9日にサンパウロ市東部に降った大雨の影響で男性2人の死亡が確認された。1人はサンミゲル・パウリスタでのラペナ川の氾濫で、もう1人はイタイン・パウリスタで冠水の水に流された事故だった。これで昨年12月以降、9人が大雨の影響で死亡したことになる。なお、アリカンドゥーヴァ川の氾濫で流されて行方不明となったルーカス・アリソン・ナカモト ...
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大耳小耳
五木ひろしのサンパウロ市公演の海賊版DVDが40レアルで、東洋街のそごうビルで売られている問題を昨年末に本紙で報じた。興業主の池田マリオさんは「私とは全く関係ない」と関与を完全に否定し、無許可で販売された海賊版であること認めつつも「むしろ僕は喜んでいる。当日来られなかった人にもあのDVDでショーを見てもらえる」と海賊版の存在を ...
続きを読む »巨大プールは危険がいっぱい
昨年末、サンパウロ市より北西に車で1時間、イトゥペヴァ市のプール遊園地に行く機会があった。波の出るプール、巨大な滑り台等、真夏のクリスマスを思い思いに楽しむ姿があった。 でも安全対策に心もとない箇所が散見された。特に巨大滑り台に登る階段の柵が低いのに肝を冷やした。日本なら下に保護網が張られているのが普通だが、友人はお構い無しに ...
続きを読む »東西南北
先週は晴れた1週間になったが、サンパウロ州は9日からまたも雨模様に。9日は東部中心に各地で冠水が起き、アリカンドゥーヴァ川では氾濫によって人が流され、11日も行方を捜索中だ。CPTMも、9日夕方から夜にかけ7、8、11、12号線が一時運転を見合わせた。この雨で各水系の降水量は11日午前9時現在、アウト・チエテ水系で早くも130 ...
続きを読む »大耳小耳
8日朝、ラジオを聴いていたら「アジアから爆弾2発!」というお題のピアーダが聞こえてきた。なんでも一つは「自らのお誕生日を水爆で壮大に祝った北朝鮮の書記長に、『常識のある人は花火か爆竹です』と箴言」。もう一つの爆弾は、昨年のブラジル選手権大会優勝のコリンチャンスを無尽蔵の〃現金爆弾〃で解体するぐらい揺さぶっている中国。「頼むから ...
続きを読む »五輪でデング熱を日本に持ち帰らないために
ボウフラが湧いた―野外の水溜りではなく、我が家で数日放置したコップの中である。わずかな水があれば蚊は繁殖することを痛感させられた。 〃冬を知らない〃リオでは五輪期間の8月でも蚊が活発で、感染対策が必須だ。罹患患者の血液を吸った蚊が、他の人を刺すことでデング熱、チクングニア熱、ジカ熱の感染が広がる。 つまり罹患した選手や観戦者( ...
続きを読む »日伯の日系社会が相互支援の時代へ
昨年12月24日付朝日新聞が《町の生活保護受給者、外国人が3割超=群馬・大泉》と報道し、ネット上で「ブラジルへ帰れ」との声が上がっていると本紙7面で報じられた▼日本人自体に「中高年フリーター」(35歳以上になっても定職につけない者)が急増して社会問題化している中、多額の税金を失業外国人に使っているとの批判はムリもない▼ブラジル ...
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年が明けてまだ1週間ほどだが、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)は早くも新たな局面へと向かいつつある。とりわけ注目されるのは、やはりジャッケス・ヴァギネル官房長官の存在だろう。以前の報道では、ルーラ前大統領が「18年大統領選の候補のひとり」とまで考えていたほどの人物で、これから巻き返しをはかりたいジウマ政権としては不可欠な存在なだけ ...
続きを読む »切ない年越しの花火大会
年越しはパウリスタ大通りを訪れ花火を見たのだが、思いのほか派手で見応えがあった。都心のど真ん中とあって壮観で、消防法や騒音被害など余計な心配をするほど見事だった。 ただし、ビルの屋上から次々と打ち上がる景色を見て、「9月の花火もこのような場所で見たかったなぁ」という思いが浮かんだ。120周年記念で行なわれた昨年の花火祭りのこと ...
続きを読む »東西南北
議会や最高裁が休みの間もラヴァ・ジャットの疑惑は浮上してきているが、官房長官やサンパウロ市市長、ペトロブラス総裁という、捜査対象になかった人物への疑惑を一気に広めた意味で、レオ・ピニェイロ氏のメッセージは目が離せないものとなった。同氏はかねてからルーラ前大統領のことを「ブラーマ」という愛称で呼ぶほどの友人で、さらにクーニャ下院 ...
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