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コラム

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イタリア料理店の成功に倣って

パスタは家庭でもすっかりお馴染み

 日本とは地理的に離れていながら絶大な人気を誇る料理といえば、イタリア料理だろう。全国津々浦々に専門店が偏在し、しかも大半が日本人経営だ。飲食店総数41万超に比してその数は約9千と必ずしも多くはないが、家庭料理にまで浸透し、本国からも高い質的評価を受けているというから驚く▼一方ブラジルでも、地理的には最も遠い日本の食が飲食業界で ...

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大耳小耳

 ブラジルに暮らして1カ月半、強く実感したのは時間感覚の違い。大都会サンパウロでも街中に時計がほとんどないし、地下鉄の駆け込み乗車も少ない。ある程度満席になると、皆目の前で発車する電車を悠々と見送り、次を待つ。一方日本では、例え地方の駅でも電車を目がけて走る、走る。まるで時間という目に見えない猛獣に追われているかのようだ。日本の ...

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深刻な差別では無いと思いたいが…

 高速バスの降り際、コラム子の横を「シネース」と言い、通りすぎるブラジル人女性がいた、その後話しかけてくる意図は全く感じられなかったから、からかう目的だったのだろう。 中国人と間違われて気に障ったのではない、悪意を感じたので、懲らしめようと「違うよ日本人だよ」と去り行く背中に呼びかける。「違うよ」と反応されると思わなかったのか、 ...

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日系の新しい時代の波

 何か新しい時代の到来―といった感さえある。100年という時間は、民族に押し寄せる押しては返す波のようだ。若手日系人4人のグループ「エン・ラッソス」(En Lacos=縁・絆)のことだ。今日付け7面トップ記事で詳しく伝えている。是非読んでほしいと思う▼三、四世の日系人が呼びかけ、音楽やダンスで日本移民を顕彰するイベントを29日に ...

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東西南北

 今日のサンパウロ市では、主要な公園にスケートボード(スケボー)の練習場があり、歩行者天国時にスケボーができる通りもあるが、16日付アゴラ紙によると、現在は、50~60歳代のスケーターが若者ばりの格好で練習する姿も珍しくないという。彼らは実は「スケボー第1世代」で、この文化が輸入された際に最初に触れた世代だ。「昔は本当にマイナー ...

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大耳小耳

 外交120周年を記念しNHKワールド・ラジオ日本で27日午前6時15分から、NHK横浜局で「移民節」を歌う松田美緒さんのコンサートの様子が放送される。移民節は初期ブラジル移民の佐々木重夫さんが作詞したもの。「炭坑節」ブラジル版やヴィラ・ロボスの名曲「田舎の列車」など10曲を日ポ両語で披露する。また翌28日の同時刻から、松田さん ...

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樹海

 若き夫、104歳での「戦没」―。16日付朝日新聞電子版の見出しが気になり、読んでみた▼旧満州の日本人学校校長だったが、1946年に家族と生き別れ、戸籍上104歳になる男性に対する戦時死亡宣告の申し立てがあり、今月中に生存情報が寄せられなければ死亡したと見なすと官報に掲載されたという。戦後70年目の宣告手続きは、引き揚げ後も夫の ...

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パステス (Pastéis)

Pastéis

 ブラジルの街には、あちこちで朝市があります。 ブラジルに住んでいた頃、お買い物が終わって帰るときに、必ず立ち寄るところがありました。 それは市場の端にある「パステス屋」さんです。 実はパステスは、1940年頃にサントスの街で日本人によって作られたそうです。 そしてサンパウロに広まり、1950年頃にリオデジャネイロ、1960年頃 ...

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東西南北

 サンパウロ市内では今後、多くの通りで速度制限が50キロ以内に変更される。きょう15日からは北部サンターナのブラス・レメ大通りと南部ヴィラ・マリアーナのセナ・マドゥエイラ通りが対象となる。また週明けの17日からはイジエノーポリスのアンジェーリカ大通りをはじめ、セントロを中心に四つの大通りと一つの通りが対象となる。また、9月には、 ...

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大耳小耳

 22日に行われるピッコロ女声合唱団コンサート、入場無料の代わりに「1キロの保存食」の寄付を呼びかけている。ブラジル食品が入場チケットとは、渡伯してまだ一カ月半のコラム子の目には新鮮に映った。食料は自閉症児療育施設と教会に寄付されるようだ。合唱団が参加者へ美声を与え、参加者が食料を寄付する。歌い手も聞き手も楽しめて、善意が循環し ...

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