ミシェル・テメル大統領代行は26日、ブラジリアの学校に転校した息子のミシェルジーニョ君(7)の新学期初日の送迎を行い、妻のマルセラさんと共に親子で、首都の名門校から出る姿を撮られた。これはテメル氏側のイメージアップ戦略の一環でもあり、側近からマスコミに向けて一斉に「見に行って欲しい」との通知が行われていたという。まさに「理想の ...
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農村体験ツアーで再活性化
90周年式典を迎えたアリアンサ第2移住地。盛大に式典が行われた。その時、村の日系人宅に宿泊をしたという鳥取慶祝団からは、「歴史を感じたホームステイだった」と充実感を漂わせる一方、「深刻な過疎化の現状も垣間見た」との不安視する声ももれた。 「土地を引継いだ長男は、地元で結婚相手が見つけからず、勉強のために村を離れた次男以下は帰っ ...
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12年から当地で事務所を構える日本のクレジットカード会社JCBが、五輪の邦人観光客を見越して、9月31日まで優待キャンペーン(campaign.jcb.jp/list/c16_035brazil_b.html)を行っている。ブラジル大手CIELOとREDEの2社と提携し、クレジットが使用できることはもちろん、リオやサンパウロの ...
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本日の本紙でも報じているように、リオ五輪開催まで10日を切った現時点で、ブラジル民の五輪への盛り上がりがもうひとつ高くないのは事実だ。経済や政治でブラジルが大きな問題を抱えている最中で、それどころではないという事情もあるにはある。ただ、それ以前に、ブラジルに限らず、南米が五輪で盛り上がったことが歴史的にないのもまた事実だ。それ ...
続きを読む »「男女平等」と言うけれど…
米国民主党が大統領選候補にヒラリー・クリントン氏を正式指名した。米国の2大政党での女性候補選出は初めてで、ビル・クリントン元大統領は「大統領の夫」と呼ばれる初の男性となる可能性が強い。だが、世間ではまだ、男性と女性を異なる視点で見る傾向が強く、女性が第一線で活躍するのは決して容易ではない▼例えば、一人暮らしの独身男性が外食ばか ...
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本日付本紙でも報じているように、エドゥアルド・スプリシー元上院議員が逮捕されたが、その行動が道義的に正しいか否かは抜きにして、ネット上ではむしろスプリシー氏を評価する声の方が目立っていた。実際の話、PT議員で、汚職以外で逮捕された例は随分久しぶりに聞いた。加えて、その行為が、貧しい人たちの立場に立ったということで言えば、PTの ...
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県連日本祭りで4500枚以上のお好み焼きを売った和歌山県人会が24日昼、慰労会を行なった。昼食は仕出し屋に頼むのではなく、会員・婦人による手料理がテーブルに並んだ。フェイジョアーダは3日前から仕込んだという凝りよう。ご婦人方は「皆でワイワイ作業するのが楽しいのよ」と疲れも見せず、いつでも笑顔。この協働精神こそがコロニアの宝、実 ...
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24日付アゴラ紙によると、ナチス・ドイツの時代にヒトラーの下で医師をつとめ、アウシュヴィッツ強制収容所のユダヤ人大量虐殺にも関わったヨーゼフ・メンゲルが身を隠したことで知られるサンパウロ州ジアデマの家は今、結婚式のパーティなどに使われるビュッフェに変身しているという。メンゲレは第2次大戦後に南米に亡命、30数年彷徨後、1975 ...
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サンパウロ市内ではシュラスカリアよりも和食店の方が多く、さらに多いのは「ピザ屋」と「歯医者」だとか。この不景気でも、授業が終わった後にテマケリアに立ち寄り、1個15~20レアルもするような手巻き寿司を、二つも食べる学生の姿もチラホラ。すでに手巻きはかなり広がっているが、次はもう少し安価な「おにぎり」はどうか。価格は10レアルぐ ...
続きを読む »コロニア七不思議、日本の都市名が並ぶ街のナゾ
カトリックに関する、ちょっと考えさせられる逸話を二つ立て続けに聞いた――一つは、「私の記憶が始まるのはブラスの移民収容所からなの」という言葉だ。3日に聖母婦人会のバザーに行った折、たまたま声をかけた女性からそんな言葉を聞き、赤子移民の頭の中をのぞき見た気がし、深く感心した▼言葉の主は東(あずま)マリナさん(88)、1928年6 ...
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