コラム
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《記者コラム》CPIで追い詰められて過激化するボルソナロ
「ああ、神よ。私がこの大統領令を下さなくても済むように祈ります。もし下したら、全大臣の総力をもって実行され、司法から差し止められることはない」――5月5日、プラナルト宮でボルソナロ大統領はそう思わせ
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東西南北
9日はサッカーのサンパウロ州選手権のグループリーグの最終節(第12節)の8試合が一斉に行われる。今回は波乱の大会で、すでにサントスが決勝トーナメントに進めずに脱落決定。この日の結果によっては、同選手
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特別寄稿=白い黄金を求めて=ブラジル綿花の歴史と日本人綿作者=櫻井章生(さくらいあきふ)=《2》
以上の諸要因に加えブラジルに従来存在しなかった害虫ビクードの蔓延が北東伯の綿作の衰退の大きな要因となった。 ビクードと呼称される害虫の学名はAnthonomus grandis、英語でboll w
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東西南北
人気コメディアン、パウロ・グスターヴォのコロナ死は国民に強いショックを与えており、いまだに話題が絶えない。アゴラ紙などが報じたところによると、パウロは生前コロナ対策のために、判明しているだけで130
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特別寄稿=白い黄金を求めて=ブラジル綿花の歴史と日本人綿作者=櫻井章生(さくらいあきふ)=《1》
はじめに 初期の日本人移住者はコーヒー園労働者としてはるばる日本よりやってきた。ところが期待していたような稼ぎは得られず、生活は楽にならない。 そこでいろいろ考えて何とか現金収入を得ることを考え
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メトロ切符のQRコード化で困ること
このコロナ禍で自宅での仕事が推奨され、メトロに乗る機会が減った。オーリャ子はというと、昨年一時的にホームオフィスになったものの、今はメトロ通勤に戻っている。 そのメトロで、4月末頃から切符がQRコ
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《記者コラム》これは「マリエレの呪い」なのか?
4月28日、リオ州知事だったウィルソン・ヴィッツェル氏が知事罷免処分を受けた。しかも、罷免特別裁判での投票0-10の屈辱的なものだった。 リオ州地裁判事から「汚職撲滅」を叫んで知事選に出馬し当選。
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東西南北
サンパウロ市シリオ・リバネス病院に入院し、癌闘病中のブルーノ・コーヴァス聖市市長は4日、胃の出血が止まった後に移った高度治療室から、SNSを通じてメッセージを発信した。同市長は「私には、あらゆる障害
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《記者コラム》二人分の命の灯が消える時
4日、サンタカタリーナ州の保育園襲撃事件やコメディアンのパウロ・グスターヴォの死が衆目を集めた。だが、コラム子には、「エロアーさんの両親が娘の心臓を受けた女性のコロナ感染症による死を嘆いた」との報道
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東西南北
現地時間の3日夜、メキシコシティで地下鉄の高架橋が崩壊して、その上を走っていた列車が落下。20人以上の死者を出したニュースは世界的に報道された。写真で見たところ、そんなに古い高架橋でもなさそうだが、