ホーム | コラム (ページ 415)

コラム

➡【無料朝刊サービス登録】緊急対応の無料PDF版へのリンクに加え、毎日の新しい記事の見出しだけを、本文ページへのリンクをつけてメールで無料配信しています。メールアドレスを書き込み、「申し込み」ボタンを押すだけです。メールチェックのついでに気になる記事をクリック!

東西南北

 5日にInep(全国教育調査機関)が発表した、14年度の国家高等試験(ENEM)に関するデータによると、サンパウロ市の公立学校168校のうち、半分にあたる84校が州全体の平均点を超えられず、サンパウロ市公立校間の格差が拡大している。公立校のサンパウロ州全体の平均点は506・45、サンパウロ市全体の平均点は520・61で、市の方 ...

続きを読む »

大耳小耳

 日本ジャーナリスト教育センター主催の「ジャーナリスト・キャンプ」が6月に静岡県浜松市で開催された。参加者が「家族」をテーマに現地で取材した内容を記事にするという催しだ。浜松市は自動車産業を中心とした工場が数多く存在し、日系就労者の大集住地として知られている。サイトに公表されている作品(記事)を見ると、やはり彼らに焦点を当てた題 ...

続きを読む »

代用食材で和食普及を

 先月の日本祭りでは日本農水省の和食セミナーが毎回満席の好評だった。個人的にはぜひ、さらに踏み込んだ普及を図ってほしい。 日本には代用品で和食を世界に広める人物がいる。京都の老舗料亭「菊乃井」の村田吉弘主人だ。鰹節や昆布のない欧米で鶏ミンチ、乾燥トマトやキノコで和風だしを再現する。 要は「グルタミン酸など、同じ旨味成分を持つ食材 ...

続きを読む »

男性女性、どちらが優位?

 「うちの旦那と付き合ってくれない?」―そんな奇想天外なオファーを、非日系の知り合いから頂いたことがある。コラム子は既婚なので丁重にお断りしたが、「『妾になれ』とは失礼な」と内心憤慨しつつ、強烈なカルチャーショックを受けた▼その男性と筆者は友人で、彼女とは面識がある程度。彼らは夫婦関係を保ちつつも不倫は自由であり、嫉妬心とは縁が ...

続きを読む »

東西南北

 探知するレーダーの数が3倍となったことで、サンパウロ市での交通違反の摘発数が上昇しているという。サンパウロ市交通技術公社(CET)が発表したデータによると、15年1月から5月にかけてのサンパウロ市での交通違反数は前年比約15%、数にして約68万3千件の摘発増が見られた。中でも、バス専用道への侵入違反で61・7%、駐車違反で40 ...

続きを読む »

大耳小耳

 9月20日に60周年を盛大に行う予定のコチア青年連絡協議会。会報7月号を見ると、コチア市の公園で火事や盗難の災難に見舞われていた慰霊碑やコチア産組の恩人の胸像を移転する先として、国士舘スポーツセンターと15年間の無償賃貸契約を結び、移設することになったとか。天国の産組創立者・下元健吉も、これで安心か。記念誌に掲載する原稿の呼び ...

続きを読む »

オーリャ!

 8月に入り、休暇を実家で過ごしていた大学生たちがサンパウロに戻り、オーリャ子の下宿先の県人会館も数週間ぶりに賑やかになった。 マリンガやクリチーバなど、サンパウロ市から遠く離れた故郷で家族とゆっくり過ごしたとか。聞けば休暇では毎回帰省するそうで、顔色を見れば幸せ具合が良く分かる。 オーリャ子の学生生活を思い返すと、実家には4年 ...

続きを読む »

静岡県人会は先駆者に敬意を表さないのか?

中前隆博在サンパウロ総領事、白石一資ノロエステ連合課長、梶原義教西本願寺総長ら錚々たる出席者の中、なぜか平野運平の出身地、静岡県人会の代表だけいない…

 上塚周平は「移民の父」、渡辺トミ・マルガリーダは「コロニアの聖母」と言われるように、平野運平は「祖人」と形容される。その人にしか使われない特別な説明語が着く人物は、移民史上ごく少ない。本当に敬愛される人物にだけ許された特権だ▼「祖人」を辞書で探しても出てこない、コロニア独自の言葉使いだ。「祖」は「開祖・教祖」という言葉に使われ ...

続きを読む »

東西南北

 3日、サンパウロ州南東部アヴァレー市のスーパーマーケット「ピニェイロン」で爆破が起き、8人が負傷する事故が起きた。爆発は同スーパー内のパダリア部分で起こり、その衝撃で、棚や台が崩れ落ち、窓ガラスが散乱した。事故が起こったときはまだ店内に人も多く、5人がガラスなどの飛び散った破片で負傷し、3人が火傷を負った。いずれも救急病院で手 ...

続きを読む »

親友のお姉さんを悼んで

 先週、ブラジル人の親友の姉が急死した。コラム子より年下の30代前半で急性心筋梗塞。なんの前触れもなく突然だった。 家族ぐるみで親しくしていたから、葬儀に駆けつけた際、彼女のご両親、旦那さん、まだ小さい娘さん、弟である親友が号泣する姿に涙をこらえ切れなかった。 この国では事件や事故で亡くなる人の数は多い。彼女の場合も、発作が起き ...

続きを読む »