11月30日に総領事公邸で行われた百歳以上高齢者表彰伝達式。多くのご長寿が集結し、日本から送られた賞状を受け取った。 受賞者に健康の秘訣について聞くと、多かったのが「食事、運動」「家族の助け、交流」だった。次いで「新聞や本を読む」という人も。 「読むこと」と答えた人は皆はっきりと喋り、記憶もしっかり。「認知症の予防にもなる ...
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汚職や事故のもとを糺せば
出勤途中、すれ違った男性の背広の裾の長さが違うのを見て、ボタンの掛け違えだと気づいた。急いでいたので通り過ぎたが、今のブラジルもボタンの掛け違えが多いとふと思った▼最近の弊紙2面は予想外の事故や事件に振り回され、何もなければトップやカタと呼ばれる大きな記事になるのに、小さめの記事になったり載せられなかったりする例が多い。しかも ...
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ジョアン・ドリア次期サンパウロ市市長は5日、市主催の音楽・文化イベント「ヴィラーダ・クウツラル」を、従来の市内の複数会場での開催ではなく、インテルラゴス・サーキットに移す意向だと明らかにした。同サーキットではロック・フェスティバル「ロラパルーザ」も開催されている会場であり、イベント自体が相当大規模化するようだ。これに対し「本来 ...
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シャペコエンセの飛行機事故での合同葬儀と、ラヴァ・ジャットを守るための全国規模でのデモでブラジルが持ちきりだった週末、ルーラ元大統領とジウマ前大統領はキューバに飛び、フィデル・カストロ氏の葬儀に参加した。両氏がにこやかに、ラウル・カストロ評議会議長やベネズエラのニコラス・マドゥーロ、ボリビアのエヴォ・モラエス大統領らと一緒に収 ...
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東洋街エストゥダンテ街34番に今年8月にオープンした麺専門店「もも」が新作メニューを販売している。本格的な夏の到来に向けスタミナをつけるのに最適な「キムチ赤味噌ラーメン」や、女性や菜食主義者向けのヘルシーな「ベジタリアン・ラーメン」。そのほか、味噌汁やデザート付の豚丼定食なども拡充された。店内は常に清潔で、店員の気配りも細やか ...
続きを読む »抗議の〝火力〟は種火から弱火にアップ
「レナン、辞めろ!」「次はお前だ、レナン」―4日のサンパウロ市パウリスタ大通りの抗議行動で最も標的とされていたのは、文句なしにレナン上院議長だった。その次に多いメッセージは「ラヴァ・ジャット作戦のモーロ判事やデルタン連邦検察官を徹底的に応援する」というもの。レナンの次に攻撃されていたのはマイア下院議長、ルーラもまだ存在感を残し ...
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11月29日以降、シャペコエンセに関してつらいニュースの続く毎日となっていて、全世界からの激励に希望を見る毎日が続いているが、朗報を一つ。生存者の一人で、頭蓋骨陥没の重傷を負って入院加療中のシャペコエンセのディフェダーのネット(31)に関し、担当医師が1日、「負傷が治れば、またプレーできるようになる」との診断を下した。事故が事 ...
続きを読む »一気に流動化した政局
2日、エスタード紙経済面にオデブレヒト社の謝罪広告が出ていた。それを見ながら考え込んだ。「司法取引が成立したワケだ。これで政局は次の局面に移った。これからがテメル政権の本当の正念場、〝浄化の時〟だ」と実感した。200人とも言われる汚職政治家の名が来年早々にも暴露され、次々に逮捕されるだろう。この難局を乗り越えるまで、政局は安定 ...
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11月29日以来、悲劇に見舞われたシャペコエンセに対する全世界のサッカー関係者からの激励は止まらない。11月30日もレアル・マドリッドがチーム一丸となって追悼を表した他、ウルグアイのストライカー、カバーニはPSGの試合中にユニフォームを脱ぎ、アンダーシャツに書いた「フエルサ(がんばれ)、シャペ」の手書きのメッセージを披露。マン ...
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住友化学株式会社は、24日、モジ・ミリン市に研究開発拠点を開所したと発表した。投資額は約1200万レアル。中南米地域は世界の農薬市場の約4分の1を占め、うちブラジルは世界最大。新興国の食料需要の増大を背景とする市場拡大が期待されるなか、現地に最適な開発を加速化させることが目的という。テメル大統領が日本を公式訪問し投資を呼びかけ ...
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