ホーム | コラム (ページ 382)

コラム

➡【無料朝刊サービス登録】緊急対応の無料PDF版へのリンクに加え、毎日の新しい記事の見出しだけを、本文ページへのリンクをつけてメールで無料配信しています。メールアドレスを書き込み、「申し込み」ボタンを押すだけです。メールチェックのついでに気になる記事をクリック!

東西南北

 22日午後5時から7時にかけて、サンパウロ市で4日連続となる強い雨が降った。それまでの3日間はセントロ以北での被害が顕著だったが、この日は20日、21日にはほとんど降らなかった南部を中心に雨が降り、イピランガのアブラアン・デ・モライス大通りでは川が氾濫し、自動車数台が水浸しになる状況が生まれた。また、東部でもイタケーラ地区など ...

続きを読む »

大耳小耳

 ブラジル日系文学会から先日発行された日語版『にほんじん』。パラナ出身の三世、中里オスカル氏の小説で、伯出版界の最高峰と言われるジャブチ賞を日系人として初受賞。移住先の農園での苦労、二世との確執、勝ち負け問題など、移民特有の問題を淡々とした筆致で描いている。早速手に取った耳子、移民の妻が幻の雪の中を走る場面で、不覚にも涙が。価格 ...

続きを読む »

オーリャ!

 無料動画配信インターネットサイト「ユーチューブ」で番組を制作、再生数に応じた広告収入を得る職業「ユーチューバー」をご存知だろうか。世界各地で同職に就く人が急増中で、中には数億円単位で稼ぐ人もいるから驚き。 ブラジル人に今人気のチャンネルはデカセギとして渡日した日系の男女2人が製作する「日本での私たちの毎日(Japao Noss ...

続きを読む »

東西南北

 21日に起こったサンパウロ市ルス駅のポルトガル語博物館の火災は、市や州を超えるショックと共に、全国的に大きな反響を呼び込んだ。それはやはり、ポルトガル語博物館が展示していた催しの文化的意義の高さもさることながら、ルス駅という、ブラジルの駅の中でも有数の歴史を誇り、文化的にも意義を持つ建造物が損傷を受けたことに対する、市民の悲し ...

続きを読む »

大耳小耳

 モジ・ダス・クルーゼスの浄土真宗本願寺派(清水円了主管)が新寺を建設中だ。篤志家から建設資金と見晴らしの良い土地を寄付され、現在本堂と住居部分はほぼ完成している。来年6月に落成予定で、今は本堂のふすまや壁に極楽浄土の絵を作成中。作者は本願寺派開教使で画家でもある久保光雲さん(46、広島)。女性ならではの筆使いで可愛らしい花や鳥 ...

続きを読む »

サンパウロ市に息づく、英国式スポーツクラブ

SPACラウンジにはクラブの歴史を伝える調度品が

 サンパウロ市南部サントアマーロに、今年のブラジルラグビーMVPに輝いた、日系女性選手を訪ね取材してきた。 取材場所は彼女の所属チーム、サンパウロ・アスレティック・クラブ(SPAC)のラウンジ、1888年創立の由緒あるチームだ。 19世紀末期に英国人が創立したこのクラブはサッカー、ラグビーチームがある。20世紀初頭はサンパウロ州 ...

続きを読む »

「O japonês da Federal」(連邦警察のあのジャポネース)

巨悪を眠らせない〃正義の味方〃のイメージが持たれている一方、どこかボンジーニョ(〃イイ奴〃)な石井ニュートン

 「O japonês da Federal」(連邦警察のあのジャポネース)との言葉を聞いたことがあるだろう。本名は「石井ヒデノリ・ニュートン」、クリチーバ連邦警察におけるラヴァ・ジャット作戦の逮捕・連行部門の責任者だ。彼が逮捕した大物にはルーラの右腕ジョゼ・ジルセウ、〃ルーラの親友〃ブンライ、マルセロ・オデブレヒト(最大手建築 ...

続きを読む »

東西南北

 クリスマスを控えた最後の日曜日となった20日は、どこもかしこもクリスマス一色となったが、それはサンパウロ市も同様だった。セントロの3月25日通りやブラスといった、古くから知られる伝統の商店街は、「プレゼントを買う最後のチャンス」とばかりに買い物客が通りや店内を埋め尽くした。パウリスタ大通りでは、午前10時から午後6時まで、8時 ...

続きを読む »

大耳小耳

 ブラジル日系文学の中田みちよ編集長と古川恵子さんは、ジョルジ・オクバロ氏の書いた『O Sudito: Banzai Massateru(臣民=万歳、正輝)』の日語訳に、来年1年かけて取り組むという。同作はオクバロ氏が裁判所や警察署を訪れ、臣道連盟の一員として逮捕された父親の書類を探し出して書いた力作。翻訳が実現すれば待望の日語 ...

続きを読む »

新財相はどう乗り越えるか?=大型台風の最中に船長交代=〃新しい風〃は吹くのか=サンパウロ市在住  駒形 秀雄

新財務大臣に就任したネルソン・バルボーザ(Foto: Wilson Dias/Agencia Brasil)

 この年も押しつまった18日、突如レヴィ財務大臣の退任が発表されました。そして後任にはレヴィと共にブラジルの経済政策を担って来たバルボーザ経済企画大臣が指名されました。レヴィ財相もバルボーザ企画相も一年前にジウマ〔2次〕政権発足時に就任しその輝かしい経歴、実績などから、この国の景気を良くしてくれるだろうと大きな期待を持たれていた ...

続きを読む »