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コラム

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大耳小耳

 記者の手元に涙をこらえながら歌う男性の写真がある。両殿下が28日に訪問されたサンタクルス病院。お見送りのコーラス隊の最前列中央で歌った小池庸夫さん(76、広島)は、前々日の午前中、はしごから落ち集中治療室に搬送された。4時間以上意識を失ったが「日本人として殿下の前で歌うのは一生の誉れ」と医者に頼み、翌日には退院。無事に間に合っ ...

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リオ警官の誤射事件に際して

 日伯両国の警察の違いで一番驚くのが威圧感ではなかろうか。「北風と太陽」の寓話にあるように、日本の警察は親しみやすいお巡りさんとして市民の安全に目を光らせるが、こちらでは大きな銃を誇示してしかめ面をしている。 先日、リオ市郊外で、油圧ジャッキを抱えバイクに乗っている2人組を見た警官が、銃を振り回していると勘違いし銃撃、2人とも死 ...

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東西南北

 10月のカンタレイラ水系の30日午前9時現在の降水量は116・5ミリで、月間平均降水量の128ミリより1割ほど少なめだ。今月は高気圧による長期のブロッキング現象もあったため苦戦はしたが、一応、雨季らしく、100ミリは最低限越えたので、「やや残念」といった感じか。予報だと、きょうからの連休から連休明けにかけてのサンパウロ州の天気 ...

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東西南北

 28日、ブラジリアの下院の「緑の間」で、市民団体のメンバー8人が柱に背中を向け、手をつないで輪をつくって座り込むという、ユニークな抗議行動を行った。この団体は、ジウマ大統領罷免を訴える市民団体で、この行為は、エドゥアルド・クーニャ下院議長に対して、下院での大統領罷免請求の審議を始めるよう訴えたものだ。彼らは「訴えが聞き入られる ...

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天国の前味を知った人々

 2000年10月、サンパウロ市パライゾ区の教会で、「平和・平安」を意味するヘブル語の「シャローム」という名のデイサービスが始まった。当初は火曜日だけだったが、需要に応じるために火、木の2回になり、現在まで続いている▼利用者は延べ135人で、平均年齢は90歳。100歳を超える利用者もいる会は、歌やゲーム、工作、昼食とその後の団ら ...

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東西南北

 パラナ州プルデントーポリス市の農園では6日未明に停電が起きた後、小麦畑に円形の謎の形が浮かび上がって話題を呼んでいる。小麦の一部が倒れてできた円形7個と線状の模様は全長70メートル以上にも及び、円は左右対称に描かれている。上空からの写真を見ると、さながら「古代帝国のミステリー・サークル」で、観光客も後を絶たない。不思議な模様の ...

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東西南北

 昨日27日は、ルーラ前大統領の70歳の誕生日だった。だが、そのタイミングで、三男ルイス・クラウジオ氏の企業にゼロテス作戦での捜査の手が伸び、自身の政権時の暫定令(MP)をめぐる連邦政府の関与も疑われる贈収賄劇が浮上した。さらに、その直前には、友人のジョゼ・カルロス・ブンライ氏が、ラヴァ・ジャット作戦での新たな疑惑の人物として注 ...

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大耳小耳

 現在、アメリカラチーナ記念館の図書館でおこなわれている「広島・長崎原爆ポスター展」。湯崎英彦知事と松井一實市長がそろい踏み。県と市の職員に聞いても、「同時に同じ場所に行くことはいまだかつてない」とか。被爆70年の節目に、移民県ゆかりのブラジルで、こうしたイベントに広島が力を入れているのは嬉しい限り。     ◎ 祝賀式典を取材 ...

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サッカーチームは社会の公器

 コリンチャンス戦を観戦に行くと、隣でチームの応援グッズに身を包んだ少年が精一杯の声援を送っていた。父親も「息子は生まれながらのファン」と胸を張る。競技場を後にすると、彼と年の変わらぬ少年達が「ビール3レアルだよ」と声を張り上げていた。 ブラジルの厳しい格差社会を実感させられる光景だった。 応援の少年は白人で、飲み物売りの少年の ...

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東西南北

 今年の全国高等教育試験(Enem)も遅刻、会場間違い、カンニング疑いの退場等、毎年恒例のハプニングが繰り広げられた。サンパウロ市西部バラ・フンダ区の私大Uninoveでは、午後1時の入場締め切り間際に息も絶え絶えで駆け込もうとした女子学生が、付近の男性に半ば投げ入れられるようにして間一髪セーフ。ただし、軽傷を負ったのと息切れで ...

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