「ブラジルは女性の天国」―。20歳でブラジルに来た主人は当時、こんな言葉を聞いた。だが、この言葉を額面通り受け取ってはならない事を思い出させるのが、家庭内暴力や性犯罪の報道だ▼夫から暴行を受けていた上、銃撃で下半身不随となった女性の名前を冠したマリア・ダ・ペーニャ法は、家庭内暴力や性差故に生じる事件防止のための法律だ▼一方、1 ...
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東西南北
テーメル暫定政権が発表したロゴマークには、1960年から68年までブラジル国旗に使われていたが、もう今では使われていない地球儀の図柄が使われていた。現在のブラジル国旗の地球儀には27個の星がついているが、ロゴに使われた地球儀には22個しかついていない。星は一つ一つが州または連邦区を表しており、68年までの図柄だと、アクレ州、ア ...
続きを読む »大耳小耳
編集部での古本販売が、この5月に開始1周年を迎えた。それを機に売り場面積をなんと2倍に拡張した。今まで保管庫に入れていた掘り出し物も棚に出しているところ。夏目漱石や池波正太郎、石川達三などの定番小説から娯楽小説、戦争モノ、宗教関係から雑誌まで。平日にサンパウロ市を訪れた際、立ち寄ってみては。また、引き続き本の寄付も受け付けてい ...
続きを読む »どうなるメルコスール=テーメル政権と南米隣国=打たれた大きな疑問符=パラグァイ 坂本邦雄
南米の解放者シモン・ボリバルが師と仰いだシモン・ロドリゲスの解析者(アナリスト)で、アルゼンチンの著名なあるジャーナリストは、この度ブラジルで起きたジウマ大統領の罷免騒ぎは、「その数々の重大な過失問題の再検討を要し、改めて同じ過ちを犯さざるべく、地域政治家連の真剣なる猛省(もうせい)を促すものである」と述べた。 同アナリストの ...
続きを読む »新大統領にまつわる街の話題=43歳若い美貌妻マルセラさん
テーメルさんはブラジル新大統領となり、国内外の注目を集めています。「75歳」とブラジル大統領としては比較的高齢な部類に属します。 そこでもう一人、注目が集まっている女性がいます。テーメル夫人のマルセラさん(Marcela Temer)で、いま「32歳」。 マルセラさんは昔、携帯電話がハッカー(コンピューターの達人)に襲われて、 ...
続きを読む »「自分は仏教徒じゃないから」と仏壇を処分する子孫
僧侶でもあるコラム子が当地に来て驚いたのは、先祖から受け継いだ仏壇を処分する人が多数いること。西本願寺の僧侶に聞いたところ、「先祖は仏教徒だったが自分は違うから」といって、仏壇処理の相談に来る人がよくいるという。 移民にとって心の拠り所となった伝統仏教。だが、日系人が世代交代するにつれ、信徒数が漸減し衰退する宗派も出てきており ...
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15日、サンパウロ市西部ポンペイア地区で第29回ポンペイア・アート・フェイラが開催された。手工芸品や衣類、食べ物の屋台が、同地区の住民ばかりでなく、多くの客を集めた。NGOの団体が捨て犬引き取りのブースを出し、ロックやジャズバンドの演奏も披露された。同地区に住んで20年以上のロベルト・アタイーデさん(42)は、「歴史あるイベン ...
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前在サンパウロ総領事の福嶌教輝駐アルゼンチン大使が今週、ブラジルに〃一時帰国〃する。20日には、サンパウロ市チボリホテルで開かれる商工会議所の昼食会で講演。「アルゼンチンの現状と見通し」について語るようだ。当地在任中(12~15年)に親しくなった人も多いはず。今月の昼食会は、参加者で会場が一杯になるかも。 ◎ サンパ ...
続きを読む »罷免経験者ゆえの重い一言「今回は別物」
常にザワザワしていた上院が、その時だけ静まりかえった。「私の時は4カ月で最終投票まで進んだが、今回は現段階までで8カ月。今日の評決次第で、あと6カ月も審議時間がある。罷免の段取りは同じだが、内容の厳密さはまったく別物だ」。11日、上院での大統領罷免の審議開始を決める投票で、フェルナンド・コーロル上議(元大統領)はそう、自分の時 ...
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サンベルナルド・ド・カンポ市在住のウェリントン・ガルシア・アロンソさん(44)が11日の夜、自宅で強盗に襲われ、首を切られて死亡した。証言によると、強盗は4人組で、全員未成年と見られている。またグループの1人は被害者と面識があり、犯行計画を作ったようだ。犯行グループはウェリントンさん宅から貴金属や現金、デビットカード、車を盗ん ...
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