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コラム

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大耳小耳

 俳誌『蜂鳥』第334号が12月に刊行された。《花コーヒー移民哀史も遠くなり》(山根敦枝)は移民109年目らしい作品か。《夫植ゑて夫が好みしマンガ熟る》(三宅昭子)はマンガの本場・トメアスー移住地在住者らしい句か。《大掃除本棚払い立読みす》(高橋紫葉)も年の瀬に繰り返される心和む光景。エッセイ欄も充実。「俳句と日本人 労働観」( ...

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「負けて勝つ」のがサンパウロの歴史

右手に剣、左手に書物を持ち、ラテン語で「Pela ciência vencerás」(学問によって勝つ)と書かれたUSPの紋章

右手に剣、左手に書物を持ち、ラテン語で「Pela ciência vencerás」(学問によって勝つ)と書かれたUSPの紋章  サンパウロ市の誕生日、1月25日を心からお祝いしたい。1553年のこの日、マヌエル・ダ・ノブレガ宣教師が率いるイエズス会士ら一行が、チビリサー族らインディオ教化のため、初めてのミサをサンパウロ市で行っ ...

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東西南北

 ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事は23日、サンパウロ市中心部(セントロ)にあり、7年前に施設が取り壊されたバスターミナル跡地を総合文化街とする計画を発表し、大衆住宅1200世帯を含むコンドミニアム建設着手を宣言した。同文化街はジュリオ・プレステス広場の周囲に作られ、住宅の他にも、商店街や保育園、「トム・ジョビン音楽学校 ...

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大耳小耳

 日本ブラジル中央協会(東京都港区)の情報誌『ブラジル特報』1636号が1月に発行された。冒頭に小池百合子東京都知事の挨拶に続き、特集テーマ「新しい日伯関係」の最初で大前孝雄同協会会長は《16年8月末に大統領に就任して最初の訪問国の一つに日本を選んだことも、わが国に対する期待の現れといえよう。日本の経済界としても、新政権下のブラ ...

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東西南北

 20日夜から22日にかけて強い雨が降ったサンパウロ市では、水の被害が相次ぎ、20日には西部ペルジゼスで冠水による死者が出た。また、21日にもリベルダーデで冠水が起こった。そうしたこともあり、23日午前9時現在のカンタレイラ水系の月間降水量は342ミリとなった。これは、同水系の月間降水量としては過去10年で第4位にあたる数字だ。 ...

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大耳小耳

 国際交流基金が日本語が学べるウェブサイト「JFにほんごeラーニング みなと」(minato-jf.jp)を昨年7月に開設した。現在ひらがな、カタカナのほかA1レベル(初心者)までのコースが公開されている。「挨拶をする」「趣味について話す」等の場面で使われる言葉を「知る」「聞く」「話す」という段階を踏んで日本語を勉強する。登録は ...

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年は明けたが、周囲は暗い=必ず良くなるブラジル経済=サンパウロ市在住 駒形秀雄

テメル大統領(Foto: Beto Barata/PR)

 雨の日が続きますね。そんな中でもうお正月、さあ、この1年はどんな暮らしになるものやら、と気になります。それでTVや新聞でニュースも見るのですが、ここ数日の天気と同じ、パッとする様な明るい話がありません。  ブラジルへ来て50年を過ぎたと言う、松村某(なにがし)さんの話を聞いてみましょう。  「俺は戦後の、まだ苦しい時期に日本を ...

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《ブラジル・最高裁判事飛行機墜落事故》「誰がテオリを殺したか」

テオリ判事が「事故」の数時間前に家族へ送ったビデオの画像

テオリ判事が「事故」の数時間前に家族へ送ったビデオの画像  「誰がテオリを殺したのか?」――そんな陰謀説が、テオリ・ザヴァスキ最高裁判事を乗せた飛行機が墜落した19日からネット上を飛び交っている。「単なる事故」か「誰かが画策した事件」かで意味が変わってくる。今回はさっそく連邦警察も捜査に乗り出した。「事件」でないと証明する意味で ...

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東西南北

 20日のブラジル国内でのニュースはテオリ最高裁判事急死のニュースで持ちきりだった。とりわけ、社会的注目度の高かったオデブレヒトのデラソンが承認される直前に、悪天候での飛行機墜落死という状況を、2年半前に大統領候補だったエドゥアルド・カンポス氏が急死したことと重ね合わせ、その偶然を信じられない人が多い。パラナー・ペスキーザスとい ...

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大耳小耳

 本面10日付「古杉さんOAB試験に合格=晴れて弁護士に、成人後移住の日本人初か」に関して、編集部に再び質問が寄せられた。「30年ほど前に姪が試験をうけて弁護士になった。8年前でなく、もっと昔から試験があるはずだ」との内容。古杉さんに問い合わせたところ《かつてOABの試験は州によって任意に行われていて、全国統一の義務ではありませ ...

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