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ブラジル初のビジネス日本語学校の意義

 今月、サンパウロ市に開校したビジネス日本語学校「ONGAESHI」。日本語学校は多々あるが、「ビジネス日本語を学ぶ機会がない」ことに着眼して新設された学校だ。  創立者の村信政幸さんは、「いくら日本語が堪能でも、ビジネスは別。日系人がさらに活躍の幅を広げる力になれる」と意義を語り、「ビジネスで必要とされる言葉使いやマナーは、日 ...

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日本移民110周年は目前だ! (連載4/終)=県連日本祭りで記念式典を

県連日本祭り会場を練り歩く子供たちの太鼓行列。彼らが50歳代を迎えた時に移民150周年は盛大に挙行されるのか

 移民110周年は地方日系団体にとってだけでなく、サンパウロ市にとっても重要な機会だ。中でも県連には今も「日本文化を残そう」「日本との強い絆を」という強い意気込みがある。そのシンボルが、地元主催としては世界最大規模の日本をテーマにした大イベント「県連日本祭り」だ▼欧米で行われるマンガ・アニメを中心としたイベントには、日本政府の大 ...

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東西南北

 エドゥアルド・クーニャ前下院議長が逮捕された。思えば、クーニャ氏が昨年の10月にこの秘密口座を顔写真付でばらされ、下院の倫理委員会で議員罷免の審議を受け付けるとの判断が下されたことにクーニャ氏が立腹したことから、ジウマ前大統領の罷免審議がはじまったものだ。あれから約1年、ジウマ氏もクーニャ氏も共に罷免となったが、この逮捕で、国 ...

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大耳小耳

 横浜市鶴見区で21日から3日間、「ブラジルWEEK in つるみ」が開催される。無料のサンバショーやカポエイラ体験があり、人気を集めそう。また固めの話題として、デカセギ日系人を扱ったドキュメンタリーや多文化教育に関するフォーラムもあり、外国人問題を見つめなおす機会になりそうだ。運営するのが同地日系団体のABCジャパンとあって、 ...

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ピンクリボンの月に思う

 10月も3分の1を残すのみとなったが、今月は乳癌の正しい知識を広め、早期検診の促進などを目指す世界規模の啓発キャンペーン「ピンクリボン」の月だ。乳癌は女性の主要死因の一つでもあるが、早期発見されれば治癒率は90%とも言われる。近年は医学が進歩し、癌も不治の病ではなくなってきたが、その分、身近な人も癌と知って驚く例も増えた▼近所 ...

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東西南北

 2007年1月に7人が犠牲となった、サンパウロ市西部ピニェイロスでの地下鉄4号線の駅建設中に起きた巨大な陥没事故に関する裁判がサンパウロ州地裁で行われ、責任を問われて起訴されていた地下鉄職員5人と工事を担当したコンソーシオや外注業者ら9人が、「事故を防ぐ術はなかった」から「責任はない」との判断で全員無罪となった。サンパウロ市地 ...

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大耳小耳

 日本語センターの「基金賞」受賞に対し、諸川友朋事務長も、「私たちの名前で受賞しましたが、ブラジル国内の日語教師の方々全員と喜びたい。また、推薦してくださった梅田大使に感謝している。この賞は日語教育に携わった全ての人の努力の結晶」と日語教育関係者の努力を強調した。また、立花アルマンド理事長はブラジル国内で日本語の普及を進め、「英 ...

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東西南北

 次期サンパウロ市市長のジョアン・ドリア氏は14日、訪問先のブエノス・アイレス市で取材を受け、市長になったあかつきには同市でおなじみとなっている露天商を撤去したいと語った。同氏によると、サンパウロ市の露天商は制限なく路上に溢れかえっており、整理する必要があるという。同氏の構想では、露天商者たちのためには、購買力のある市民らが行き ...

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大耳小耳

 「アジア&日本のフード・ショー」で行われたワールドすしカップジャパンのブラジル地区予選で、エドアルド・ナカハラさんが栄誉に輝いた。リオ州在住で、20年の寿司職人としての経歴を持つ。「第一次審査では非常に緊張していた。困難で、出場者のレベルが非常に高かった」という。前日にも技能講習に通うという気合の入れようで、20人の競合を抑え ...

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日本移民110周年は目前だ! (連載3)=地方と都市の2頭体制に

マリリア市にある三笠宮同妃両殿下が訪問した事実を刻む金属プレート(梅崎嘉明さん提供)

 振り返れば、終戦直後の勝ち負け抗争において、最も死傷事件が多発したのは、マリリアからオズワルド・クルースに至るパウリスタ沿線だった。軍曹が汚れた軍靴を日の丸でぬぐった目撃談の真偽を糾すために、青年らが立ち上がった「日の丸事件」は1946年1月にツッパンで起きた。これが発端だ。そして同年3月のバストスの溝部殺害、5月のバストス連 ...

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