在リオ日本国総領事館はカーニバル観覧時に、蚊が媒体する感染症(ジカ熱、黄熱病、デング熱、チクングニア熱、マラリアなど)へ注意するよう呼びかけた。防蚊対策としては、長袖シャツや長ズボン等を着用し、肌の露出を減らす。ディート(DEET)やイカリジン等の有効成分を含む「忌避剤」(Repelente de insetos)を使用する。 ...
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ブラジルのリセッションはもう終わった?
ミシェル・テメル大統領とエンリケ・メイレーレス財相が21日、年金制度改革に関する議員達との会合中、ブラジルが直面している経済危機に関連する発言を行った▼リオデジャネイロ州議会が水道公社民営化を承認した事で、連邦議会で地方自治体への財政支援のための法案承認を図る材料が出来たと評価したのは大統領だ。同州は他州に先駆けて財政上の非常 ...
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好調な支持率でスタートを切ったサンパウロ市のジョアン・ドリア市長の市政だが、良いことばかりが報じられているわけではない。21日付アゴラ紙によると、市内の公園では雑草が伸び放題になっていて、人が歩くのにも邪魔になっているケースが目立っているという。また、同紙によると、市内の保健機関に行き届かせることを約束した20種類の薬のうち、 ...
続きを読む »パラグァイ失業率は地域第4位=男性6・6%、女性10%=1位ブラジル、2位コロンビア、3位アルゼンチン=アスンシオン在住 坂本邦雄
国際労働機関・ILOによれば、我が国の経済成長率(GDP・国内総生産)は好調であるに拘わらず、2015年度の失業率7・2%に比し、2016年度は8・3%に悪化した。なお、女性の昨年度の失業率は10%に達している。 パラグァイ中央銀行発表の公式指数は堅調な経済の増進を示すものだが、最近の国際労働機関・ILOの報告書ではパラグァ ...
続きを読む »好評な「バテ・パポ・エン・ジャポネス」
言語学習者にとって母語話者と交流することは大事な機会だ。ブラジル日本語センターで毎月曜に行われる「バテ・パポ・エン・ジャポネス(日本語で世間話)」は、ブラジル人日語学習者が日本人と実際に会話する場だ。開始からすぐに参加者が増え、今では人数を抑えるためあまり広報していないそう。 主宰者の山岸美智子さんによると、日系社会と全く接 ...
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17日からサンパウロ市の街中にもカーニバルのブロッコが登場しはじめた。そのブロッコの集まる所として有名な場所のひとつ、西部ピニェイロスのラルゴ・ダ・バタタでは18日昼に、市側の発表で9万人もの人が集まったという。しかも、この日はここ数日の猛暑でもひときわ暑く、最高気温は33・4度に達した。同地では人がごった返して、一時はバスも ...
続きを読む »リオのカーニバルで人生を変えた(?)三島由紀夫
杉山欣也金沢大学教授の人文研研究例会(21日付7面で詳報)には、考えさせられるところが多かった。27歳だった三島由紀夫が選んだ最初の世界旅行(1951年12月から半年間)の主要訪問地がリオ、ローマ、アテネだったからだ。生涯に3回も世界旅行したとはいえ、初回こそ一番行きたい場所を選ぶ。そこにブラジルは入っていた▼三島は24歳で発 ...
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15日、ブラジル連邦最高裁は、「昨年5月に最高裁が下院議長職停職を決めた時と同じ理由で逮捕されたのは不当」として釈放を求めていた前下院議長のエドゥアルド・クーニャ被告に対する全体審理を行った。同被告の最高裁への訴えは議長時代から一貫して不人気で、15日も「ラヴァ・ジャットの報奨付供述に応じられたら社会が混乱」との思惑などもあっ ...
続きを読む »大耳小耳
『ブラジル老荘の友』新年号と1月号が同時に届いた。新年号は12ページで全カラー印刷。日本の老人クラブ連合会会長の挨拶を初め、各界著名人の言葉がずらりと並ぶ。一方、1月号は8ページ白黒印刷だがもっと読むところがある。たとえば「移民が行き着く所」(早川正満)では、《他民族に比べて日本移民の二世への移行の過程で、我々老人を落胆させる ...
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CNTという調査団体が行ったアンケート調査によると、2018年の大統領選で国民の約30%がルーラ氏の当選を願っているという結果が出た。いかにマリーザ夫人の死の直後とは言え、連日のラヴァ・ジャットの疑惑報道の後でもここまで強いとは。また2位にはマリーナ・シウヴァ氏、3位にはジャイール・ボルソナロ氏が共に11%台で続いている。だが ...
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