変え ...

続きを読む »

東西南北

 以前、サンパウロ市西部のペルジゼスで、営業を停止したブラジル銀行の支店に強盗が入り、備品と共に個人データなどを盗み出して問題化したことを本欄で報じたが、これに引き続き、同銀行のもうひとつの営業休止支店が強盗からの攻撃対象になっている。その支店は同市中央部のサンタセシリアにあり、3月のはじめに営業を中止していた。近隣の路上生活者 ...

続きを読む »

大耳小耳

 サントス日本人会(安次富ジョルジ会長)は、来月1日午前9時から、港湾労働者スポーツ協会(Associação Atlética dos Portuários, entrada pela Rua Cincinato Braga, 1)で『第65回運動会』を開催する。戦後、同会が設立された1952年から始まった伝統ある行事で、去年 ...

続きを読む »

なぜ「ガンジーの息子たち」なのか=サルバドールのブロッコを訊ねる=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子

「Filhos de Gandhy」(ガンジーの息子たち)の行進の様子(By Tatiana Sapateiro from São Paulo, Brasil, via Wikimedia Commons)

 今年のカーニバルも終わり季節は秋に移った。ブラジルと言えばカーニバル。6年前に本格的にサンパウロでの生活をはじめ、その国を知るにはまず歴史から、と建国500年余の歴史を紐解きながら、ついでに、そもそもブラジルのカーニバルとはどういうものか調べてみた。  そこで、インターネットの動画サイトでカーニバルの映像をのぞくと、そこで思い ...

続きを読む »

《ブラジル》「ジウマの政策失敗のつけは、LJ作戦のそれより大きい」

23日付エスタード紙より

 23日付エスタード紙の経済面トップは《ラヴァ・ジャット(LJ)作戦で疑惑を指摘された企業は、この3年で60万人弱を解雇》と報じた。最多解雇をしたのはペトロブラスで、13年12月に44万6千人いた社員が昨年末には18万6千人と、約26万人減、マイナス58%になった―との記事だ▼考えさせられたのは、その後のエコノミスト、エドゥアル ...

続きを読む »

日系民謡歌手の日本プロデビューを目指しては

 来場者数約130人を記録した昨年の『本荘追分ブラジル大会』。久保田紀世会長はその大会で優勝し、日本での全国大会で特別賞を受賞した。「ブラジルから出場したから」と謙遜しつつも、「いずれは優勝を目指したい」とさらに研鑽する覚悟だ。  沖縄県人会の「第20回民謡大会」でも来場者数は3桁だ。ほかに地方での大会開催や民謡協会が複数存在す ...

続きを読む »

東西南北

 23日はフランスで大統領選挙の一次投票が行われ、ブラジルでもニュースやネット上でかなり注目を集めた。ブラジルでは、他国のことなのに自国の現状と比較して批判などをしはじめる人が少なくなく、元財相のマクロン氏と極右のル・ペン氏が決選投票に進むとわかると、「極右が強い今だからこそ、(リオ州選出の下院議員で大統領選出馬も言われている) ...

続きを読む »

大耳小耳

 ジャパン・ハウス開館の記念行事として、サンパウロ市公演が決まっているのが世界的な活躍で知られる日本の音楽家・坂本龍一だ。現在65歳で、2014年に中咽頭癌ガンを患い、約一年間活動を休止して治療に専念した。その後、映画音楽の作曲で復帰したが、目立ったライブ活動は控えていた。そんな彼にとって、今回のブラジル公演は「完全復活の証」と ...

続きを読む »