弓場農場のクリスマスの集いでのバレエ公演一曲目終了の後、大きな歓声が響いた。ミランドーポリスの街から離れたアリアンサ移住地は夜、漆黒の闇につつまれる。でもテアトロ・ユバは違う。照明に照らされた舞台の上には「文化」の輝きがあった。 バレエを指導する小原明子さんは「踊りには生活が出る」と一言。「弓場での練習の取り組みはプロ並。さ ...
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理想主義すぎるブラジル憲法と、遵法精神の少ない民
古杉征己さん(42、広島県三原市)はブラジルで弁護士試験が始まってから、おそらく初の日本人合格者だ。一見、控えめな感じだが、内には強い意志と燃え盛る志を秘めている▼苦節十年で弁護士試験に合格した感想を訊くと、まず「苦労しました」と前置きしつつも、「こんなに格差が激しく、汚職と犯罪が蔓延し、法律と現実の乖離もひどい中で、正義とは ...
続きを読む »「日本人の姿」はどう出来た?=これを変えることは出来るか(?)=サンパウロ市在住 駒形 秀雄
私達ブラジルに住む日本人は日常、自分とは姿形の異なったブラジル人に囲まれて生活しています。 それは普段はあまり気にならないのですが、メトロ・電車などに乗ると手持ち無沙汰でもあり、つい周辺の乗客の服装や身体、外形などに目を向けることになります。たまたま若い女性などが近くに来るとついその魅力に惹かれて「健康そうで均整のとれた体型 ...
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年明けからの1週間、議会が休みのせいもあって、政界関連では大きなニュースはほとんど届いて来ないが、現在のブラジルはもっぱら、北部を中心とした刑務所での虐殺騒ぎで揺れている。本来、国民がもっとも静かに心安らぐべきレヴェイロン(大晦日)が明けた途端にレベリオン(大暴動)と、言葉の響きこそ似ているものの、中身は悪い方に大違いの様相を ...
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5日付けG1サイトによると、サンパウロ州ジャボチカバウ市在住の日系人ロドリゴ・ノムラ・ゲレイロ容疑者(43)は、「カンピーナスで大晦日に起きた大量殺人事件を再現する」との脅迫メッセージをフェイスブックに投稿し、4日に逮捕された。ノムラ容疑者は、現在米国に住む元妻と10歳の息子の親権争い中であり、双極性障害(躁うつ病)に苦しんで ...
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4日午前7時頃、サンパウロ市西部ヴィラ・ソニアで、システム・アナリストのダニエーレ・サントス・ゴメスさん(30)が、自宅を襲った強盗に射殺された。ダニエーレさんはこの日、自宅の車庫に車を入れたり出したりしていたときに武装した2人組の男性に制圧され、家の中まで侵入された。強盗はコンピューターやテレビなどを盗んでいこうとしたが、1 ...
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鹿児島県人会(松村滋樹会長)は8日午前10時から、ジャバクアラの新会館(Rua Jurupeba, 199, Jabaquara)で、『新年会』を行う。高級住宅街パカエンブー区の旧会館売却から2年半に及んだ激論の末、昨年10月の臨時総会でようやく購入が決定した同会館。今回が、新会館での記念すべき初行事となる。心機一転、疎遠にな ...
続きを読む »避けよ、政治の危険な火遊び=パラグァイ大統領再選問題=アスンシオン在住 坂本邦雄
2017年はカルテス大統領の在権4年目になり、現行憲法の掟(おきて)で任期5年、再選は不可能。だが、来年8月15日の新旧元首の交代へ向けて、この規定を変えてでも、各政党政派は次期後継大統領に現職と大統領職経験者も含めて、全国総選挙にそれぞれの候補者の出馬を図るべく、昨年後半からその可能性を盛んに世論に訴えて来た。 旧ストロエ ...
続きを読む »【ブラジルの刑務所暴動】「イスラム国」と同じ(?)ような首切り映像公開
10年余り前、まだサンバチームで打楽器を叩いていた頃、カーニバル前になると夜通し行われるバイロ(地区)のフェスタにバテリア(打楽器隊)の一員として招待され、時々、演奏していた。あるとき、サンパウロ市モッカ区の公道を通行止めにして舞台を作り、本格的な音響機材をそろえた深夜のフェスタに出た▼演奏前の待合室にはフルーツやサウガードが ...
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ジョアン・ドリア新サンパウロ市市長による交通ルール変更第1弾の実施が6日から行われる。それはセントロの7月9日通りの高架橋への乗り入れが再び出来るようになるというもので、14・ビス広場からサンパウロ市庁舎までの約6キロほどが対象となる。ただこれは、よくよく調べると、ドリア市長の自宅のあるジャルジン・エウロッパからの通勤路とその ...
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