アリアンサの新しい機関誌「JAPAN GO」(ポ語)。誌名は「日本語」と「日本へ行く(英語GO)」と掛け、ブラジル人スタイリストによる日本の服飾界の紹介や日本人のラーメンの食べ方、日系企業社員が語る外国語習得者の就職活動の可能性など、各分野の日本関連情報を提示する。 若者の日本文化への入り口になるように編集されたためか、古典 ...
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東西南北
今年は日曜日と重なってしまったために忘れられがちだったが、20日は「黒人の日」で、サンパウロ市では祝日として制定されている日だ。そんなこともあり、20日の現地紙では、黒人の人種差別の問題を取り扱った記事も目立ったが、アゴラ紙では、黒人の子供を養子にとった白人家庭が差別にあっているとの記事を掲載した。それによると、黒人の養子が、 ...
続きを読む »トランプ・ショックは外国人労働者を真剣に考える好機
コラム子は別にトランプ氏を支持する者ではない。ただ、ヒラリー氏に関する情報を見聞きするたびに、ラヴァ・ジャット作戦で揺れるPTとの類似を強く感じ、「アメリカよ、お前もか」という暗い気持ちになる▼米ウオールストリートジャーナル5月11日付電子版にあるペギ・ノーナン氏のコラムには、例の告発本『クリントン・キャッシュ』に関して、《外 ...
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16、17日と2日続いたリオ州元知事逮捕。州や国に与える打撃は、ペトロロンとメンサロンを州政府レベルで組み合わせてやってのけたようなカブラル氏の容疑の方が、小さな市での選挙不正だったガロチーニョ氏より大きいが、報道を見るとガロチーニョ氏への反響も大きい。それは、心臓疾患の疑いのある同氏が、入院先の病院から刑務所への護送車に移さ ...
続きを読む »大耳小耳
日本ブラジル中央協会(東京都港区)の機関紙『ブラジル特報』(編集人・岸和田仁)では最近、読み応えのある内容が目に見えて増えてきた。11月号では、巻頭言「小池都知事への勝手連のメッセージ」(和田昌親)として「リオ五輪から何を学ぶか」を提言は、「ハート(心)のバリアフリー(建物の段差などを取り除くこと)を」という味わい深い一言で締 ...
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サンパウロ市セントロのビンチ・シンコ街はすっかりナタルの飾付け用品一色で、サンタクロースの人形などがところ狭しと店頭に並ぶようになった。また、北米発の商法「ブラックフライデー」は来週金曜が本番のはずだが、東洋街では早くも熱気を帯びている。ガルボン街の池崎商店では安売りキャンペーンを展開中。店員の気勢とサイレン音が鳴り響く店内は ...
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2016年という年は、ジウマ大統領の罷免とリオ五輪という、年表に載せるべきことが二つも起きており、ブラジル社会にとって歴史的に見て特別な年になるということに、多くの国民も同意すると思われる。だが、この年の混乱はまだまだ終わらない。ただでさえ、大統領と下院議長が罷免されたという、世界的に見ても前代未聞の出来事が起きた年なのに、五 ...
続きを読む »日本人教会としてのこだわり
「同じ50年だけど随分違うよね」。そんな声をサンパウロ福音教会の設立50周年礼拝で聞いた。同じ歴史を持つ日系教会に通う列席者が、記念誌を手に記者につぶやいた。 日本人教会として歩みを貫いた歴史、日語のみの記念誌、ほぼ全てが日語進行だった礼拝に対する称賛の声だった。当初の志を守ってきたからできたことだと思う。 ただし、その言 ...
続きを読む »クリントン財団とインスティツート・ルーラの不思議な共通点
トランプ勝利を昨年から予言していたジャーナリストに元NHK記者の木村太郎がいる。出演した番組で「なぜトランプが勝つと思ったのか?」と尋ねられ、彼は「民主党が8年間やったから、米国の慣例で次は共和党になると思った。単純でしょ。あとヒラリーは汚職、不正がひどすぎるから」と答えた▼「ヒラリーのメール問題」とよく報道にでるが、単に「個 ...
続きを読む »大耳小耳
沖縄県人会・うりずん会主催の「第2回国際フォーラム」では、講演のほかに三線や琉球祭太鼓などの演芸の発表もある。「後世の若者らが伝統芸能をどう受け継いでいるのか」を紹介するのが目的とか。先日開催された「第6回世界ウチナーンチュ大会」の三線一斉演奏に参加した吉村尊雄三線・胡弓研究所の吉村さんも演奏する。また、琉球紅型の着物なども展 ...
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