コラム

  • オーリャ!

     「なぜブラジルの住居には網戸が無いのか」―初めてブラジルを訪れた日本人からよく聞く言葉だ。毎年デング熱によって死亡者が出ているのだから、網戸で蚊の進入を防ぐべき、というのがその理由だ。 確かに網戸が

  • たった1年で財相交代

     「時が来れば分かる」―。ジョアキン・レヴィ財相が財務省での最後の日に表明したのは、1月に決めた経済政策を全うするために尽力してきた事と、これまでに行ってきた事(とそれを妨害された)結果はやがて明らか

  • 東西南北

     サンパウロ州政府は17日、サンパウロ総合大学が開発中のガン治療薬「フォスフォエタノラミナ」の投薬実験を行う準備を整えていると発表した。ダヴィド・ウイップサンパウロ州保健局長によると、実験は異なる種類

  • 大耳小耳

     先週発生した僧侶団の荷物が強盗に襲われた事件。本紙では被害に遭ったのは佛心寺の僧侶2人と報じたが、他に6人が同行していたことが分かった。同行したのは、行き先のパ国寺院住職である島崎允法さんの知人6人

  • オーリャ!

     還暦を迎えた文協の記念式典では、「ボランティア中心なのによくやっているよ」と運営を労う声から、将来を危惧する声もあった。参列者に文協に今後、何を期待するか問うと、「何も変わらないから…」という返答が

  • 二つの団体の還暦に思う

     個人的に思いの深い二つの団体が最近、創立60周年、人間でいうと還暦を迎えた。人生でも色々なことがあるのに、数百、数千、いや数万人が関係してきた団体の歴史は簡単に振り返れるものではない。一つは10月の

  • 東西南北

     「17日0時から48時間、携帯電話のアプリ『ワッツアップ』がブラジル全国で使えなくなる」のニュースは国内の利用者を驚かせた。これはワッツアップ側が、犯罪捜査のために犯罪者が使った履歴を公開するのを拒

  • 大耳小耳

     フランス通信社「AFP通信」が15日付け電子版で、「マドリード発・サンパウロ市着のTAM航空便が爆破予告とみられる脅迫を受けてマドリードに引き返した」と報じた。ブラジルの航空会社を意図的に狙ったかが

  • すべきことはなにか

     海賊版DVDとの関係を完全否定した池田マリオ氏だが、このままでは日本側との関係にしこりが残るのではないか。問題の本質を見失ってはいけない。 映像を見て「皆が喜ぶ」のはいいが、果たして一枚40レはボラ

  • 勝組負組関連負傷・殺人事件一覧表

    勝ち負け抗争では負け組ばかりが犠牲になったと報じるのは正しいのか

     人気漫画家・小林よしのりの『新戦争論1』(2015年1月)で勝ち負け抗争について書いた章を読み、幾つか疑問を感じた。たとえば勝ち組による溝部事件と脇山事件に続いて《暗殺された者は、記録にあるだけでも

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