サンパウロ市がコロナ対策の一環として、26日からの10日間を連休(平日なし)とすると決めた後、大サンパウロ市圏やサントス海岸部の他の市も、続々と独自の外出自粛規制の対策に乗り出している。ABC地区やジアデマ、マウアー、リベイロン・ピーレス、リオ・グランデ・ダ・セーラでも、サンパウロ市と同じく市の休日を早める形で29日から4月1 ...
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東西南北
サンパウロ州の外出自粛規制が「紫レベル」になって最初の週末だった20日、州内では39の違法なイベントの取り締まりが行われた。これにより、22人が逮捕され、未成年1人が補導された他、指名手配中の犯罪者39人も身柄を拘束された。警察に連行された人はこの日だけで62人に上ったが、警察はその他にも、359カ所で4万3千台の車の検問を行 ...
続きを読む »《記者コラム》目の前にいる見えない青年とインフレの魔物
「外出禁止」で路上生活者はどこに行けば良い? 感染爆発が止まらない日常生活の中で、「外出禁止」という言葉を何度も聞きながら、現実と噛み合わないものをいつも感じる。たとえば、朝の運動として歩いている間や通勤中に何十人もの路上生活者を見るが、常に「外」にいる彼らは、「外出禁止」と言われたとき一体どこへ行ったら良いのだろう、と。 ...
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ブルーノ・コーヴァス・サンパウロ市市長が18日に発表した、26日からの「任意休日を5日前倒ししての10連休」計画に対し、ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事が不満を漏らした。同知事によると、この件はドリア知事や他の市長との相談もなく決められたことであるとした上で、「そんな休みを作ってサンパウロ市民が海岸都市に大量に繰り出したらど ...
続きを読む »特別寄稿=ドラマ「その女、ジルバ」を見終わって=コロナ禍で生きてるだけで儲けもの=聖市在住 村上ことじ
ジルバの生き様に勇気づけられ ドラマを見ながら、本当にドンドン引き付けられて勉強になり、人生の指針がふんだんに有り、主人公のアララが生き生きと美人になって行く様子を見て、人間は楽しい毎日を送り、自分が幸せだと思えると、表情が明るく笑顔が多くなるのだと分かりました。 女も男も、自分の大好きな仕事をして人間関係が良好であれば、素 ...
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連日、死者数や集中治療室の占有率が記録を更新し続けるサンパウロ州。だが、このような状況になっても、規則を守らない人達のニュースは絶え間なく飛び込んでくる。例えば、サンパウロ市セントロのドン・ペドロ2世公園付近では、毎晩のように夜間市場が開かれている。しかも、販売員や顧客はマスクもせず、人混みを作り、社会的な距離も守られていない ...
続きを読む »特別寄稿=心に響く校長のメッセージ=「若き健児よ。日本復興の先兵となれ」=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に因る大津波で、当日予定されていた卒業式が中止になった立教新座高校の渡辺憲司校長(当時)は、高校のホームページ(https://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/20110311.html)にメッセージを記し、卒業生に向けて贈った。 報道によると、そのメッ ...
続きを読む »《記者コラム》ルーラ復活でボルソナロに暗雲
8日に最高裁のエジソン・ファキン判事が下した判断は、今後のブラジルの流れを大きく変えかねないものになりそうだ。ルーラ元大統領のラヴァ・ジャットでの裁判結果無効。これでほぼ絶望視されていた来年の大統領選への出馬資格が蘇ってしまったのだ。
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サンパウロ州でもコロナ禍による医療崩壊が進んでおり、それに伴う悲劇的な家族の話が報道されはじめている。大サンパウロ市圏タボアン・ダ・セーラでは16日朝、救急診療所の前で泣き崩れる32歳の女性の姿が見られた。彼女の母親(63)は10日に診察を受けた時点で人工呼吸器を装着され、集中治療室行きを待っていた。12日には裁判所の入院命令 ...
続きを読む »特別寄稿=孤独問題担当相を設置すべきか?=コロナ禍で増加する麻薬や自殺=パラグァイ在住 坂本邦雄
(註・本稿は在マイアミ市のアンドレス・オッペンハイマー記者の、当地Abc Color紙に3月2日付で載った記事を参考にしたものです) これは笑い事ではない。 日本では、パンデミック・Covid-19禍の派生問題に原因する、市民の絶望危機感、麻薬中毒や自殺率が急増している事態に備えて、政府は此の度、孤独問題担当相を創設した。我 ...
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