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東西南北

 ジウマ前大統領罷免後にはじまったテメル大統領への抗議運動は引き続き行われているが、11日にサンパウロ市のパウリスタ大通りで行われたデモ参加者は、主催者側の発表で5万人と1週間前の半分ほどの人数となり、勢力を弱めている。ブラジルでは抗議運動は国民の権利として受け入れられているが、もう3週間もすれば今度は全国の市長・市議選だ。国政 ...

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大耳小耳

 「ウチナーンチュの心」を次代に伝えるための日ポ両語の同人誌『群星』第2巻が、ブラジル沖縄県人移民研究塾(宮城あきら塾長)により7月に発刊された。9月20日にその合評会が予定されていたが、大事な有志、高安宏治さんが入院・手術中ということもあり、延期になった。高安さんは、本紙6面の連載小説欄でも自分史『ボリビア開拓地での少年時代』 ...

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景気の潮目を読んで、次の一手を

 朝の通勤時間にリベルダーデ大通りで露店を開く人が増え続ける感じを受ける。「活気がある」印象もあるが、失業者が増えて懸命に露天商で食いつなぐ人が増えたという意味で不安も感じさせる。経済の好転を待ち、工夫をしながら耐え忍んでいるように見える。  先日、ブラジル日本商工会議所の会頭交代の会見を開いた松永愛一郎新会頭は、「ブラジル経済 ...

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なにげない移民家庭こそが「日本人の臨界」

なにげない移民家庭の日常にこそ、外国理解の真相がある(岡本正三さんの家族、1950年、岡本さん撮影)

 「言葉」というのは不思議なもので、本人がしっかり理解していないと相手に伝わらない。以前、分かりやすい解説で有名なジャーナリスト池上彰が、こんなことを言っているのを聞いてガッテンした▼「後輩がニュース原稿を読んだのを聞いて、一カ所だけ意味がとれないところがあった。後から『あの部分はどういう意味だったの』と確認したら、本人も『やっ ...

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東西南北

 最高裁のテオリ・ザヴァスキ判事は、今日付頭本頁で報じた、ルーラ元大統領の訴訟を退けただけでなく、8日にはジウマ前大統領の訴訟も退けた。その訴状は「大統領罷免を無効とする」というものだが、「議会の決定を無効にするに足りるだけの理由がない」として退けられた。街ではいまだにテメル大統領への抗議デモが続いている中、ジウマ氏は「新しい大 ...

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大耳小耳

 リオのブラジル文学アカデミーを訪問した日系人作家協会(昨日詳報)。今年3月には宮村秀光さんが会長職を引き継ぎ、現在の会員は約35人在籍する。毎月1回の会合を基本に、各地では販売を兼ねた講演も。リオの日本祭りでもブースを出店、ミナスやパラナにも足を運んでいる。執筆に関する講習会も企画中で、23日にはマナウスでの日語教育に関する国 ...

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女傑「ラス・レシデンタス」の国=パラグァイ日本人移住80周年=隠れた女性の貢献こそ社会の基礎=アスンシォン在住 坂本邦雄

ラス・レシデンタスのモニュメント

 パラグァイの名物と言えば『ナランハ』(ミカン)、『ジェルバ・マテ』(マテ茶)と『女性』が有名である。ナランハはブラジルで言うラランジャだが、パラグァイのものとは一寸味が違う。ジェルバ・マテもアルゼンチン、ウルグァイ及びブラジルでも知られるいわゆるマテ茶だが、元はグアラニー族分布領域の在来植物であって、従いパラグァイが自生マテ茶 ...

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医学英語に似たポ語の不思議=ラテン語由来の意外な共通点=語源から見た言葉の奥深さ=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子

哲学者プラトン(Raphael [Public domain], via Wikimedia Commons)

 ここ10~20年の間に日本の医学界では、アメリカの影響で「医学英語」が席巻するようになってきた。これが、「受験英語」しか知らない日本人にとっては相当に難しい。なぜ難しいかというと、その語源がギリシャ語やラテン語にあるからだ。大学の英語学担当の指導教師も、ラテン語やギリシャ語の基礎知識を学ばなければならない。筆者もその一人だった ...

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東西南北

 祝日前夜の6日、アマゾナス州マナウスでサッカーW杯南米予選が行われ、セレソンが、ネイマールの決勝ゴールなどで、2―1でコロンビアを下した。これで1日の対エクアドル戦に続き、チッチ新監督を迎えてから2戦2勝となった。これにより、8月まではW杯進出圏外の6位だった順位も、首位ウルグアイに勝ち点差1に迫る2位に一気に浮上した。さらに ...

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大耳小耳

 創立90周年を迎えた沖縄県人会は、写真展、芸能公演、記念式典という三つの事業を成功させ、ブラジル社会にウチナーンチュ文化を力強く発信した。記念事業を終えた島袋栄喜会長は、「大変忙しかったが、無事終えられてよかった」とほっとした様子。一連の行事の締めくくりとして、若者を中心とした世界的ネットワークを作るために、11月19日には州 ...

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