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コラム

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大耳小耳

 『朝陰』第433号(11月号)が発行された。ちょっと笑える生活風景を詠ったものとしては「極上の肉は最後にシュラスコ会」(西沢てい子)、「運動会八十路の翁が嫁探し」(林久美)など。ブラジル風情を感じるのは「飛ぶサビア道づれにして墓参る」(林田安江)、「抱き合へる恋のインジオに蛇鳴ける」「即席のぜんざいに似てアサイ汁」(大熊星子) ...

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オーリャ!

 来伯して半年のコラム子だが、休日出かける度に思うのが「なぜ日本語の観光地図が無いのか」。日本の観光地では飲食店などにあるが、サンパウロ市ではまだ見たことがない。来年のリオ五輪時には、日本の観光客もけっこう立ち寄るのではないか。 紙でなくて、スマホで使えるような電子版でもいいかもしれない。日系飲食店、書店、ホテル、図書館、病院、 ...

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光はやみの中に輝いている

 クリスマス(ナタル)の飾りが随所で目立ち始めた。11月27日のブラック・フライデーを利用して贈り物を買った人も多いようだが、11月29日からは待降節(アドヴェント)も始まった▼待降節はナタル直前を含む4回前の日曜日に始まり、キリスト誕生の場面を象るクリブを飾り、常緑樹で作った飾りに点すローソクを毎週1本ずつ増やしていく教会が多 ...

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東西南北

 26日に引き続き、27日の伯字紙の政治面のほとんど、経済面の一部をデウシジオ上院議員の話題が独占した。この日の見出しを飾ったのは、デウシジオ氏が連邦警察に対し、極秘会議でセルヴェロー被告の息子ベルナルド氏に父の釈放や国外逃亡の話をしたのは「なぐさめてやろうという人道的な気持ちから出たもの」という、仰天ものの発言だった。また、最 ...

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大耳小耳

 日本語センター創立30周年の式典では基調講演の後、パネルディスカッションも設けられた。同センター元副理事長でジャーナリストの日下野良武さんを司会に、非日系のルイス・ガルデナウさん(パラナ連邦大学准教授)らが参加。アチバイア文協などでの日語教師歴を流暢な日語で紹介し、聴衆から大きな拍手が。教師不足が叫ばれる中、非日系の彼のように ...

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ブラジルで13番目の富豪の転落

〃金融界の寵児〃から容疑者へ。連邦警察に連行されるアンドレ・エステヴェス氏(Foto: Fernando Frazão/Agência Brasil)

 現役上院議員の初逮捕劇の陰で「ブラジルで13番目の金持ち青年実業家」も逮捕されていた。ヴェージャ誌電子版25日付は、46歳にしてフォーブス誌の世界の億万長者リストでも628位に名を連ね、「90億レアルの資産」を持つアンドレ・エステヴェス氏(投資銀行BTG・Pactual経営者)に「終わった億万長者」との見出しを付けた。同誌によ ...

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東西南北

 ラヴァ・ジャット捜査妨害でのデウシジオ上議現行犯逮捕は、ブラジルを震撼とさせ、メディアの反応も非常に大きなものとなっている。26日はフォーリャ紙、エスタード紙共に、各々14ページ近い政治関係の記事のほぼ全てをこの件に関して割くほどの熱の入れようだった。週末はヴェージャ誌をはじめとした週刊誌も続々と発売されるため、週末にかけて引 ...

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大耳小耳

 産経ニュース電子版24日付けによると、先月25日に「秋田県人会創立55周年記念式典」出席のため来伯していた佐竹敬久県知事が日本への帰路、「サンパウロ空港」(グアルーリョスか)で「旅券の顔写真が実物と違う」と別室で約30分間も2次審査を受けていたと報道されている。パスポートの写真は9年前に撮影したものだが、4年前に病気で入院し体 ...

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オーリャ!

 文協が今月、臨時評議員会を開き直接選挙の是非を話し合った。出席者52人の内、賛成したのは5人ばかりで、大多数は現状の間接選挙制を支持した。 その結果を見て「12月に定例評議員会があるのに、臨時で会合を開くほどの案件だったのか?」と疑問に。定款改正委員会の発案だが、彼らも「直接選挙の可能性は低い」と最初から思っていたらしい。 た ...

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「アミーゴには全てを与え、敵には法で接す」という伝統

現行犯逮捕されたデウシジオ・アマラル上院議員(Foto: Jane de Araújo/Agência Senado, 06/10/2015)

 25日のデウシジオ上議逮捕は「現行憲法の施行以来、初めて現職が捕まる」事態であり、首都に激震が走った。連邦議員には「不逮捕特権がある」と言われるが、実は例外条項として「現行犯をのぞく」とある。警察の目前で犯罪行為をするようなお頭では当選しないから、実際「特権」だと思われていた▼ところが今回、最高裁は〃現行犯状態〃との異例の判断 ...

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