コラム

  • 平野植民地にある運平の胸像と拓魂碑

    『日本文化』を読んで=ブラジルにおける日本文化の創造=宮城あきら(ブラジル沖縄県人移民研究塾代表)

     最近ニッケイ新聞社が編集して創刊された『日本文化』誌に掲載されている諸論文を読んで、ブラジルに生きている私たち日系人にとって、「日本文化」、あるいは「日本(人)の心」とは一体如何なるものなのか、その

  • 和風シュラスコはどうですか?

     ブラジルでポピュラーな団欒、文化と言ってもよいシュラスコ。招かれる度にとても美味しく満喫するが、困った事もある。 日本のバーベキューと違い、ひたすら肉ばかり焼いて、それを喉に流し込むのはもっぱらビー

  • 東西南北

     カーニバルは終わったが、13、14日のサンパウロ市はにぎやかだった。最高気温が35度に達しそうな暑さの中、市内の至るところでブロッコがリードするイベントが繰り広げられたのだ。特に西部屈指の大型繁華街

  • 大耳小耳

     群馬県の上毛新聞10日付け電子版によると、同県「ブラジル・タウン」として知られる大泉町の「2015年末時点の外国人住民国籍数は54カ国に上り、外国人流入のきっかけとなった1990年の改正入管難民法施

  • 国際政治経済ジャーナル「Foreign Affairs」

    再び米国際誌が問題に!=カルテス大統領とタバコ密輸=パラグァイ 坂本邦雄

     カルテス大統領は自身の国際イメージの向上に鋭意努めているが、その効果は余り芳しくない様だ。「カルテス」の名は国際誌のタバコ密輸に関する調査記事で、またもや槍玉に挙がった。 米外交問題評議会(CFR)

  • 県人会でフェイスブック活用を

     「会の活動を引き継ぎたいが、若い人が集まらなくて・・・」。県人会で繰り返し耳にする言葉だ。打開策はないだろうか。 長崎や山口、岩手などの県人会はフェイスブックページで会員とつながっている。またアチバ

  • 醍醐麻沙夫さんの「ブラジル移民文庫」サイト

    移民史の基礎文献をポ語訳する意義

     大学時代に担当教官に良く言われたのは、「専門家と云われるためには、最低100冊の関係書籍を読め」という言葉だった。当地で「日本移民史の研究者がいない」との嘆きを聞くたびに思うのは、「ポ語訳された日本

  • 東西南北

     下院でのジウマ大統領罷免審議はなかなか進展しないが、その一方で、野党側のジウマ政権打倒のもう一つのシナリオである14年大統領選での不正疑惑は進んでいる。ラヴァ・ジャット関連企業からの裏金疑惑は、ジウ

  • 大耳小耳

     和歌山県人会が今年から日ポ両語の会報を発刊した。12ページから成る第一号は、日本向け発送も含め250部を印刷。3カ月に一度のペースで出すという。忘年会の報告や今年の行事予定ほか、創刊号として歴代会長

  • 世界沖縄料理大会はいかが?

     沖縄県系人の結束力にはいつも驚かされる。『世界のウチナーンチュ大会』参加呼びかけに訪れた、安慶田光男副知事ら10人のキャラバン隊もその一例だ。 わざわざ副知事がくる熱烈な呼びかけを機に「今から準備す

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