ここ数日の間に我が国(パラグァイ)は立て続けに、アメリカ合衆国から二つの痛い批判の打撃を受けた。 その最初の一つは、最近の各国の人権事情を評価する、恒例の年刊報告書の中に見られ、我が政府をして唖然たらしめる内容のものである。 幾多の問題の中で、先ず特筆されるのは、「我が国司法界が腐敗し、且つ政治化された素行・行状」である。 ...
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東西南北
世界的な権威のある英国の医学誌「ランセット」が11日に発表したところによると、コロナバックの効果は間隔を開けて接種した方が高いことがわかった。コロナバックは「1回目と2回目の接種の間隔は14日から28日」が推奨されているが、昨年12月から今年1月にかけて行われた調査によると、21日以上開けて接種した場合は、「感染を避けられる率 ...
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11日、全国各地で、コロナ禍におけて教会で集会を行う自由を求めるデモが行われた。これは最高裁が7、8日の審理で下した、州や市が宗教施設に信者が集まって集会を行うことを禁じることを認める決定に対して、福音派のクリスチャンや、ボルソナロ派の軍事介入支持者が行った抗議行動だ。現在は、世界中を見渡しても1日平均の死者数が1千人を超える ...
続きを読む »《記者コラム》35万国民の死の責任は誰にあるのか?
世界人口の3%のブラジルに死者37%が集中 世界的に見ると、ブラジルのコロナ禍は明らかに異常事態にある。 BBCブラジル4月7日付(8日参照、https://www.terra.com.br/noticias/coronavirus/brasil-tem-em-1-dia-mais-mortes-por-covid-19-d ...
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3月26日から4月4日までの10日間にわたる連休、通称「フェリアドン」が終了後、最初の週末を迎えるサンパウロ市。通勤をはじめとした「日常」が戻ったことで、人々が外に出る機会も増えているわけだが、それに伴い、禁止されている夜の不法イベントの増加も気になるところ。8日未明、南部のバーでは平日の夜にもかかわらず秘密イベントが行われ、 ...
続きを読む »特別寄稿=海警法の脅威、尖閣の次は沖縄=今阻止せねば代償は大きくなる=前ブラジル長崎県人会長 川添博
思ってもいないことが起こりました。 3月18と19日、米バイデン政権初めてで、二日間もかけたブリンケン国務長官と楊共産党政治局員による米中アラスカでの会談が決裂しました。このような場合の外交辞令である共同声明も出せずじまいでした。 これは何を意味するのでしょうか? 一触即発の状態で統制にミスが生じ、望まない不測の争いが勃発 ...
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昨日付でも報じたように、サンパウロ州はワッツアップと組んで、コロナワクチン接種のための事前登録を受け付けている。7日の発表後、既にかなりの人が事前登録を行ったようだ。ワッツアップを利用したい人は、「+551195220-2923」に「Oi(こんにちは)」と書いて送ると、A接種日程、B事前登録などの選択肢を書いたメッセージが返っ ...
続きを読む »特別寄稿=ボケ予防手段としての金融投資=じっくり楽しもうマネーゲーム=不安定化する政治/経済局面=聖市在住 元週刊 FAXニュース代表 永井 忍=(3)
さてブラジルは今、部分的な内閣改造があったばかりの政治面では依然として要注意、経済金融面では政治リスク悪化の波紋と最高更新のコロナウィルス感染によって、経済観測悪化が続いて一段と悲観的そして不安定になっている。 政治面で要注意なのは、部分的な内閣改造が現政権の国会運営の支えであるセントロン(中道連合)との関係強化に沿ったもの ...
続きを読む »《記者コラム》「中道統一候補」は機能するか?
3月31日、前日に3軍の司令官たちを解任したことによって、1964年の軍事クーデター記念日に「軍を味方につけ、独裁制を興すのではないか」と噂され恐れられたボルソナロ大統領。 それに対抗して、22年の大統領選への出馬が予想される6人の政治家たちがボルソナロ氏に対し、「民主主義の遵守」を訴える声明を発表した。 この6人とはジョ ...
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サンパウロ市では5日から、市立校の教職員を対象としたPCRテストを行っている。同市教育局によると、5日だけで2万人がテストを受けたという。そのため、初日の5日には検査の数が足りなくなったり、長蛇の列ができて3密が発生したりしたが、6日には、回廊部分に間隔をあけて椅子を並べ、順番に座らせるなどの工夫を凝らして、密を作るのを避けた ...
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