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コラム

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ヴェネズエラ神話の終焉=霊感熱帯マルクス主義=パラグァイ 坂本邦雄

奥からマドゥロ大統領、エボ・モラエス大統領(ボリヴィア)、フィデル・カストロ(15年8月13日、カストロの89歳の誕生日を祝う様子、Foto:ABI)

 これは、日増しに深刻な多くの国政問題に悩む左派マドゥロ大統領政権下のヴェネズエラの話である。目下、パラグァイのお隣ブラジルの左派ジウマ大統領もインピーチメント騒ぎで今にも政権から追い出されそうで騒々しい。加えてアルゼンチンでも左派のクリスティーナ前大統領に代わった中道右派のマクリ新政権の登場で、あたかも南米の「二十一世紀新自由 ...

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大耳小耳

 読者から「入れ歯(dentadura)を上手に作る歯医者を紹介してほしい」との連絡があった。なんでも「今までにサンパウロ市で2、3人ほど上手な人がいたが、年配でみな亡くなってしまった」とのこと。「サンパウロ市内で30年以上やっていて上手な人」との希望だ。日本語が出来る、入れ歯の上手なお薦めの歯医者がいる方は、編集部(11・33 ...

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ブラジル政治運命の日に

 「暫定政権発足が確実視されている、テーメル副大統領は…」。こんな書き出しの翻訳記事を仕上げていた9日昼ごろ、大事件が起こった。下院議長の座を追われていたクーニャ氏の代理である副下院議長が突然「4・17下院罷免投票は無効」と宣言したのだ。 ブラジリアは大騒ぎ、上院議長も「無効は無効」と宣言したり、大統領派は最高裁に「無効は有効」 ...

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東西南北

 結婚式の費用捻出のため、路上でのチョコレート売りをしているカップルがいる。9月7日に結婚式を予定しているプリシラ・ミランダさん(25)と、ジェフェルソン・チアゴさん(30)だ。2人が毎週末に路上に出ているのは、サンパウロ市西部イタイン・ビビ区エンリケ・シャマ大通りの交差点だ。結婚間近であることをアピールするため、白いブーケをつ ...

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大耳小耳

 時おり「自分史を作りたい」といって来社する人がいる。渡伯してから今までの人生を子孫に読ませるためだ。日ポ両語の本にすることで、若い世代でも読める本になる。子孫からすれば、なぜ自分がブラジルで生まれたのか、先祖はどのように生き抜いたのかが分かる貴重な資料。それを読むことで自分のルーツを知り、日系人としての誇りを持って生きていくこ ...

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5月11日、上院で採決へ=灯せ、トンネルの先の明かり=テメル新政権、今週にも決定=駒形秀雄

まだまだ〃奥の手〃を駆使しているといわれるジウマ大統領(Foto: Lula Marques/Agência PT)

 日本では明るい色でさくらが咲いて、長いお休みは続く。若い男が女の子と並んで料理を試食「ウーン、旨い」「おいしい」とニコニコ顔。TVをつけると豊かで平和な日本の姿が見えてきます。それなのに、ああ、私達の住むブラジルのニュースは暗い険しい話ばかり…。大物政治家が汚職で起訴までされているのに、「わしゃ、悪いことは何もしとらん」と白々 ...

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オーリャ!

 製造業に従事している熊本の友人から「こちらの企業も仕事を再開しはじめた」という連絡をもらった。余震が少なくなってきて、県内のパナソニック工場などが操業を始めた。一時は18万人を超えた避難所の人数も2万人以下に減った。 今後、復興が進んでいるというニュースが増えるだろうが、「熊本はもう大丈夫」と視聴者が思い込んでしまう危険性も潜 ...

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混乱した今だからこそ日系の活躍を

地方の問題を真剣に話し合う皆さん

 7日、地方に共通する問題を話し合う「第2回サンパウロ州日系地方団体代表者の集い」(本日7面に詳報)が終盤に近づいた頃、ボツカツ文協の坂手實(みのる)評議委員長はすっくと足り上がり、感極まったようにこう云った。「父から『ブラジルで生まれたのだから良きブラジル人になれ』と繰り返し言われて育ってきた。今、一般社会の起きていることを思 ...

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東西南北

 サンパウロ市北部のヴィラ・ノヴァ・カショエイリーニャ地区アウグスト・ジル街で、5日未明0時半頃、バスを盗み、飲酒運転した男が現行犯逮捕された。精肉店勤務のジュリオ・セーザル・ペレイラ容疑者(29)は、酒に酔って歩いている時、エンジンキーが刺さったままのバスを見つけて乗り込むと、高速で走り出した。盗難バスは停車中の車や他のバスに ...

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大耳小耳

 サンパウロ市グァラピランガ湖畔に20万坪の広大な敷地を持つ世界救世教の聖地。渡辺哲男前理事長がデザインし、95年に竣工。一際目を引くのは古代ローマを彷彿させる神殿だ。「当初は屋根や壁もあるデザインだったが『空が天井、自然が壁だ』という夢を見た渡辺氏の発案で今の様式に変更された」と宣教・研修課長の山田智一氏は説明。同教団の聖地は ...

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