コラム

  • 訓練で周囲の人の目を変える

     通勤途中の地下鉄の中で電話を受けた。ポ語でやり取りする中、すぐ傍でこちらの言葉尻をとらえてと思われる会話と笑い声が聞こえた▼ブラジルに長く住んでいても、LとRの区別が甘いといった発音の癖が笑いの種に

  • 東西南北

     エドゥアルド・クーニャ下院議長は26日、ミシェル・テメル大統領代行に会いに官邸を訪れた。クーニャ氏は自身の議員罷免を避けるべく辞任することも検討し始めているが、そのためにも自身の後継人事に関する話し

  • 大耳小耳

     広島カープの仲尾次オスカル正樹投手が、26日の阪神戦に5番手で登板し、今季2勝目を挙げた。開幕早々に挙げた、3月末のプロ初白星からほぼ3カ月。二軍降格なども経験しながら奮闘しているようだ。チームは2

  • 愛憎半ばする感情

     アメリカ開催のサッカーコパ・アメリカ決勝でアルゼンチンのメッシがPKを失敗し、チリに敗れた。14年W杯、15年コパ・アメリカに続き、3年連続決勝で敗れた失意から、彼は〃この世の終わり〃のようなうなだ

  • 広島に投下された原爆によって巨大なキノコ雲が生じた(米軍機撮影)。キノコ雲の下に見えるのは広島市街、その左奥は広島湾(By Enola Gay Tail Gunner S/Sgt. George R. (Bob) Caron [Public domain or Public domain], via Wikimedia Commons)

    歴史的なオバマ大統領広島訪問=実現の立役者・被爆当事者たち=「雲一つない晴れた朝、空から死が降ってきて、世界は一変した」=サンパウロ市 毛利律子

     アメリカのオバマ大統領が現職大統領として広島訪問を実現して今月の27日でひと月となる。しかし、世界中のニュースが氾濫する日常では、早や、忘れ去られようとしているのではないかと案じられる。 6月3日の

  • 東西南北

     セレソン敗退で、ブラジル内では早期に関心が薄れた感もあったサッカーのコパ・アメリカ100周年記念大会の決勝が26日に行われ、チリがアルゼンチンを下し、15年のコパ・アメリカに続いての優勝を飾った。試

  • 大耳小耳

     厳しい審査が行われたお手玉品評会。梟や人形など可愛らしいお手玉が並ぶなか、最も重視されたのは、大きさや重さなどの実用性だ。特別賞を受賞した2作品は、それに加え、精密な裁縫技術や、なんとも言えない色合

  • 外国人に拒否反応を示す日本人

     先日インターネットのヤフーニュースに、二つの本紙記事を投稿したら、日本の読者からの反応は実に対照的だった。片方は、ブラジルから熊本地震の被災者へ義援金を送った件。他方が、特定ビザを四世にも発給してほ

  • 国民投票の結果を受け、辞任を発表するキャメロン首相(Foto: Tom Evans/Crown Copyright)

    EU離脱はグローバル化への反動

     《英国の決断は地球全体に損失をもたらす類のもの。経済的に閉鎖的な見方しかせず、外国人に寛容性のない国粋主義者だけが得をする》――尊敬する政治評論家の一人ケネディ・アレンカールは、英国民がEU離脱を決

  • 東西南北

     22日、サンパウロ市議会は、女性や高齢のバス利用者については夜10時~翌朝5時の間、既存のバス停にこだわることなく、利用者が「ここで降りた方が安全」と判断した場所で降車させてもよいという法案を可決し

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